今日のテーマは、『世界のマネーは、果たして、どこに向かうのか??』です。
久しぶりに、『お金』に関する話をしようと思います。
本当に、『僅かな期間』で、世界が変わってしまいましたね。
2020年に入り、
昨年(2019年)末、中国・武漢で『新型ウイルス』発生の第一報が流れた際、
一部の専門家、感覚の鋭い人を除いて、完全に『対岸の火事』と感じましたよね。
それから、
暫くの期間、メディアでも連日報じられ続けたこの話題ですが、
『トイレットペーパー買占め騒動』が全国的に起こったことも、
今となっては、まだまだ可愛い騒ぎだったように感じます。
その後、
震源地・中国を離れて、『新型ウイルス』が世界的に伝播する形となり、
特に、米国、欧州では猛威を奮い、多くの死者を出す事態に陥りました。
日本でも、
芸能人・プロアスリート等の著名人が、続々と感染を公表し、
彼ら・彼女らに対して、一方的に親近感を持っていた私達も、
一気に、新型感染が『身近なもの』に感じられ始めました。
特に、
日本が誇る、世界的コメディアン・志村けんさんの訃報は、
日本社会全体の空気を、一気に『ピリッ!』と緊張感あるものにしましたね。
その後、
追悼の特別番組も、数多く組まれたと聞いていますが、
それらの関心度(視聴率)の高さが、志村さんの『人徳』を反映していると感じます。
私自身、
現在、『外出自粛』を徹底し、『接触8〜9割減』を実行中ですが、
活動拠点とする『大阪』の街の雰囲気も、大きく変わってしまいました。
それでも、
『完全外出自粛』は不可能なので、『密』を避けたジョギングは継続中ですが、
関西在住となり18年目、ここまで『人』の少ない大阪は、初めて経験します。
約12年前、
世界金融が、突如『心肺停止』となった金融危機もありましたが、
まさか、『新型ウイルス』で、ここまで世界経済が麻痺するとは、
これまで、想像すらしていませんでした。
『経済』は『人』あってこそ。
『基本中の基本』とも言えるそのことを、痛感させられますね。
以前から、
繰り返しご紹介していますが、ここまで『世界経済』が麻痺したら、
この地球上に、『影響を受けない人』というものは、存在しません。
先日、
『緊急事態宣言』が発令された、該当する大都市圏では、
『経済保障』の問題等は、まだまだ山積しているものの、
業種を明確に指定して、『休業要請』が為される事態に発展しています。
しかし、
『未指定』の業種が、影響を受けないかと言えば、そうではなく、
社会全体の『お金』の流れが、ここまでストップしてしまったら、
間違いなく、それらの業種も影響を受けることになるでしょう。
実際、
個人的にも、最近、少しだけ困りはじめたことは、
『感染リスク』が高過ぎる為、美容院に行くことが出来なくなったこと。
1つの『事実』として、冷静に受け入れて欲しいのですが、
日々、『不特定多数』の人と接触を余儀なくされる職業の方々は、
特に、大都市圏では『ウイルス:キャリア』である可能性が、相当に高い。
実際に、
某・著名経済評論家の講演中でも、
日常生活で、上記の条件(不特定多数との接触)を満たす方々が、
『ウイルス:キャリア』である可能性の高さが示されていました。
流石に、
バリカンを持ち出し、学生時代以来の丸坊主になる訳にもいきませんが、
仮に、美容院を訪れるとしても、必要最小限の滞在時間に限定しますね。
これまで、
カットだけでなく、カラーやパーマ、ヘッド・スパもしていましたが、
現状、そのような選択は『感染リスク増大』以外何者でも有りません。
恐らく、
私と同様に考える方々も、社会には相当数いらっしゃると思うので、
そうなると、理・美容院での『支出』も、社会全体で抑制されます。
その他、
あらゆる場面・業界において、『経済循環』が減速・抑制されており、
このままの状態が続けば、『資本主義経済』の更なるクラッシュも考えられます。
実際に、
昨日(4月14日)、IMF(国際通貨基金)から発表された、
2020年:世界経済成長率は、前年比『▲3%』に落ち込むという予測です。
人によっては、
『前年比:▲3%減少』というフレーズを聞いて、
『あれ、想像していた数字より、大した事ないな』と感じるかも知れません。
しかし、
大前提として、『インフレ』をベースに推移する現代社会において、
『前年比:▲3%』の経済減速は、『大ブレーキ』と呼べるもので、
事実、『世界恐慌』以来の景気後退と言われています。
それ(世界恐慌)が起こったのが、1930年代初頭です。
『第二次世界大戦』が行われるよりも、更に『昔』、
私たちは、『歴史的イベント』に肩を並べるインパクトを、今、体験しています。
通常、
このような『大転換期』に直面した際、起業家・投資家という立場の人間は、
『潮流』が変化した『マネー』が、どこに向かっているのかを、想像します。
しかし、
ここまで、世界全体の『経済活動』が急停止してしまったら、
『大局観』として、『マネー』が向かっている先など、見当たらないですよね。
勿論、
『活動制限』により、人々の『生活スタイル』の変化から来る、
『限局された分野』への流入はあるでしょうが、全体から見れば『僅か』です。
むしろ、
世界では、この『現存貨幣経済』が、一時的にストップしている裏で、
『新たな価値観』への大転換が行われている、という説すらあります。
理解されている方もいらっしゃる通り、
一般的に、『価値がある』と認識されている『現存貨幣経済』も、
世の中全体の『信用創造』の上に、全ての取引が成立しています。
極論、
もし仮に、世界人口70億人が一斉に、
『基軸通貨:米国ドル』の『完全無視』を決定してしまえば、
その瞬間から『お金持ち=文無し』の逆回転がスタートする。
このような事が、
本当に起こってしまったら『大問題』になるのは必至ですが、
『世界経済』が、一時的にストップしてしまっている現状は、
その『契機』としては、最善と考えられるのかも知れません。
勿論、
『健康』に優先されるものはないので、『感染対策』が第一ですが、
こちらも日々変動する、『経済動向』にも、引き続き注目することが必要です。
尚、
今月(4月)度(*今後の事態の進展によっては、来月5月度も)開催予定の、
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最後になりますが、
『新型コロナ・ウイルス』感染拡大に伴う事態の早期収束と、
皆様のご健康を、切に、お祈り申し上げておりますm(_ _)m
井上耕太事務所
代表 井上耕太