今日のテーマは、『最近のタピオカ・ブームに学ぶ、資産形成の極意とは』です。
驚かれるかも知れませんが、
昨今、SNS上でも大流行を見せている『タピオカ』について、
今回の『ブーム』が始まってから、私は一度も口にしていません(笑)
要は、全く『タピ活』をしていないことになります。
こう言うと、あたかも『天邪鬼』なように聞こえてしまいます。
それとも、
女性ほど執念を見せていない『男性』であれば、案外、普通なんですかね??
ただ、
人生において、一度も『タピオカ』を口にした事がない訳ではなく、
『ブーム』になる以前から存在していたものですから、
コンビニ・スイーツ等で入っている際は、好んで購入していました。
そもそも、
『平成』も中盤以降生まれの女子高生は知らないかも知れませんが、
『タピオカ』なんて、僕たちが生まれてからの間だけで、
一体、何回、流行っているのかすら分からないほど流行ってる(笑)
正直、
皆さん、『流行』『新しい』と思って購入されているのかも知れませんが、
『一周回って』という枕詞が付くか、むしろ、『古い』ですよね(笑)
確かに、
今回の『タピオカ・ブーム』については、SNSの発展も手伝ってか、
これまでのブームと比較して、一段も、二段も『勢い』を感じます。
また、
その『継続期間』についても、予想を超えて長期に続いていて、
未だに、街中には行列が出来、SNS上でもアップする方々が多いですよね。
当初、
全く並ばなくて購入できた『タピオカ・ミルクティー』のお店も、
SNSを通じてバズったのか、一瞬にして、行列店へと変化した事も目の当たりにしました。
最近では、
『生タピオカ』なる言葉も生まれているようで、
『元々、タピオカは生やろ!』と思う訳ですが(笑)、
『何でも有り』の収集のつかない事態に陥っています。
特に、
大都市圏にお住いの方々は実感持って聞いて頂けると思いますが、
恐らく、『ブーム』も最終盤に入ったと思われる『現在』でさえ、
未だに『新規出店』しようとする、命知らずの挑戦者(?)がいますよね(笑)
詳しい事は知りませんが、
『設備投資』として、大したコストは掛からないと考えられるものの、
その『短期視点』『一発屋感』は、理解に苦しんでしまうものがあります。
一般的には、そちらの方が『ウケる』んですかね??
私としては、その『ブーム』に乗ってしまうような方々とは、
『人生』全体として、相容れないステージで生きているように感じています。
ここまで『分かりやすい』事も珍しいですが、
わざわざ、公式ブログで改まって述べるまでもなく、
現時点において、日本国内で『タピオカ』は、明らかに『供給過剰』に陥っています。
私自身、
まさか、『井上耕太事務所:公式ブログ』において、
『タピオカ』の供給量について、言及する日が来ると想像していませんでした(笑)
当然の話ですが、
南米原産のキャッサバから抽出される『デンプン』を、
私たちは、『米』のように『主食』にはしていません。
また、
それには『必須アミノ酸』が入っている訳ではなく、
長期的に、恒常的に、私たちが消費していく要素は見当たりません。
ですので、
今回の『ブーム』が終焉を迎えた暁には、その『需要』は恐ろしく減少し、
現在を『100』と基準とする場合、『1』程度にまで落ち込む事になる。
そうすると、
現在、街中で石ころを投げれば当たるほど存在している『タピオカ店』は、
一瞬のうちに、その姿を消し去ってしまう事になりますよね、、、、。
確かに、
『ブーム』早々に参入して、『売り逃げ』を決め込む業者は良いでしょうが、
後ろで入った人間は、良くて『トントン』か、収益『マイナス』で終える事になります。
ここまで、
『ブーム』という言葉を用いて展開して来ましたが、
金融の世界の言葉で置き換えると、『バブル』という表現が当てはまります。
『現象』としては全く同じで、
社会全体において、一時的に『需要量(ニーズ)』が高まる事により、
『供給者サイド』として、新規参入する人間が、急増する期間がある。
それでも、
暫くは『需要量(ニーズ)』が高まり続ける期間があるので、
『供給量』が、それを上回ったことが認識されにくく、
市場全体として、『正常』に機能しているかのように見える。
しかし、
常々、お伝えし続けている通り、
『異次元状態』『市場の歪』が、未来永劫、存在し続ける事は有りません。
当然、
『需要・供給バランス』が、正常状態に修正される時が訪れて、
『パーティー』で気分良く踊り続けていた方々が、『現実』へと引き戻されます。
書いていても思いますが、『典型例』過ぎて、笑えてきますね(笑)
最近の『タピオカ・ブーム』に学ぶ、『資産形成』の極意は、大きく2つ有ります。
1つは、
『短期的』に盛り上がる市場については、『長期安定性』が欠如しているので、
人生全体を通じての『資産形成』という観点では、取り入れてはいけないこと。
仮に、
私が、オーナーとしてこの1年間『タピオカ店』を経営したとしても、
ブームが終焉し、閉店後、積み上がる『信用』『経験』『実績』は何も残りません。
この辺り、
『コンビニ・バイト』をしているのと、全く同じレベルの話で、
人生において、『ストック型』の付加価値(市場価値)は生まれない事になります。
また、
2つ目は、『市場参加者』が明らかに『過剰』、
猫も杓子も入って来るようになれば、『バブル(ブーム)』の終焉は近いことです。
有名な言葉で、次のようなものもあります。
『素人が入ってきたら、パーティーは終焉。』
事実、
2007年後半から顕在化した『サブプライム・ショック』の終盤には、
スーパーのレジ打ちまでもが、『不動産ブローカー』を名乗っていたと言います。
今回の『タピオカ・ブーム』が、そのまま重なって見えますね(笑)
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井上耕太事務所
代表 井上耕太