『ハロウィン』同様、経済も『米国』の影響を受ける★

今日のテーマは、『ハロウィン同様、経済も米国の影響を受ける』です(^_^)★

 

 

昨日は『2017年10月31日』でした。

 

 

街中に出られた方はお分かりでしょうが、

日本全国が『お祭り騒ぎ』になっていましたね。

 

 

私も、偶然、大阪はミナミの街に出ていたのですが、

仮装した多くの人で大混雑の中、歩くのが本当に大変でした。

 

 

『ハロウィン(ハロウィーン?)』

 

 

これ、いつからある風習なのでしょうか??(笑)

 

 

少なくとも、現在33歳の私が子供の頃は、

まだまだ認知されていない、日本では存在していなかった風習です。

 

 

子供の頃、米国に留学中の日本人が、

ハロウィン期間中に米国人宅を訪れ、

強盗と間違われて射殺されるという痛ましいニュースがあったのを覚えています。

 

 

私自身は、その時初めてこのイベントの存在を知りました。

 

 

最近読んだある記事の中には、

 

 

2000年を過ぎた頃から、

幼稚園・保育園の年代のお子さんを抱えるご家庭で流行り出し、

某有名テーマパークの参戦で、一気に火がついたと書かれていました。

 

 

加えて、

 

 

バブル期に高騰した『クリスマス消費』が少しずつ衰退し、

それが『ハロウィン消費』にシフトしていったのだとか。

 

 

確かに、

 

 

昨今の日本ではクリスマスを『シングル』で過ごすことも完全に『市民権』を得て、

昔のように『恋人と』『高級レストランで』『高価なプレゼントと共に』といった、

『画一的な価値観』はほとんど通用しなくなりましたよね。

 

 

こういう状況を考えると、

私が読んだ記事は、やけに信憑性があり、納得させられます。

 

 

更に加えると、

 

 

都市部に流れ込んだ、

本来はその土地が地元ではない若者たち(私もそうですが。)には、

日本土着的な『祭り』ではなく、もっと『軽い』ノリが求められるのだとか。

 

 

その時代の変化をタイミング良く満たしたのが、

最近、全国的に流行している『ハロウィン』らしいのです。

 

 

米国の『お祭り』を、

自身は収穫も何もしていないのに、いとも簡単に受け容れてしまう。

 

 

日本人特有の、

よく言えば『柔軟性』、反対に言えば『思慮浅さ』が現れた出来事だと思います(^_^)

 

 

ここまで超絶に長い『前置き』をしてきましたが、

ここからの本題は一気に『真面目な話』になります(笑)

 

 

『ハロウィン』は米国のお祭りだということは周知の事実ですが、

それと同様、日本が米国の影響をモロに受けるものがあります。

 

 

それが、『経済』。

 

 

『米国がくしゃみをすれば、日本が風邪引く。』

 

 

この言葉を、一度は耳にしたことがある方も多いですよね(^_^)

 

 

そういう状況があるので、

私たちは日本の政治・経済状況同様、米国のそれにも注意を払う必要があります。

 

 

それで、

 

 

現在、来年以降の景気動向を大きく左右する、

1つのイベントが米国で迫っているのをご存知ですか??

 

 

そうです。

 

 

『次期FRB(連邦準備銀行)議長選出』に向けての動きです。

 

 

現職のイエレンさんの任期満了が2018年2月に迫り、

その後継者選出を、トランプ大統領が検討している最中です。

 

 

おそらく、来週中には決定する。

 

 

イエレン現議長の続投も可能性としては残っていますが、

次期候補者は、概ね次の2人に絞られたと言われています。

 

 

ジェローム・パウエル現FRB理事

ジョン・テイラー スタンフォード大学教授

 

 

約1ヶ月前までは、

パウエル氏の対抗馬は『ケビン・ウォーシュ元FRB理事』とされていて、

タカ派のウォーシュ氏選出の可能性が高まった際、米国債金利は高騰しました。

 

 

FRB議長に誰が就任するかにより、

米国経済の方向性はガラッと変化し、それは日本にも影響を及ぼします。

 

 

現在はパウエル氏の選出が有力視されていますが、

彼はイエレン現議長の低金利政策を支持し、その職に就けば方向継続が確実視されます。

 

 

世界的な超低金利時代が続き、

閉塞感が否めない昨今、株式市場にも少し変化が見られてきました。

 

 

決算成績が良い会社の株価はそれほど上昇しないにも関わらず、

市場予想を下回る企業の株は、一気に『売り』を浴びるというものです。

 

 

世界的に高騰感が充満している株式市場において、

『順当な成長』は既に株価に織り込み済みで、

『下方修正』は期待の裏切りということでしょうか。

 

 

高校野球に明け暮れていた学生時代、

『政治経済』の授業は専ら体力回復(睡眠)の時間でしたが、

社会人になっては、最も大切なテーマだと痛感しています。

 

 

『経済』を考える上で、『政治』は避けて通れない。

 

 

そして、

 

 

日本で生活する私たちにとっては、

米国のそれも、注視すべき対象だと考えます。

 

 

『ハロウィン』の大騒ぎとは全く正反対で、

少し頭を使う必要がありますが、皆さん、しっかり向き合って行きましょう!

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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