今日のテーマは、『これからの日本で、会社員は有利な職業か??』です。
早いもので、『1月』も後半戦に突入していますね。
ついこの前、
『2020年』がスタートしたと感じていましたが、
一瞬のうちに、『12分の1』が過ぎ去ろうとしています。
皆さん、今年の目標の進捗はいかがでしょうか??
個人的に、
今年(2020年)は、独立・起業した当初の気持ちに戻って、
もう一度、『仕事』に打ち込む年にしようと、決意しています。
その想いの通り、
年始から、目いっぱい『仕事』を詰め込み続けて来ましたが、
張り詰め過ぎないよう、バランス取りながら進めていこうと思います。
自身の記憶は薄れつつありますが、
新年スタートして、1月も終盤に差し掛かると、
来春『新卒入社』を迎える学生さんの、『就職活動』も本格シーズンを迎えますね。
最近、
大学3回生、まさに『就職活動』を控える学生さん達とお会いして、
その事に関して、情報交換させていただく場面が、何度か有りました。
しかし、
将来、考えている『キャリア・プラン』を聞いたところ、
『大企業に就職して、勤め上げる』という時代錯誤の思考回路を、
未だに学生さん達が持っていることに、唖然としてしまいました。
ある学生から、
『これから流行る』という意味での『業界トレンド』を質問されましたが、
全く無意味な質問であり、『それは誰にも予測できない』と回答しました。
この学生は、
自身が『被雇用者(会社員)』をまっとうしようとする『40年間』、
ずっと栄えている『業界・企業』が存在すると、本気で考えているのです。
潮流変化の早い『令和』の時代に、『昭和』を引きずった思考回路ですね。
自身の『就活時代』を振り返ってみても分かりますが、
当時の『安泰業界(金融機関)』は、現在では、『リストラ筆頭業界』です。
私自身、
『就職活動』をしていたのは、ほんの(?)15年ほど前ですが、
まさか、これほど短期間にここまでの『変化』が起こるとは、
その時点では、『全く』と言って良い程考えてもいませんでした。
同様に、
先ほどの学生さんの質問に回答させて頂くと、15年後の『最盛産業』は、
現時点では、『生まれていない』可能性すら、大いにあると考えるのです。
最近、興味深い報道も出て来ていて、
少し前、成人式を迎えた一般的な『20代』の方々が、
どのような『経済事情』を持っているか、調査したデータが流れて来ました。
この調査、
『金融広報中央委員会』が作成したものであることから、
ある程度、『信憑性』はあるものだと感じています。
それによると、
20代全体の『税引後・年間手取り収入』については、
『平均値:230万円』『中央値:200万円』という数字になっています。
率直な感想、少ないですよね。
『税引後・手取り収入』という事で、『可処分所得』と同等と考えますが、
大体、月平均して『20万円』に達しない数字が、『日本の実情』です。
先日、
海外諸国と比較して、日本の『不動産コスト』が低いという報道を見ましたが、
それでも、この数字(平均収入)は、生活に余裕をもたらす数字では有りません。
この年代(20代)の平均貯蓄割合は『16%』となっており、
年換算『約36万円』と、毎月『3万円』ペースで貯蓄する人がいる一方、
金融資産非保有世帯は『46%超』に上り、『格差』も確実に存在します。
また、
この『貧困状態』は、『20代』という限定を外しても大きく変わらず、
某有名転職サービス会社の調査では、2019年『正社員平均年収』は、
『408万円』という数字になる事が発表されています。
『平均年収400万円』そこそこ、、、、。
それこそ、この数字は『直近30年間』ほど、ずっと聞き続けていますよね。
当然の話、
実質的な『インフレ率』まで考慮に入れたら、『30年前』と比較して、
その『数字(年収)』が持つ効力も、かなり弱まっているのが事実です。
都道府県別のデータでは、
全国第一位が『東京都:438万円』という数字になっていますが、
正直、生活コストの高い東京で、この平均年収は『奴隷生活』を意味します。
私自身は、絶対に『選択しない生き方』ですね。
『会社員』という職業の『平均年収』が、変わり映えなく長期間低迷する一方で、
その職業を取り巻く『環境』は、この期間に、大きく様変わりしてしまいました。
最も象徴的なのが、『終身雇用崩壊』ですよね。
日本経団連・中西会長も、オフィシャルの場でそれ(終身雇用崩壊)を認めていますし、
トヨタ自動車・豊田章男社長は『企業サイドに、インセンティブがない』と一蹴しています。
要は、
『高コスト』な割に、『生産性』が対価ほど高くはない人材を、
企業サイドが『終身雇用』で抱える事は、『メリット』が無いという事です。
また、
先日の『公式ブログ』でも同一労働・同一賃金の話を取り上げましたが、
『定期昇給』という神話も、現代日本においては、無くなってますよね。
その上で、
『東京商工リサーチ』の公表では、2019年の上場企業『早期退職募集数』は、
『1万人』の大台を突破して、前年比で『3倍超』の数字に跳ね上がっています。
『上場企業』に限定して、この数字です。
より雇用情勢の不安定な『中小企業』まで含めると、
日本全国で、相当数の『雇用』が昨年だけで切られていますよね。
この事まで考慮すると、
『会社員』という職業は、直近の『安定(安低?)収入』は確保されるものの、
中長期的には、『リスク』『ベネフィット』が釣り合っていないと考えます。
そして、
この傾向は、今後の日本社会で、次第に強まっていく傾向にある。
個人的に、
『被雇用者(会社員)』に固執した生き方は、
今後の人生において、多大なる『リスク』が伴うと感じています。
一朝一夕にはいきませんが、
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井上耕太事務所
代表 井上耕太