金融庁も認めた、『現行・社会保障モデル』の破綻。

今日のテーマは、『金融庁も認めた、現行・社会保障モデルの破綻』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『既存のビジネスモデルも、確実に崩壊している』と題して、

労働市場における、これまで信じられて来た『常識』の終焉をご紹介しました。

 

 

その他にも、

 

 

私の公式ブログでは、既存の『社会保障システム』について、

『近い将来、立ち行かなくなる』旨の情報発信が多いですよね。

 

 

ブルームバーグでは、

 

 

『ミレニアル世代(1983年〜1994年)は悲観的』と報道していましたが、

世界的にも、『閉塞感』が充満した時期に育った私達は、その傾向が有るようです。

 

 

ただし、

 

 

個人的には、何でもかんでも『悲観的』に考える性格だと認識しておらず、

常に、『自分は間違っていないか??』と客観する事には気を付けています。

 

 

その上で、

 

 

今後の社会(特に、成熟期を過ぎた日本経済)に対して悲観的なのであり、

もし、それが『現実』なのであれば、正しい『危機認識』と考えています。

 

 

むしろ、

 

 

自分たちが乗った『船』が、滝に向かって流れているのであれば、

その状況で、『宴会』でどんちゃん騒ぎを続けている方が、どうかしてます(笑)

 

 

それでも、

 

 

私の視点から見たら、これだけ『警告音』が鳴り響く現代において、

それに気付かない(無視している?)方々が大半を占める現状は、驚愕です。

 

 

過去の偉人たちが残した言葉が示す通り、

 

 

『人間』という生き物は、どこまでも『愚か』な生き物で、

実際に、それが自身に降りかかるまで、『対岸の火事』と考えるんですね。

 

 

『私』という人間を含めて、

『当事者意識』『学習能力』の欠如は、疑いようが有りません。

 

 

今日の本題に入ります。

 

 

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、昨日5月22日、

金融庁は『高齢社会における資産形成・管理』指針案を、初めて公表しました。

 

 

これから、

 

 

『人生100年時代』がスタンダードになる未来において、

『現役期』『定年退職前後』『高齢期』の3つの時期毎に、

『資産寿命』の延ばし方と、その心構えを指摘した形です。

 

 

その中では、

 

 

現在、稼働する政府主導の『社会保障システム』の限界を認めて、

国民に対して、『自助努力』を明確に求める方針となっています。

 

 

具体的には、

 

 

人口ピラミッドの歪化から『年金支給額減額』が示されており、

また、会社員の方々の『退職金水準』も、現行維持が難しい(不可能)と指摘。

 

 

加えて、

 

 

『老後生活』についても、『現行モデルは成立しない』としており、

前述の通り、国民一人一人の自助での『資産形成』を呼び掛けている格好です。

 

 

仮に、

 

 

現行水準で年金支給されたとしても、夫婦2人(会社員・主婦)で、

『年金支給額』と『生活コスト』のギャップは、『月5万円』程存在すると言われます。

 

 

年間にして、『約60万円』の計算ですね。

 

 

この財政状況が、定年退職後、20年から30年間続くことを考えると、

最低でも、退職時に『2000万円』程の資産保有していないと、話になりません。

 

 

しかし、

 

 

現代の『リアル』を考えた場合、65歳、70歳の定年退職時に、

『2000万円』の保有資産がある方は、どれほど存在するのでしょうか??

 

 

しかも、上記金額は、あくまで『最低』での目標水準値です。

 

 

今後の『年金支給額』『退職金』の減額に加えて、

インフレによる『生活コスト増大』を考慮すると、

その正しい数字は、何倍も膨れ上がる事は明らかなのです。

 

 

私たちは、『そういう時代』に生きているのです。

 

 

ここ数年間、

 

 

『NISA』『iDeCo』『つみたてNISA』等の資産運用方法を拡充し、

政府としても、可能な限り『サイン』を発信し続けてきました。

 

 

今春のセンバツ高校野球・甲子園大会では、

 

 

『サイン盗み』に関する話題が、中盤取り沙汰される場面が有りましたが、

それどころではなく、明確に、堂々と、発信し続けられて来ている状況です。

 

 

気付かない方が、どうかしてるぜ、、、、(笑)

 

 

ところで、

 

 

『現状』と『今後の展望』について、ここまで長々述べて来ましたが、

公式ブログ読者の皆さんは、それを踏まえ、今、行動を起こしていますか??

 

 

この質問に対して、『YES』と答える方々は『正常』です。

 

 

『NO』と回答している方々は、正式に『ヤバい』かも知れません。

 

 

極論、

 

 

人間は『体験』した事しか、本当の意味で理解は出来ませんが、

『未来』を正しく予測し、『対策』を実行しておく事は必要不可欠だと考えます。

 

 

突然、『ウルトラC炸裂!』なんて事は、出来ません。

 

 

先ずは、

 

 

ご自身で実行可能な『ファースト・ステップ』を見つけて頂き、

それを発見したら、『具体的なアクション』を起こして頂けたらと思います。

 

 

そのステップの1つとして、私の『主催セミナー』を活用して頂けたら幸いです。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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