今日のテーマは、『あなたは、最高の宿題に対してどう回答しますか??』です。
あっという間に、『4月』も終わりを告げようとしています。
直近2ヶ月程は、
世界中を『新型コロナ・ウイルス』の情報が席巻し、
『時間経過』の自覚ないまま、一瞬で過ぎ去ってしまった感がありますね。
例年であれば、
『ゴールデン・ウィーク』の大型連休を目前に控えて、
世間全体として、『浮き足立った雰囲気』が蔓延しているシーズンです。
しかし、
今年ばかりは、連休中も『外出自粛』傾向が続くでしょうから、
ただただ、『時間』を持て余すという方々も、多いのではないでしょうか。
日本に限らず、
世界中で、『新型ウイルス』に関する情報が錯綜し、
『善』『悪』の判断も、急激に変化する毎日を、私たちは過ごしています。
例えば、
基本的に、欧州各国では、これまで『マスク着用者』は、
『ウイルス感染者』を意味する為に、敬遠されましたが、
今では、『マスク着用』が義務化される国まで出て来ています。
私自身、
冬の時期、常に『マスク』着用する方に対して、良く感じておらず、
話をする時など、『マスクを取れ!』と内心感じる事もありました。
しかし、
『新型ウイルス』が蔓延する現在、街中で『マスク未着用』であったり、
その状況で会話する方々に対して、反対に『嫌悪感』を抱くようになっています。
これまでと、解釈がまったく『逆』ですね。
特に、
今回の『新型ウイルス』の場合、『飛沫感染』が叫ばれていますから、
面と向かって、口を全開で会話している方々など、理解に苦しみます。
つい2ヶ月前とは、全く『意見・解釈』が変わっている訳で、
つくづく、『人』というのは、勝手な生き物だと痛感します。
また、
現時点、世界の大勢を占める『ロック・ダウン肯定派』ですが、
これも、日に日に『意見・解釈』が変化しているのが実情です。
例えば、
高福祉国家として知られる北欧・スウェーデンでは、意外にも日本同様、
ロック・ダウンしない『緩めの規制』により、感染対策を進めているのだとか。
その対策故、
同国内感染者は『1万3000人超』、死者数も『1500人』に上りますが、
『完全ロック・ダウン』をしてしまったら、そもそも、経済が立ち行かないと。
また、
『倫理観』という意味で、勿論、『賛否両論』存在しているものの、
『活動自粛規制』を厳格化せず、『集団免疫』を獲得する戦略こそ、
最終的には、全体としての『リスク』が最も抑えられるという説も。
もしも、
この論の『肯定派』が、世界的に優勢となってくれば、
これまでは『善』とされた『ロック・ダウン戦略』が、
途端に、『対局の評価(悪)』へと覆ってしまいます。
『コロナ危機』以前からも、
『物事の解釈・評価』は、流動的である事が『世の常』でしたが、
ここまで『善・悪判断』が急速に変化する局面も、なかなか無い。
正直、
何が『正しい』のか、一概に評価することは難しいですが、
大量の情報を得て、自らの目で見て、物事を判断していこうと考えます。
『前置き』が長くなりました。
『本題』に入ります。
後1週間後には『5月』に突入してしまいますが、
実際に、各種助成金等の給付もスタートするとの事で、強く関心を引かれています。
最もわかりやすいのは、
日本国民(*正確には、居住者)に対する、一律『現金10万円』給付ですよね。
先日も、話題にしました。
前回『金融危機時(一律1万2千円給付)』の記憶があまり無い私としては、
自身の『自覚』として初となるこの試みを、興味を持って、注目しています。
これ、『お金のセンス』が問われると思うんですよね(笑)
要は、
給付を受けた、その『現金10万円』を、どのように使うかで、
受け取った方々の『経済的センス』が、丸分かりになるからです。
先程、
『使う』という言葉を用いましたが、個人的に、
最も『センス無し』と判断するのは、この給付を『貯め込む』人ですね。
つまり、使わない(笑)
『夢』『希望』という言葉が、消え失せつつある現代日本では、
『センス無し』人間が、大多数を占めてしまうかも知れません。
これは、
言葉を変えるのであれば、『自分自身の為だけに使う』という行動です。
それでも、
この『10万円』を生活費に充当しなければならない程、
苦境に立たされている方々にとっては、仕方ないかも知れませんが。
『一律10万円給付』については、実行前の現時点から、
様々な意見が飛び交い、既に、物議も醸されてますよね。
その中で、
『富裕層・高所得者は、現金給付を受けるな!』的な論も有りますが、
これ、まったくもって『見当違い』な意見だと、個人的に感じてます。
と言うのも、
『富裕層・高所得者』の人間は、仰る通り『10万円』なんて要りませんが、
だからこそ、給付されたお金を『他者』に対して、使うことが出来るんです。
『医療従者者支援に回そうぜ!』
『慈善団体に寄付しようぜ!』
『共感する人間で、基金でも作ろうよ!』
『地元の活性化の為、全額、地元で支出する!』
既に、『素敵すぎる意見』が、沢山出て来てると思うんですよね。
どこぞの自治体長が、
議員の『現金給付』を徴収・活用するという極論的意見も有りますが、
個々人に『権利』が与えられている以上、それは『美学』に反します。
私自身、
未だ、自身の『子供』を持つという経験をしていませんが、
いつか生まれたら、必ず提案したい『夏休みの宿題』が有ります。
その子に『1万円』を渡して、次のように言うのです。
『この1万円を、想像できる中で最大限、有効活用をしてごらんよ。』
『期間は、夏休みが終わるまで。』
この1問を与えるだけで、子供の『お金のセンス』は格段に上がります。
個人的な感覚ですが、小学生に対する『1万円』は、結構な大金です。
きっと、『無限大』ほどにも感じてしまうであろう金額を、
『最大限有効活用』するには、どのように扱ったら良いか。
勿論、
単純に『使う(消費する)』のも1つの選択肢です。
ただ、
『株式投資(資産運用)』をスタートする子供も、ゼロとは限りません。
また、
『人を喜ばせること』に全額投入する子供も、居るかも知れない。
更には、
元手の『1万円』を事業準備金として活用し、世界に情報発信する事で、
『莫大な寄附金』を集めることに成功する子も、出て来る可能性がある。
圧倒的に、『センス』如何で、最終結果が変わります。
ところで、
私たち『大人』は、珍しく『日本政府』から提出される、
『最高の宿題』に対して、どのように回答しますか??
『金持ちは、受け取るな!』なんて、馬鹿なこと言う暇があるのなら、
自分自身の『最高の回答』に対して、頭を捻っては如何でしょう??
私自身、未だ、『ファイナル・アンサー』を決め兼ねています。
『停滞ムード』ばかりが漂う、現在の日本(世界全体)ですが、
『思考回路』をフル回転して、『経済』を回していきましょう!
尚、
今月(4月)度(*今後の事態の進展によっては、来月5月度も)開催予定の、
『資産形成セミナー』は、大阪・神戸とも『ZOOM個別受講』に切り替えます。
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通常は、
『1人(講師:井上耕太)対複数人(参加者の皆さん)』での開催ですが、
原則として、ZOOM対応は『1対1』の個別受講でご対応させて頂きます。
そうする事で、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、是非有効活用して頂けたら幸いです。
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*受講希望日程・時間帯を、3候補挙げて頂けたら幸いです。
(平日、土日祝日に関わらず、挙げて頂いて結構です。)
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最後になりますが、
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う、事態の早期収束・終息と、
ご覧頂いている皆様のご健康を、心より、お祈り申し上げます。
井上耕太事務所
代表 井上耕太