今日のテーマは、『奴隷の人生を選択しているのは、自分自身』です。
公式ブログでもマイ・ストーリーを書き続けてきましたが、
私は20代を『会社員』として過ごし、『30歳』を機に独立しました。
ただ、
一般的な『独立・起業する方々』と違って、
きちんと準備を重ね、『経済的基盤』も整えた上でのスタートです。
『鳥人間コンテスト』って、ありますよね??
あれを見ていると気付くと思うんですが、
全体の8割、9割の団体が、『飛ぶ』というより、ほぼ『垂直落下』で終わってしまいます。
この『鳥人間コンテスト』と『独立・起業』というのは、
個人的に、とても似ている部分があると感じているんです。
確かに、
『鳥人間コンテスト』においても、
スタート地点に立つのは全体の少数派で、それだけでも『勇気ある行動』だと思います。
ただ、
きちんと『準備』を整えてスタートするから『挑戦』になる訳で、
その『準備』を怠ったまま飛び出すのは『無謀な行動』に他なりません。
『清水の舞台から飛び降りる』という言葉がありますが、
これは、現実の世界でやってしまったら、普通に死んでしまいます。
著名人や成功者の方々を中心に、
『大好きなことをやって生きよう!』と提唱されている方々がいらっしゃいますよね??
私自身、かつてはこの意見に賛同で、周りの方々にも鼓舞していました。
しかし、
自分自身が実際に『独立・起業』を経験して感じたことは、
『これは、誰にでも出来る事ではない』という事です。
なので、
今は『大好きなことをやって生きよう!』と提唱するのは辞め、
本当に『熱意』『センス』ある人に限定して、独立・起業を勧めるようにしています。
話が逸れたので、元に戻します。
20代の7年半という期間『会社員』を経験して、
もちろん、自身の人生の『礎』になったことも多々ありますが、
『自由』『行動』の制限を感じる場面も多々ありました。
具体的に例を挙げると、
私が就職した製薬業界の営業職は、
大半の企業で『全国勤務可能』が働かせてもらう為の条件です。
北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々ある医療機関の全てに、
各企業の営業担当者が、必ず紐付けされています。
つまり、秘境と呼べる地域の施設も、誰かが担当しなければいけない。
対して、
大手企業になる程、就職希望者は首都圏・関西圏が中心ですから、
その『秘境』の地域は、大半の社員にとって縁も所縁も、思い入れも全くない土地な訳です。
当然のごとく『異動・転勤』は会社が考えることですから、
被雇用者の『会社員』サイドで、コントロール出来る訳がありません。
この状況で『会社員』として働くことを選択する事で、
『居住地』『タイミング』『人脈』という選択権を放棄している事になるのです。
また、
普段の『行動』も、大きく『制限』を受ける事になります。
私が『会社員』時代に最も苦痛だったのは、
月1回の『研修』と、月2回の『会議』で終日拘束されてしまう事。
これは、
『会社員』として働く以上『踏み絵』のような位置付けで、
(*事実、この日の有給取得も困難な状況でした。)
『月3日』という時間を、無条件に捨ててしまわなければいけません。
私の同僚や先輩方(もはや違和感すら感じていない)は、
この事に対して、それほど『苦痛』を感じていなかったように思います。
しかし、
『月3日』と言えど、年間で『36日』という期間、
10年間累計で『360日:約1年間』の時間(人生)を放棄することは、
私にとっては耐え難い『苦痛』でした。
『40年間』続く会社員生活全体で考えると、
累計で『4年間』もの『時間:人生』を捨てなければいけない計算になります。
(*実際は、前後の制約も含めて、ほぼ40年間を捨てることになります。)
『自分』の人生にも関わらず、
『自分以外の誰か』に、自身の『行動』を制限・決定されてしまっている。
この公式ブログ読者の皆さんも、自身の生活を振り返ってみて、
『違和感』『苦痛』を感じてきてくれていますか??
まず、この『健全な感覚』を取り戻して頂くことが大切です。
『自分以外の誰か(他人)』に行動を制限されてしまう人生、
これは、紛れもなく『奴隷の人生』と言って良いと思います。
『奴隷』という言葉を聞いて、
『ポジティブ』な印象を持たれる方は、そういらっしゃらないですよね??
一般的には、
『奴隷の人生』というものを、
率先して選択する人などいないと、ほとんどの人が考えると思います。
でも、
実際は、その環境に慣れてしまうと、
人は簡単に『奴隷の人生』を強く望むようになるんです。
例えば、次のような言葉を聞いたことはありませんか??
親・親族が強く進言したから、その人と結婚した。
(あるいは、その人と結婚しなかった。)
配偶者・周囲の人から強く止められたので、独立・起業を諦めた。
(あるいは、他人に言われて独立・開業した。)
会社・上司から命じられたので、その仕事・役職を甘んじて受け入れた。
(あるいは、その仕事・役職に挑戦しなかった。)
友人・知人たちから批判を受けたので、自身の『夢』への挑戦を諦めた。
(あるいは、自身の意に沿わない道に進んだ。)
などなど。
おそらく、一般社会にはこれらの言葉が溢れていて、
こういった考え方をしている人は、全体の大半を占めるのかも知れません。
そして、
こういった方々は『大きな考え違い』をしていて、
『私は周囲の期待に応えてきた、良い子』と思っているのかも知れない。
しかし、
少しだけ厳しいけれど、率直な意見を言わせて頂くと、
彼ら・彼女らは、自分で『決断』して進むことの『責任』から逃げ、
他者にその『責任』を転嫁してきた『卑怯者』だと思うんです。
自ら『決断』して『行動』すると、
否が応でも、何かしらの『結果』が出てくるのは当然です。
『良い結果』が生まれることもあれば、
もちろん、『悪い結果』が生じてしまうことも、人生にはありますよね。
ただ、
その『行動』の理由を『他者の意思』に転嫁してしまうと、
どんな『結果』だ出てこようとも、自身は『責任』を取らなくて良くなる訳です。
『良い結果』が生まれた時は、喜び、自分の『権利』を主張し、
『悪い結果』が生まれた時は、他者を批判して、ぶうぶう言っていれば良い。
『奴隷の人生』を送ることは、慣れ切ってしまった人間からしたら、
『挑戦の人生』『自由な人生(自己責任の人生)』を生きるよりも、楽になるのです。
支配するサイドは『生かさず』『殺さず』与えるので、
その中で生活している分には、過度に『リスク』を取ることもありません。
ちょうど、『水槽の中の金魚』『檻の中のライオン』といった所でしょうか??
ここまで記事を読んできていただいて、
後は、読者の方々が、自身で何を感じてくださるかです。
『自分は、奴隷の人生のままでいいや。』と思うのか、
『ほんまや、やばい!奴隷の人生を脱出したい!』と考えるのかです。
前者は、『変化』を恐れて何も行動せず、今まで通りの生活を続け、
後者は、勇気を持って『変化』し、『自由』に向けて活動を始めます。
両者は、相入れない『異なる世界』で生活しています。
私自身は、後者の方々とこれからも『時間』『行動』を共有し、
『挑戦』を繰り返すことで『変化』し、人生をより豊かにしていきたいと思います。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太