今日のテーマは、『平時から備えをしておく事が、己を救う』です。
今の状況ほど、タイトルの言葉が理解できる時は、無いのではないでしょうか。
そう言えば、
直近半月ほどは、『経済指標』の話題を取り上げることが無くなりました。
当然、
その期間も、米国・日本共に『株式市場』は相応に変動しましたが、
その『数字』以上に、大きな『転換点』が、世界的に訪れています。
様々な方々が、
第二次世界大戦後『最大の危機』と形容される現実に直面して、
これまでの『常識』が、言葉通り、連日大きく変化しています。
昨日の公式ブログでは、
『すべての人が、新たな思考回路をインストールする必要がある』と題して、
『コロナ・ショック』前後で、『世界』が大転換することをご紹介しました。
もし仮に、
あなたが、『コロナ危機』が収束・終息して、経済活動が回復した際、
『元の状態』に戻ると考えているなら、『未来』は明るく有りません。
前述の通り、
『コロナ危機』を契機として、社会・常識は『転換』するので、
『元の状態』ではなく、『新しい世界』がスタートするのです。
と言うか、既に、始まっていますよね??
大都市圏に住まいの方々であれば、『緊急事態宣言』が発令されて、
数日経過しましたが、人としての『生活』は継続しているはずです。
その中で、
『コロナ危機』以前と、全く『同じ生活』をしている人などおらず、
『新たな行動』『新たな習慣』が、生まれていることと想像します。
私も含めて、
あなた『個人』単体で考えても、相当量の『変化』があると思うので、
『社会全体』まで拡張して考えたら、『歴史的変化』が訪れています。
それを通して、
『新たに生まれる価値観・職業・業界』があれば、その反対に、
『失われる価値観・職業・業界』があるのは、昨日ご紹介した通りです。
専門家の方々が仰る通り、
『新型コロナ・ウイルス』と『人類』の闘いは、中長期に及び、
決して、今年(2020年)だけで終結するものでは、到底ないようです。
先日、
『ウイルス学』の世界的権威という方の、特番を拝見しましたが、
『ワクチン』と言うものは、1年、2年で完成するものでは無いのだとか。
果たして、
『来年(2021年)は、東京五輪が開催されるのだろうか??』と、
『雑念』も過りますが、歴史的には、それ以上のインパクトがある出来事です。
依然、
東京、大阪をはじめとした大都市圏では、感染者数が増大する現状、
『ライフワーク』に生きることに増して、そもそも『サバイバル』が重要です。
当たり前の話ですが、死んでしまっては、何も出来ません。
前述した『新たな変化』を迎える時代も、生き延びてこそ、
自らの目で見て、『経験』『体感』する事が出来るのです。
『生き残る』という言葉については、
当然、『命』という観点でも言うことが出来ますが、
その次に重要な『経済』という観点も、決して、無視は出来ません。
こちらも連日取り沙汰されますが、
『事業』を行っている方々は、業界により多少の差こそあれ、
今、まさに『事業継続』の正念場に差し掛かっている方々が、多くいます。
いや、『被雇用者』という立場の方々も、
極一部の『経済的体力』ある大企業に所属される方々を除いて、
既に、『収入』に対して、直接的な影響が出て来ている方もいますよね。
先日もご紹介しましたが、
この『国家的有事』にも関わらず、残念ながら、日本政府は、
国民に対して、『経済支援』らしきものは出来ていないのが現状です。
『期待』は、過度にしない方が良いかも知れません。
もしも、あったら『ラッキー♪』くらいに考えておきましょう。
元来、私は、
原則として、『他者』から与えられることを望む考え方は、好きでは無く、
それぞれが『自らの人生を切り開く』意思を持つことが、大切と考えます。
実際、
私自身、日本政府からの『経済的支援』が無かったとしても、問題はなく、
仮に、この状況が1年超継続しても、『経済的』に困ることは有りません。
極論、
『10年以上』継続しても、その点では問題無いのですが、
『外出自粛』している現状、それが10年間継続するのは、精神的にキツいですね。
正直な所、
2020年、まさか『新型ウイルス』により、『世界経済』が、
ここまでシャット・アウトされるとは想像していませんでした。
それは、皆さんも、共通だと思います。
元々、
自らの人生に『経済的自由』を求めたのは、
『お金』を理由とした労働から解放されて、
『ライフワーク』に生きることを目指したからです。
新卒・社会人スタート当時、
収入的にも、恵まれた環境に身を置いていたと思いますから、
その『平時』において、『資産形成(投資)』する必要性は、
今振り返っても、そこまで、高く無かったと感じています。
一般的に、
収入水準の高い方ほど、『守り』が甘くなるのが常ですが、
私自身も、堅実に『労働』を続けていれば、
ある程度の収入を確保できる可能性は、高かったからです。
しかし、
何が発端だったか、今となっては忘れてしまいましたが、
『平時』から、コツコツと『資産形成(投資)』に励む人生をスタートした。
それが、
まさか『35歳』という、世間的に見れば若い年代において、
自らの身を助けることになるとは、想像すらしていませんでした。
『アリとキリギリス』
『イソップ物語』に含まれる、世界的に最も有名な童話の1つです。
この物語の中で『アリ』は、来るべき『冬(有事)』に向けて、
『夏(平時)』の間から、着々と『準備』を整えていました。
その結果、
『冬(有事)』を迎えて、死に絶えていく『キリギリス』を尻目に、
『夏(平時)』同様に、悠々自適な生活を送ることが出来たのです。
幼少期、
誰しも一度は聞かされる、有名な童話ですが、
私たちの多くは、現実世界では、なかなかそれを実現出来ません。
実際、
今回の危機で、多くの人が『経済的苦境』に追い込まれているのが、その証明です。
悲しい哉、
『危機』の最中において『準備』を進めたとしても、それ自体は、
『今回の危機』への対処としては、間に合わせる事が出来ません。
しかし、
何も『準備』を進めることが無ければ、
次回以降の『危機』に対しても、何も備えられないことも事実です。
『平時』から『備え』をしておく事が、己を救う。
言うは易し、行うは難し。
この言葉の典型例とも言える『行動』ですが、
今回の危機を契機として、自らの『変化』を起こして頂けたら幸いです。
尚、
今月(4月)度(*今後の事態の進展によっては、来月5月度も)開催予定の、
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最後になりますが、
『新型コロナ・ウイルス』感染拡大に伴う事態の早期収束と、
皆様のご健康を、切に、お祈り申し上げておりますm(_ _)m
井上耕太事務所
代表 井上耕太