『仮想通貨元年(2017年)』を経て、今思うこと★

今日のテーマは、『仮想通貨元年(2017年)を経て、今思うこと』です。

 

 

私も最近まで知りませんでしたが、

昨年(2017年)を『仮想通貨元年』と表現することがあるようですね。

 

 

ブロックチェーン技術に基づき、既存通貨と評価を別にした、

『ビットコイン』を代表とするいくつかの通貨は、

これからの経済システムの中で決済手段になり得ると考えます。

 

 

しかし、

 

 

そこに『信用創造』を超える人々の注目が集まり、

明白すぎる『バブル』が巻き起こった『2017年』。

 

 

多くの『仮想通貨』にとっては、正に『日の目を見た』年なので、

『仮想通貨元年』という表現をするようになったのでしょう。

 

 

この公式サイトブログでもお伝えしてきましたが、

私自身は、今現在で『仮想通貨』は全く保有していません。

 

 

私のメンターも、現在のところ保有していないと思います。

 

 

昨日は活動拠点・大阪でクライアント限定セミナーを開催させて頂きました。

 

 

対象が『既存クライアントさん限定』ということで、

オープン開催のセミナーと比較して、非常に『濃密な』情報を提供することが出来ました。

 

 

大阪はじめ全国極寒の天候が続く中、

関西のみならず、北陸、名古屋からも足を運んで頂いた方々に感謝です。

 

 

それで、

 

 

私たち(私とメンター)のスタンス同様、

クライアントの方々も、多くは『仮想通貨』に手を出していないと考えます。

 

 

私たちは『投機対象(キャピタルゲイン狙い)』への『ギャンブル』に興味がなく、

『仮想通貨』が決済手段として成立するなら、

その地位が確立してから、必要性に応じて保有したら良いと考えるからです。

 

 

ちなみに、

 

 

昨夜のクライアント限定セミナー後、懇親会を開催したのですが、

『のど黒土鍋飯』が絶妙に美味しいそのお店でも、

『ビットコイン決済』は当然認められていませんでした。

 

 

もし、

 

 

私が『ビットコイン長者』であっても、それしか保有していなければ、

その場においては『所持金ゼロ』の『食い逃げ未遂客』と変わらない訳です。

 

 

『南アフリカ・ランド』『トルコ・リラ』を保有する気にはなれませんが、

現時点ではそれ以上に市場規模の小さい『ビットコイン』を、

保有する必然性を、私自身、未だに見つけられていないのです。

 

 

これは私の肌感覚になってしまいますが、

現在、『仮想通貨』を声高に叫んでいる方々は、

『既存通貨』の世界をドロップアウトした方々が多いように思います。

 

 

つまり、

 

 

シンプルに言ってしまうと、『お金』を持っていない人。

 

 

その方々が『既存通貨』システムでは落第者になってしまったので、

『仮想通貨』の新世界で、何とか『一発逆転』してやろうとしている。

 

 

その点、

 

 

人生に何も積み上げることなく『一発逆転』を狙う、

『ネットワークビジネス:ネズミ講』の方々と、とてもよく似た匂いがしますね。

 

 

事実、

 

 

数学モデルと実験経済学を使って『仮想通貨』の価値を特定しようとした、

ピッツバーグ大学の研究者らは、大半のそれを『ネズミ講』と結論付けました。

 

 

また、

 

 

世界銀行の現総裁・キム氏も、

ブロックチェーン技術自体は非常に慎重に検討しているとした上で、

現存する『仮想通貨』の大半は、『ポンジ・スキーム』と明言しています。

 

 

『ポンジ・スキーム』は、出資金詐欺を表す代表的な表現なので、

ご存知ない方は、ぜひそのストーリーを調べてみてください。

 

 

上記のことを証明するかのように、過去1カ月の間に、

『仮想通貨』市場では『5000億USD(約54兆5000億円)』が失われました。

 

 

更に、

 

 

ゴールドマン・サックス投資調査世界責任者、スティーブ・ストロンギン氏は、

多くの『仮想通貨』が非常に強い相関を持って価格変動していることに懸念を示し、

『大半の仮想通貨は、価値ゼロになるだろう』とのコメントを残しています。

 

 

2017年はこの市場において利益確定した方々も少なからずおり、

来週からスタートする『確定申告』では、

そういった方々の手続きにおける混乱も予想されますね。

 

 

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、

『仮想通貨』取引おける所得は、『総合課税』で他の所得と合算して計算。

 

 

住民税等まで考慮すると、税率も最高で『55%』に上ると言われており、

その場で支払う税金以外に、負担は来年度以降にも及んできます。

 

 

国税庁としても『仮想通貨長者』は今注目の徴税対象で、

きちんと納税しているか、目を光らせてウォッチしています。

 

 

そういった方々は、ご丁寧にSNSで自ら情報公開してくれていますから、

税金を徴収するサイドの方々にとっても、有り難い存在ですよね(笑)

 

 

こうなってくると、なかなか厳しい立場に置かれていることがわかります。

 

 

結論、

 

 

私自身、決済手段として世界的に確立するまで、

『仮想通貨』をこれからも保有することはありません。

 

 

また、

 

 

例え『決済手段』として確立したとしても、

自身に必要性を感じなければ、その時も保有することはない。

 

 

しっかりと『軸』を持ち、ブレない考え方・生き方をしているんですよね。

 

 

この点が、『仮想通貨』はじめその他の『バブル』に踊らされることなく、

『現実世界の通貨』で経済的基盤を築くことが出来た理由です。

 

 

少しでも、皆さんの参考にして頂けたら幸いです。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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