『Libra:リブラ』は、『既得権益』の壁を打ち破れるか??

今日のテーマは、『Libra:リブラは、既得権益の壁を打ち破れるか??』です。

 

 

数ヶ月前、

 

 

その構想が世に発表された際、注目を集めた『Libra:リブラ』も、

最近では、マスメディアによる報道もめっきり消滅し切っていました。

 

 

そんな中、

 

 

先日(10月14日)には、日本では台風被害に隠れて報道されませんでしたが、

『Libra(リブラ)協会』の設立総会なるものが開催され、加盟企業・団体が参加していました。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、

 

 

話題に挙げる『Libra(リブラ)』は、『最盛期』の勢いは無くなったにせよ、今尚、

世界最大のSNS提供者である『Facebook社』が、運用を試みる『仮想通貨』です。

 

 

主に、

 

 

『送金』『支払い』を目的とした仮想通貨(プロジェクト)ですが、

同社が既に保有する国際ネットワークを活用すれば、発行後、爆発的な普及が見込まれます。

 

 

事実、

 

 

『Facebook:Messenger』『WhatsApp』利用者を対象者として見込んでおり、

同サービスの利用者が、全世界合計で『約27億人』存在することを考慮していくと、

一躍、『国際決済システム』のトップ・グループに躍り出ることになります。

 

 

現在、

 

 

世界の経済循環で取引される『通貨』の約6割が『米ドル』と言われますが、

単純計算、世界人口を『70億人』とした時、その利用者は『42億人』程。

 

 

*上記データは『決済ベース』なので、厳密に言えば、

 通貨の『利用者数』とはイコールでは有りませんが。

 

 

このことから考えても、

 

 

現実に、『Libra(リブラ)』が本格稼働される事となれば、

『世界経済』全体に与える影響力も、決して『無視』できない存在となります。

 

 

また、

 

 

『Libra(リブラ)』は、既に存在する『仮想通貨』と異なるポイントも有り、

『米ドル』『ユーロ』『日本円』『英国ポンド』等、法定通貨に裏付けされた、

『安定した価値』を保有するよう定義されると言われています。

 

 

構想当初においては、

 

 

Facebook社主導で、『大手決済企業:27社』とパートナーシップを結び、

『Libra協会』なるスイスの非営利団体が、Libraの最終設計とシステム設置、

ネットワーク・準備金の管理及び監督を担当するとも話し合われていました。

 

 

上記を考慮していくと、

 

 

『ボラティリティ(変動幅)』が極端に大きく、チープなニュースで賑わし続ける、

『現存の仮想通貨(ビットコイン等)』とは一線画した存在になる可能性を秘める。

 

 

『Libra:リブラ』には、そのような期待が込められていました。

 

 

私自身、『既得権益(現存紙幣)』への対抗馬筆頭として、注目して見て来ました。

 

 

しかし、

 

 

『インパクト(影響力)が大きい』事と『既得権益からの攻撃』は相関しており、

『Libra:リブラ』も、そのポテンシャルの高さから、各国当局は審査に慎重でした。

 

 

事実、

 

 

構想当初は参画企業として名を連ねていた世界的企業も、その後離脱が続き、

先日の協会設立総会は、『21』の企業・団体の参加により開催されています。

 

 

ここ3ヶ月程の間で、『6社(団体)』が離脱した事になります。

 

 

具体的な離脱団体を見ていくと、

 

 

米・電子決済大手の『ペイパル(PayPal)』や旅行大手の『ブッキング・ホールディングス』、

世界的クレジットカード大手の『ビザ(VISA)』『マスターカード(master)』等が含まれます。

 

 

上記だけ見ていても、世界の『金融業』を牛耳る企業だと分かりますよね。

 

 

大手各社が離脱した理由としては、

 

 

『Libra:リブラ』が本格稼働した際、その『流動性』の高さから、

『マネーロンダリング(資金洗浄)』に活用される懸念が払拭出来ないから。

 

 

かつて、

 

 

保有する資産の『秘匿性』を最重要ポイントとしていた金融センターも、

現在では、『犯罪絡み』の資金にタッチすることを、最も嫌っています。

 

 

そのような時代の流れの中、

 

 

上記のような『懸念事項』が払拭できない現状を考えると、

参画企業・団体が減少してしまう事は、『自然』なことのように思えます。

 

 

ただ、

 

 

私自身、上記『懸念事項』は、表向きの『建前』だと考えていて、

実際は、『Libra:リブラ』本格稼働によるインパクト(影響力)が想定より大きく、

現在、世界の金融決済を牛耳る『企業・団体』が、運用に恐れを成したと予想します。

 

 

いつの時代も、

 

 

『潮流』が変化して、新しい風が吹き込むタイミングでは、

『既得権益』を保有する者からの『アゲインスト(逆風)』が吹くことは必須です。

 

 

それ自体は、変えられないもの。

 

 

そういった事もきちんと理解して、

 

 

『時代』『世界』に革新をもたらす発明・技術にも注視し続けながら、

『既得権益(既存貨幣)』とバランスを取り、『資産形成』を進めることが大切です。

 

 

『人間』が運用する社会は、決して『理屈』だけでは動きませんから。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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