今日のテーマは、『情報流出時代には、ある種の割り切りも必要』です。
『情報流出時代』
このフレーズ(私が今日作ったものですが。)を聞いて、
『その通りやな』と、直ぐにご納得頂ける方々も多いと思います。
SNS全盛のこの時代、
本人の意識・無意識に関わらず、
日々、多くの『個人情報』が流出し続けています。
例えば、
Facebook、Instagram等の投稿をある程度追っていけば、
『行動圏』『行動パターン』が分かる方々も多いのでは無いでしょうか??
また、
数年前に流行した『インスタ映え』なるパラメータを差し引いて考えると、
その人の『思考』『趣向』『経済レベル』等も大方分かるかも知れません。
勿論、
そういった『公開情報』も、意図的に解析している人間がいる事は明らかで、
そこで得られた情報は、私たちの意図しない所で売買されていると予想されます。
他にも、
インターネットの『閲覧履歴』や『購買行動』等も、
明らかに『第三者』に提供されて、経済活動に『活用』されて居ますよね。
私自身、
ここ数ヶ月、某バッグ・ブランドの広告が頻繁に出現して来ますし、
ニュースフィードのタイムラインにも、スポーツ、金融関連記事が多く出現します。
明らかに、私の『行動』に基づくデータを浴びせられています(笑)
更に、
きちんとした(?)企業に提供する『個人情報』に関しても、
確実に、その後ろで『流出』し、『売買』されていると考えて間違い有りません。
形式上、
『ご提供頂いた情報は厳正に管理し第三者に対して提供、、』云々述べていますが、
その企業に所属する社員が『小遣い稼ぎ』に、せっせと『情報屋』に売っています。
先日、
某公共放送局が、特別番組を編成し、『少年詐欺』に関する、
事実に基づく『ドキュメンタリー調・ドラマ番組』を放送していました。
何でも、
現在、全国で補導されて『少年院』に送致される対象者の中で、
『(オレオレ)詐欺』に関する該当者が、第1位に上り詰めているそうです。
詳しい方もいらっしゃるかも知れませんが、
下は『受け子』と呼ばれる『現金受け取り役』の少年から、
『運転手』『箱長(リーダー)』等々、役割は細分化されています。
最初は『物を受け取るだけ』といった簡単なアルバイト感覚から始まり、
数回の経験を積み、気付いた時には組織から向けられなくなる構図のようです。
話が逸れたので、元に戻します。
その『ドキュメンタリー調・ドラマ番組』の中でも、
少年詐欺師グループが、『情報屋』から情報を売買する場面が出て来ました。
勿論、
といって良いか分かりませんが、『情報屋』サイドも活用方法を熟知しており、
自身が販売している『個人情報』が、『詐欺』に使われる事を知っているそうです。
そう考えると、
『詐欺』を行う少年グループも当然『犯罪者』ですが、
それが行われる事を知っていて、提供する『情報屋』というビジネスの罪も、相当深い。
要は、
その『情報売買』を行う当事者間では、全く罪の意識がなく、
それほど『ライトな感覚』で、取引が行われているという事。
振り返ると、
季節行事のように、毎年、ある一定時期になると、
不動産屋さんから『投資物件販売』の営業電話が、集中的に来ることも頷けますね。
こちらとしても、
『どこで情報を買ったんだ!』と野暮な事を聞いてもしょうが無いので、
そうと分かった瞬間『秒』で切るという対応をする他、仕方有りません。
『情報流出時代』、お分かり頂けたでしょうか。
より大きな規模で見ると、最近、次のような報道も出ていました。
『米Facebook、大量の利用者情報が、Amazonクラウド上に不適切保管』
某サイバー・セキュリティー会社の報告によると、
Facebook利用者の『認証番号』『コメント』『アカウントネーム』等、
全世界『約5億4000万件』の記録を、アクセス制限を設ける事なく、
Amazonのクラウド・サービス上に、公に掲示される形で保管されていた、と。
また、
他のアプリ(現在は既に使用不能)のデータベース上では、
Facebookに関する上記同様の『個人情報:約2万2000人』分が掲載されていたと言います。
『個人情報』は、だだ漏れです。
ここ数年、
『Facebook』に関する情報漏洩問題は深刻化を増しますが、
ここまで巨大化・肥大化した同組織を、厳格管理するのは、現実問題として不可能です。
これからも、
私たちが、SNSにより『個人情報』を自ら発信し続ける限り、
そして、リアルな経済活動の中で『個人情報』を提供する限り、
私たちの『個人情報流出』は、決して無くならないと考えた方が良い。
ある種、『割り切り』です。
私自身、そういう気持ちで、日々、情報発信を継続しています。
もしも、
あなたが『個人情報』を他人に知られたく無いのであれば、
『ネット』『リアル』両面で、『情報』を提供せずに生きていく事が最善策です。
しかし、
現代社会に生きている私たちにとって、
『最善策』として提示させて頂いたこの方法は、決して『現実的』では無いですよね。
それであれば、
『リスク』『ベネフィット』をきちんと判断し、
『後者』が大きくなる時、若しくは、必要不可欠な時にだけ、
『個人情報』を提供するように心掛けて、日々過ごすと良い。
そして、
『本当に大切な情報』は、決して、安易に他者に提供せず、
自身できちんと『管理』して、生きていく必要が有ります。
『情報流出時代』を生き抜く中で、この感覚を持つことは、
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井上耕太事務所
代表 井上耕太