『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
昨日のblogでは『思いやり予算』なるものを挙げました。
片や、国民に負担を強いる『消費増税』している裏で、
それと同規模の予算はあまりにも簡単に決まってしまっていると。
『歳入』『歳出』に関わらず、
本来、政治家の先生方に求められるのは、
長期視点で『国民の利益』を見て行動できる力です。
『自分自身』ではもちろん無く、
『自分たちの世代』でもないかも知れない。
『自分達の子供・孫の世代が』という想いが大切です。
これ、『本来』の話です。
実際の社会には、残念ながらそんな立派な人間はいません。
これは、今の政治家の方々を批判している訳ではありません。
僕は、『人間』はそこまで立派なものではないと考える。
どんなに立派に思われている人でも、世間のイメージとバランス取る為に、
ちゃんと『人間としてダメな部分』もありますよ(^_^)
もちろん、『井上耕太』自身もちゃんとあります(笑)
すべての人が、政治家とか大きな権力を手にしたらダメになります。
で、今日の本題です。
先日、『観光ビジョン構想会議』なるもので、
安倍首相が訪日観光客を増やすための促進策を発表しました。
その中で数値目標も示されたのですが、
『2020年には訪日観光客4000万人、経済効果8兆円を!』
『2030年には6000万人、経済効果15兆円を目指す!』とのこと。
2015年に関しては、訪日観光客は過去最高の1974万人を記録。
その経済効果は3.5兆円に上りました。爆買い言うててもこのレベルですね。
『アベノミクス』発動3年間で、観光客数は倍増しました。
この事実から考えると、この数値目標は荒唐無稽ではなさそうです。
でもね、という話(笑)
安倍首相が現在目指しているのは、
『日本のGDP、年間600兆円社会』の実現です。
『GDP600兆円』を達成したらどうなるのか?
その目標値の合理性は何なのかは不明ですが、
おそらく過去最高であり、かつ達成可能性がある『切りの良い』だからです。
そのための1つの骨子として、
『訪日観光客増加』とその人達が生み出す『経済効果』に期待する、と。
具体的には、ビザ等を現在よりも開放し、
観光客に長期滞在できる仕組みも作っていく。
そうすることで、滞在中の国内消費を増加させるようです。
これ、『対症療法』ちゃうんすか??(笑)
大前提から話をしますが、そもそも『国内総生産GDP』は、
経済の成熟度が等しい地域においては、『人口規模』に比例します。
日本は、純粋な『国民』としての人口減少が、
少なくともこれから100年以上続くことが決定している国です。
常識的に考えて、『GDP』は増加しない。
それを改善させる為には、
『人口問題』に真正面から取り組んでいく必要があります。
『アベノミクス発動から3年で観光客が倍増!』と言っても、
それは正直、外部要因によるところも大きい。
経済発展した中国の国民の一部に、
やっと豊かさが行き渡り始め、日本に来るようになっただけです。
決して、『アベノミクス』が何か具体的な働きかけをした訳じゃない(笑)
だから、この一時の好況に気を良くして、
国の財源確保の『一翼』にしている場合じゃない。
本質は、『移民』受け入れです。
もちろん、単一民族島国『ジパング』からしたら、
各方面で相当な反発が予想されます。
僕自身、『日本人限定』マンションに住んでて、
こんな無責任な話をしています(笑)
でも、日本の経済を本当に考えるなら、
日本本土に『定住』する人の数を増やしていくしかない。
対症療法として『訪日観光客を増やす!』ではなく、
それももちろん大切やけど、そもそもの『人口を増やす!』と。
先進国でありながら人口が増加し続ける米国がそうであるように。
移民国家として成立しているフランスがそうであるように。
このblogを読んでくれて、
皆さんがより広い視点で物事を見抜けるようにお役立て頂けたら幸いです(^_^)★
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