あなたは、【青い鳥症候群】に陥っていませんか??

今日のテーマは、『あなたは、【青い鳥症候群】に陥っていませんか??』です。

 

 

昔から、『青い鳥を探す』という表現がありますね。

 

 

正式には、『幸せの青い鳥』らしいですね。

 

 

この表現の由来は、ベルギーの劇作家である、

モーリス・メーテルリンクの童話劇『青い鳥』。

 

 

チルチル、ミチル兄妹が、『幸福』の象徴とされた、

『青い鳥』を求めて、冒険を繰り広げるというもの。

 

 

しかし、

 

 

結局は、探し求めていた『青い鳥』は、他でもなく、

最も身近な『鳥籠』の中に存在していたというもの。

 

 

シンプルに要約しましたが、『真理』は伝わりますね。

 

 

この話自体、

 

 

1908年、今から100年以上前に発表されたものですが、

2021年を迎えた現代でも、その教訓は、十分通用します。

 

 

いや、

 

 

むしろ、1908年以前の世界でも通用している話であり、

有史以来、人類が持つ性質を、端的に表している表現です。

 

 

もちろん、自分自身にも当てはまると考えます。

 

 

『情報』が溢れる昨今、特定の分野に限った話ではなく、

自らが得ようと思えば、それこそ無尽蔵に求められます。

 

 

それどころか、

 

 

日々、新たに生み出される『情報』も膨大にあるため、

全てを得ようとすることは、現実的に『不可能』です。

 

 

そして、

 

 

『情報』を得ようとしている、奮闘している最中は、

最も重要なはずの『行動』を起こすことが出来ない。

 

 

結果、

 

 

『知識』や『情報』は、どんどん脳内に集積されていきますが、

『現実世界』は、まったく変化しないという現象が起こります。

 

 

どこか、思い当たる節がある方も、いらっしゃるでしょう。

 

 

この真理は、『資産形成(投資)』の分野にも当てはまります。

 

 

正確な統計は分かりませんが、

 

 

恐らく、人類の多くが興味の対象とする『お金』は、

地球上に存在する『情報』を総量で測った場合でも、

相応の『ウェイト』を占めてくると予想されます。

 

 

そうなれば、

 

 

『全て』どころか、『大部分』も網羅することは不可能で、

地球上に存在する『全金融商品』を理解などは出来ません。

 

 

私自身、

 

 

『プロフェッショナル』として情報提供するだけでなく、

当然、自分自身も『資産形成(投資)』に取り組みます。

 

 

しかし、

 

 

自らが投資している対象が、『世界No. 1か??』と問われれば、

『そうかもしれないし、そうでないかも知れない』と回答します。

 

 

勿論、

 

 

世間一般でアクセス可能な対象とは、レベルが異なりますが、

『世界No. 1か??』という質問には確証を持っていません。

 

 

何故なら、

 

 

前述の通り、『すべて』の情報を知り得ている訳ではないので、

『回答のしようがない』というのが、本音であり事実なのです。

 

 

学生時代、

 

 

と言っても、今から20年以上も前の記憶ですが、その当時、

NASA(アメリカ航空羽宇宙局)が、把握・認識する領域は、

全宇宙空間の『約3%』と占めると言われていました。

 

 

『約3%』というのは、割合的には小さな数字ですが、

その『中身』が表している領域は『莫大なもの』です。

 

 

実際、小学生だった私は『3%も把握している』事に驚き、

宇宙空間に想いを巡らせて、ワクワクした記憶があります。

 

 

*この『約3%』という数字が、2021年現在、

 どのように増減しているかは、正直、不明です。

 

 

*米国(NASA)の技術革新が早ければ増加しているし、

 宇宙の膨張速度が早ければ、割合は低下するはずです。

 

 

話を戻すと、

 

 

当時、NASAが把握していた『約3%』相当の宇宙空間ですが、

当然、この領域内での『最大』の恒星・銀河は存在しています。

 

 

『地球』規模で生きる私には、明確なイメージは持てませんが、

それでも、言葉通り『天文学的規模』の大きさになるでしょう。

 

 

ただ、

 

 

私たちの想像を遥かに超えた、巨大な恒星・銀河も、

『宇宙空間でNo. 1か??』と問われれば不明です。

 

 

繰り返しますが、

 

 

当時のNASAは、全宇宙空間の『約3%』しか(?)把握しておらず、

裏を返せば、残り『97%』を掌握していない為、回答不能なのです。

 

 

それでも、

 

 

現代世界の『叡智』を結集させた、世界No. 1機関ですから、

その掌握している『情報』も、相当なものだと思いますが。

 

 

この流れで、

 

 

『資産形成(投資)』の話に戻すのは、些か『手前味噌』になりますが、

『全て』でないにせよ、私自身、プロとして相応の『情報』は持ちます。

 

 

その中で、

 

 

自らが『ベスト』と考えるものに対して、資金拠出していますし、

自らの『経験・体験』を前提に、顧客の方々にも情報提供します。

 

 

仮に、

 

 

もしも、私自身、未だに『世界No. 1』を探し求めていたら、

恐らく、今のような経済状態には、なれなかったと思います。

 

 

きっと、何も変わってないですね。

 

 

何故なら、『決断』と『行動』をしていないから。

 

 

『知識』と『情報』は、増えていくかも知れませんが、

『結果』が伴わなければ、これほどダサいことは無い。

 

 

しかし、

 

 

現実世界には、実事する確証すらない『青い鳥』を求めて、

『幸福(正解)探し』をしている方々が、多く存在します。

 

 

それでは、何も変わらないよ。

 

 

そのスタンスでは、『今世』は愚か、『来世』でも無理ですね。

 

 

あなたは、『青い鳥探し』をし続けていませんか??

 

 

その選択は、『決断』と『行動』を先延ばしではないですか??

 

 

もしも、あなたが真剣に、人生を『変化』させたいのであれば、

目の前に現れた『青い鳥』を、さっと捕まえることが大切です。

 

 

人類共通であり、永遠のテーマですので、しっかりと考えてみてください。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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