今日のテーマは、『覇権を持つ国で奏でられた仮想通貨狂想曲』です。
SNSで繋がっている方々は情報発信させて頂きましたが、
昨日まで、クライアントの方々と香港に渡航していました。
現地の気温は、最高気温で27℃前後。
最低気温でも20℃を下回ることは無い。
日本で言えば『9月中旬』くらいの気温で、とても過ごしやすいです。
加えて、
今回の渡航では、天候に恵まれ、傘をさす機会もなく、
お陰様で、『夜景』等の観光は全て完璧な状態で堪能できました。
参加された女性陣が、いつも以上に『食』に熱心で(笑)、
現地では、全ての食事のクオリティーも高かったように思います。
昨夜、無事、関西国際空港に帰還し、
今朝は『ライフワーク朝活』があったので、余韻なく『普段の生活』に戻ってきました。
今日から、また日本でしっかり活動していきます。
さて、早速本題に入ります。
今日のテーマは、先週香港渡航前に決めていたのですが、
予想せずして、とても『タイムリー』な話題になりました。
と言っても、
1年前ならまだしも、今ではもう、
ほとんどの人が『マーク』していないかも知れませんね。
タイトルに書かれているので、勿体ぶりませんが、
『仮想通貨』について、日本で起きている『怪奇現象』についてです。
『仮想通貨売りに終わり見えず、ビットコインは4000ドル接近』
今朝の記事では、ブルームバーグでもこのように取り上げられています。
先週まで『6000米ドル』前後で暫くの期間安定していた価格も、
香港渡航していた今週に入り、一気に下落し『4000米ドル』を射程圏内に。
『ビットコイン、価格』などでWeb検索したら価格推移がわかりますが、
ここ数日間の間に、断崖絶壁のような『二段階下落』を記録しています。
『投機目的』で保有していた方々は勿論、
個人で『採掘(マイニング)事業』に勤しんでいた方々も、厳しい現実ですね。
それでも、
『レバレッジ』をかけなければ『マイナス』を被る事はありませんので、
『含み損』を多分に抱えながらも、耐え忍んでいれば乗り切れるかも知れません。
一般的には『塩漬け』と言うのですが(笑)、
『俺は、仮想通貨の将来に懸けた!』と言い切り、
『10年間』保有し続けたら、『利益確定』できる可能性もあります。
ただ、
そこで得られる『リターン』が、
『10年間』という時間に相応しいかは、疑問が残りますが、、、、。
それで、
世界の『スタンダード』と比較して、
『仮想通貨』を取り巻く環境においても、やはり『日本』は独特な状態にある事がわかります。
『そもそも』の情報整理ですが、
現在、世界で主に流通している『通貨(貨幣)』は、
発行主である各国政府が『価値』を認める、『信用創造』において成立しています。
全通貨共通に、
『物質』としてのそれ自体には何の価値も無く、
せいぜい、あるとして『製造』の際にかかるであろう『コスト』だけです。
少し前の情報かも知れませんが、
日本円で言うと、『1万円札』を製造するコストは『約22円』ですね。
これを超えて、
『1万円分の価値がある!』と思うのは、私たちの行動幻想で、
その『幻想』が覚めた時、あの『紙切れ』は、一瞬にして『価値』を失います。
実際に、
それは発展途上国の経済が悪化している国々で起こっていて、
『インフレ』『デノミ』のセット政策で、国民生活がズタボロの国などゴマンとあります。
幸いな事に、
私たちが生活する『日本』は、ここ数十年間『貨幣価値』が安定した事で、
(若干の変動はあったにせよ)『経済的有事』を経験せずに済んできました。
途上国、特に、経済が安定しない国々では、
『通貨価値』の変動幅(ボラティリティ)は大きく、
それは『国民生活』にダイレクトに影響しますから、
全ての国民が、センシティブに神経を張り続けています。
例えば、
上記のような国々では、『既存通貨』の信用性が低いので、
その代替を、新興勢力の『仮想通貨』に委ねようと言う動きもわかります。
あらゆる物事に通じますが、
『既得権益』『覇権を持つ者』に対する対抗策は、
歴史を紐解いても、『革命』『クーデター』のようなものしかありません。
そこには『リスク』を伴うものの、
可能性的には劣勢ながらも、成功すれば、大きな『リターン』に繋がる。
元々、『失うもの』がほぼ無い状態なのですから、
指をくわえて待っているより、自らアクション起こした方が良いと言うわけです。
要は、これらは『捨て身の戦略』なのです。
『仮想通貨』においても、この理論は成立していて、
世界的に『熱狂』したのは、『覇権』も持つ国家の人々では無く、
自国通貨の『信用』が低く、『捨て身の戦略』に整合性が感じられる国の方々だったのです。
ただ、1つの国を除いて、、、、。
前述の通り、『信用創造』がぐらつき始めた現代、
『貨幣』において、真の意味での『安定』『覇権』は世界中どこにも存在しません。
しかし、
それでも、世界の基軸通貨である『米ドル』に加えて、
『ユーロ』『英国ポンド』『日本円』『人民元』は、
世界全体から見て『覇権』を握る通貨として良いと考えます。
こう考えると、
『日本』は、『一発逆転思考』で勇猛果敢(?)に市場に入る必要性は低く、
どちらかと言えば、『負けない戦略(勝者の戦略)』で市場に入れば良かった。
具体的には、
『仮想通貨』市場に入るのであれば、保有資産全体の『5%未満』に留め、
興味が無いなら、『決済手段』として確立してからの保有で間に合いました。
(*決して、仮想通貨取引を勧めるものではありません。)
しかし、
『金融リテラシー』の最貧国である『日本』は、
いとも簡単に『メディア』に踊らされ、世界の先陣を切って『熱狂』したのです。
『仮想通貨』の取引高がピークに達した昨年末から今年年初にかけて、
世界全体の『取引高』の約半分が『日本』だったと言うから驚愕です。
この事実を知れば、その『狂気』ぶりが分かりますよね。
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代表 井上耕太