【ゼロ金利】という世界に【洗脳】されてしまった日本人の皆さんへ。

今日のテーマは、『ゼロ金利という世界に洗脳されてしまった日本人の皆さんへ』です。

 

 

先日、某ネットバンク掲載広告に、驚愕してしまいました。

 

 

当然の話ですが、私自身、国内金融機関口座も保有します。

 

 

事業用として活用するのは、所謂メガバンク金融機関口座。

 

 

その他に、

 

 

インターネット・バンキングの利用法がシンプルな、

新興勢力的ポジションのネット・バンクも使います。

 

 

元来、

 

 

金融機関に『手数料』を極力支払いたくない性格もあり、

サブ利用のその口座にも、そこそこ預け入れしています。

 

 

そうしたら、『定期預金』のオファーが届くんですよね(笑)

 

 

この辺りは、国内も、海外も似たようなものです。

 

 

海外口座の場合は、そこそこの金額を預け入れている際、

届くオファーが『投資口座で運用しないか??』ですが。

 

 

話を戻すと、

 

 

某ネットバンクからの『定期預金』オファーを見てみました。

 

 

ざっくりと条件を列挙するので、皆さんも考えてください。

 

 

——————————————————–

ルール①:最短預け入れ期間は『1年間』で、中途解約は不可能。

 

ルール②:その後は1年更新制で、最長『15年間』預入れ可能。

 

ルール③:金利は、年率0.120%(税引き前)で条件固定。

*源泉分離課税20.315%(国税15.315%、地方税5%)を考慮すると、実質金利は0.095%。

 

ルール④:最低預け入れ金額は10万円から。元本保障。

 

*備 考:100万円預け入れの場合、年間利息は950円。だから、元本保障された上で、15年間総額『1万4,250円』の利息受け取りが可能です!!

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以上です。

 

 

皆さん、どのように感じられているでしょうか??

 

 

2021年現在、

 

 

一般的に、市中に店舗を構えている金融機関では、

普通預金口座の金利は、『年率0.001%』程度。

 

 

因みに、

 

 

更に、ここから『税金』は源泉徴収されますので、

実質的な受取金利は『年率0.0007685%』。

 

 

、、、、『実質0%』とご認識ください(笑)

 

 

確かに、

 

 

ここを『基準点』として考えると、前述した定期預金は、

実に、普通預金金利の『120倍超』となる高リターン。

 

 

恐らく、

 

 

この提案に対して『めちゃお得だ!』と感じる日本人は多く、

それ故、某ネット・バンクも自信満々にオファーして来ます。

 

 

いかがですか??

 

 

あなたなら、このオファーを快く受け入れるでしょうか??

 

 

結論から言うと、私見では『話にならない』です(笑)

 

 

以前、

 

 

何度か、資産形成(投資)における重要ポイントとして、

資金流動性(自らの意思で動かせるか?)を挙げました。

 

 

当然、

 

 

『資金流動性』を完全に確保したたまま資産運用が可能で、

更に、投資リターンも高ければ、投資家として申し分ない。

 

 

しかし、

 

 

世の中に、そのような『上手い話』がない事もお伝え済みで、

投資家は、リスク(不確実性)と引換えにリターンを得ます。

 

 

つまり、

 

 

資産形成(投資)を実行する際、資金流動性にリスクを負うなら、

投資家は、その不確実性の対価として見合ったリターンを得ます。

 

 

勿論、

 

 

私自身、資金流動性にリスクを負って投資を実行していますし、

極論言えば、資金流動性にリスクのない投資などあり得ません。

 

 

あとは、

 

 

皆さんが『投資家』の立場で考えることは、リスクの対価として、

得られる『投資リターン』が適切なレベルなのか、という事です。

 

 

話を戻すと、

 

 

前述した『定期預金』がオファーしてきた『リターン』は、

投資元本『100万円』に対して、年間僅か『950円』。

 

 

更に、

 

 

トータルで考えると、『100万円』は15年間流動性を失い、

対価として『1万4,250円』をプラスで受け取ると言います。

 

 

こんな『ゴミ』のような数字、15年間のインフレで負けますね。

 

 

1つだけ、判断する際の『基準値』をお示しさせて頂きます。

 

 

仮に、

 

 

あなたが、虎の子の『100万円』を運用しようと考えた時、

私であれば、一括投入ではなくドルコスト活用を提案します。

 

 

厳密に割り切れませんが、

 

 

某定期預金に揃えて『15年間』かけての投入する場合、

月額投入金額は、『約5500円』ほどに落ち着きます。

 

 

これなら、預金残高は一気に『ゼロ』にはならないので、

心理的なハードルも低く、取り組むことが可能ですよね。

 

 

そして、

 

 

『15年間』かけて、コツコツ積立継続していった結果、

原資100万円に対して『140万円』が返礼されます。

 

 

だいたい、『年率4%運用』でこんなもんでしょうか。

 

 

個人的には、

 

 

『15年間』も運用期間(時間)が確保できるのであれば、

最低バーとしても『2倍』のリターンは得たいものですが。

 

 

さて、ここで、皆さんに質問します。

 

 

同じ『100万円』という原資を『15年間』運用した結果、

受け取る利息として、あなたは、どちらを選択しますか??

 

 

『1万4250円』でしょうか??

 

 

それとも『40万円』でしょうか??

 

 

もしも、前者を選ぶ人間がいたとしたら、

義務教育の『算数』からやり直しですね。

 

 

上記数字は、決して、荒唐無稽な運用利息ではなく、

世界基準から考える、最低限の適切なリターンです。

 

 

この数字感覚こそが、『世界標準』です。

 

 

恐らく、

 

 

某ネット・バンクの『定期預金』オファーを海外の方が見たら、

ネガティブな方向性という意味で、驚愕されて終わるでしょう。

 

 

【ゼロ金利】という世界に【洗脳】されてしまった日本人の皆さんへ。

 

 

適度なところで、目を覚まされることをお勧めさせて頂きます。

 

 

定期開催する『資産形成セミナー』は、2021年以降についても、

『リアル(大阪)/ オンライン(Zoom)』を並行して開催します。

 

 

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『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、

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*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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