『肌感覚』で感じていた、『統計調査』と『リアル』のズレ。

今日のテーマは、『肌感覚で感じていた、統計調査とリアルのズレ』です。

 

 

以前、

 

 

と言っても『半月』ほど前でしょうか、公式ブログにおいて、

『大切なニュースは、いつも深夜に流れて来る』旨の記事を書きました。

 

 

それから、

 

 

自分自身でもさらに意識するようになった為か、

それまで以上に、この時間帯に『大切なニュース』が目に付き始めました。

 

 

昨夜も、

 

 

私たちが就寝するまさにその時間帯に、

『日本経済』の現時点の立ち位置、目測を揺るがすようなニュースが出て来ました。

 

 

今朝の新聞各紙も取り上げていた為、

ご覧になった方々もいらっしゃるかも知れませんね。

 

 

『統計所得、過大に上昇。統計手法が変更し、補正調整されず。』

 

 

タイトルが表している通りですが、

 

 

今年に入り、政府が調査を進める『所得関連統計』の作成手法が見直され、

統計上の国民取得の『所得』が高めに出ていることがわかったのです。

 

 

今回、話題に上がっているのは、

 

 

最も代表的な『賃金関連統計』として知られる『毎月勤労統計調査』。

厚生労働省が、全国約33,000の事業所からデータを得てまとめています。

 

 

これまで、

 

 

統計調査に活用されてきた『事業所群』の中から、

『約半数の事業所』が(秘密裏に)入れ替えられ、

これまでの統計調査の数字と比較されていたのです。

 

 

この統計調査は、

 

 

調査対象となる『事業所群』に選ばれた個々の企業を比較するのではなく、

『事業所群』として算出された『所得』を、過去のデータと比較されます。

 

 

よって、

 

 

(*故意かどうかは分かりませんが。)

今年(2018年)年初に所得が高い企業を『事業所群』に入れれば、

単純に嵩上げされて、昨年同期比のパーセンテージも上昇するのです。

 

 

それを受けてか、受けずか知りませんが、

 

 

今年に入ってから『現金給与総額』の前年比増加率は、

各月、軒並み、数年来の『高水準』を維持しながら推移。

 

 

具体的な数字を見てみると、

1月1.2%、2月1.0%、3月2.0%、4月0.6%、5月2.1%、6月3.3%を記録。

 

 

いずれの月も2017年平均の0.4%を大きく上回り、

3月は約14年ぶりに『2%台』を回復、6月も約20年ぶりの高い伸び率を記録します。

 

 

総裁選を控えてか(笑)、『日本経済』も破竹の勢いで成長しているんですね。

 

 

『が、しかし』という話です。

 

 

皆さん、普段、働かれて『労働収入』を得られていて、

その『破竹に勢い』を、ご自身の『給与所得』に感じられているでしょうか??

 

 

もし、このデータが実体を正しく表しているのであれば、

 

 

『生活水準が急に良くなる』レベルではないにせよ、

恐らく、『実感』を伴った給与所得の増加はありそうです。

 

 

私自身、

 

 

誰かに『雇用』して頂いている訳ではないので、

『給与所得』は得ておらず、『経験則』としては正確なことは言えません。

 

 

しかし、

 

 

日本第二の大都市圏『大阪』で日々活動しており、

街の変化、人の行動を見ていて、『肌感覚』でそこまでの経済の伸びは感じない。

 

 

また、

 

 

普段、クライアントさんに対して開催する『お金のセッション』では、

相手の方の『懐事情』を明らかにして受講して頂いてますから、

それを見ていても、良い方向への『大きな変化』は感じていませんでした。

 

 

にも関わらず、

 

 

今回、話題になっている『賃金関連統計』に限らず、

日本国の『経済指標』は、ここ数年、軒並み改善傾向を(顕著に)示していますよね。

 

 

確かに、

 

 

私が社会人をスタートした2008年当時、

『サブプライム・ショック』が起こった直後から比較したら、

『お金の流れ』『街の雰囲気』も格段に良くなりました。

 

 

しかし、

 

 

それはあくまで、以前の状況を『回復』下に過ぎず、

『古き良き時代』と比較して、『成長』している訳では無いと思うのです。

 

 

話を元に戻すと、

 

 

実際に、今年初めの『対象事業所群』の入れ替えの時期において、

入れ替えと『ならなかった』半数強の『事業所群』のみで集計すると、

『前年同月比』のデータは、軒並み例年の基準まで落ち込みます。

 

 

1月0.3%、2月0.9%、3月1.2%、4月0.4%、5月0.3%、6月1.3%、

これは、政府発表のデータと比較しても、大きく『ズレ』が生じていますよね。

 

 

以前の公式ブログで、

 

 

『資産形成』『金融』の分野に限らず、世の中のあらゆる分野で、

『正しい情報』は、最終的に『人』を介在して運ばれてくる旨の話をしました。

 

 

だからこそ、

 

 

『有力な人物』に出会った際に、相手にされるよう、

自分自身の、人間的な『質』を高めておかなければいけない、と。

 

 

この言葉は、

 

 

決して間違って伝わって欲しくはないのですが、

『人が話すこと』を、頭から信用するようにお伝えしている訳ではありません。

 

 

事実はその反対で、

 

 

なかなか『信用できる人』に出会わない社会だからこそ、

その人に出会った時、見抜く為の『眼力』を身に付けておこうというものです。

 

 

それと同様に、

 

 

『ネット』という媒体はもちろんのこと、

『メディア(主にテレビ、新聞)』『政府発表の統計』も鵜呑みにせず、

自分自身の『肌感覚』でジャッジする『リアル力』も大切になってきます。

 

 

皆さん、『リアル力』、身に付けていますか??

 

 

『情報』は簡単に書き換えられ、操作されるので、

人間本来の備わった、この『大切な能力』も、日々、磨き続けていきましょう。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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