今日のテーマは『教育費にも、費用対効果の視点を持とう』です(^_^)★
今日も、賛否が分かれそうな持論を展開します(笑)
『教育費』について。
普段、多くの方々の『お金のセッション』をお受けしていて、
本当に、それぞれのご家庭で千差万別ある支出項目です。
『子供には、しっかり勉強させてやりたい!』
私自身のことを振り返ってもそう感じますが、
本当に、子供にかける親御さんの『愛』は測り知れないです。
今の世の中では、大方の流れとして、
『大学まで行くことが当たり前』のように考える方も多いのでは無いでしょうか??
それは、子供自身のそう考えてるかも知れないし、
親御さんもその先入観にはまってしまっている方が多いように思います。
しかし、
この『先入観』は、本当にそうなのでしょうか??
例えば、
あなたが『有価証券』を購入した場合、
その損益は皆さんものすごく気にされると思います。
それこそ一日中気になって、
『仕事も手につかない!』という人が出てくるほど。
そこに投入する『お金』に関しては、
『得した!』『損した!』にとても敏感なんですよね。
でも、
なぜか不思議なことに、『教育費』となると、
その『損益』を全く気にしなくなる方が多くなります。
『周りの皆も行ってるんだから。』と、
それほど優秀ではない子にまで大学に行かせる。
最近は、世帯収入も落ちてきましたから、
『奨学金』まで利用させて、なんとか行かせる。
でもね、
この『ツケ』がその子の将来まで及ぶとしたら、
もっと『費用対効果』を考えた方が良いことかも知れません。
私のクライアントでも、
学生時代に『奨学金』を借りて、
大学生活を過ごされていた方が面談に来られることがあります。
その方の場合、
当たり前の話ですが、
返済すべき『奨学金』が数百万円単位である事もザラです。
『奨学金』という言葉になると、
なぜか日本人は『別勘定』になってしまいますが、
わかりやすく言うと、シンプルに『借金』です。
そして、
旧帝大やそれに準ずる大学に行く方以外は、
残念ながら、消費者ローンと同じ『有利子負債』。
これを、大学4年間や専門学校3年間の間に作り、
40歳半ば頃までかけて、ずっと返して行くのです。
社会人になった途端、最初から『マイナススタート』。
昔、『親の世代』では違ったかも知れませんが、
今ではそれこそ、『大学出てる』なんて普通なんです。
だから、
別に『大学出てる』程度であれば、
それ自体が優遇されて、収入が増える訳では無い。
事実、『奨学金』まで貰って進学した方でも、
『普通の収入』に、『数百万円の借金』を抱えている方が山ほどいます。
そんな方々を常々見ていて、
『これ、おかしいんじゃないか??』と私は感じてきました。
確かに、
一流大学に行く事で、
高収入の企業に就職できる確率は高くなると思います。
私自身、そのレールに乗っていたので、
『体験』としてもこのことは経験済みです。
*既に独立・起業したので、今では全く関係無いですが。
ただ、
その高収入の企業に優遇される『学歴』も、
全国的に見たらほんの『一握り』の大学に限られるはずです。
*更に言えば、社会に出てからは『実力』がものを言うので、
運よく入社出来ても、その後『学歴』は全く関係ありません。
私の個人的な考えからすれば、
その基準から外れる大学は、
『お金』があるなら行けば良いし、
『お金』が無いなら、『奨学金』借りてまで無理して行くことない。
志高い一部の優秀な学生は違うかもですが、
ほとんどの大学生は『働くこと』を先伸ばすため大学に行きます。
まさに、『モラトリアム』。
この『遅延の代償』は結構大きくて、
卒業から20年〜30年かけて返す、『数百万円の有利子負債』として顕在化します。
何も、『奨学金を借りて大学に行くこと』自体を、
真っ向から否定する訳では決してありません。
私の高校時代の友人のお兄さんは、
日本の最高学府からスカウトがくるほどの『賢しこ』でした。
その方自身、『数百万円』の奨学金を借りて大学に行った。
しかし、
卒業後に就職した企業では高給に恵まれ、
わずか『1年』でその奨学金総額を返済してしまいました。
彼が借りた『無利子負債』を1年返済することは、
『ファイナンス』上は正しくない行動になりますが(笑)
*『無利子・低利子負債』は、可能な限り長期返済を選択した方が、
現在価値に直した際には、最も割安になる。
話が逸れました。
友人のお兄さんの話に戻ると、彼の場合は、
『奨学金を借りて大学に行く』という選択肢は合理的だった訳です。
いくら彼が優秀だからと言っても、
高校卒業で、研究職を高給で雇うような企業は日本にありません。
彼は、『大学に行く』ことで『人的資本』を上げました。
例え、『奨学金を借りる』という選択をしても、
それを遥かに凌ぐ『リターン』が彼にはあった訳です。
比べてしまうのは甚だ烏滸がましいですが(笑)、
私自身、この『費用対効果』の感覚は、学生時代からありました。
『ショボい学歴なら。行く必要なし』と思い、
なんとか関西の有名国立大学に滑り込みます。
そこで、私自身も高収入な会社に入社出来ましたが、
同級生達も、金融機関、商社、広告代理店へと就職して行きました。
バイトと合コンに明け暮れて、
中身自体は全く意味のない大学生活でしたが(笑)、
そこに『在籍』しているという事実だけで、
なぜか、間違いなく私たちの『人的資本』を上がったのです。
今は独立・開業してしまいましたが、私の経済的基盤があるのは、
間違いなく最初に入社した企業から頂いた収入あってこそです。
その意味では、『費用対効果』は確実にあった。
大学を卒業して『数百万円』の借金を抱える人がいる一方、
高卒から働き、20代後半で『数百万円』の資産を築くクライアントも居ます。
とても堅実な方になると、
保有資産が『1000万円』を超えてくることも(^_^)
この方々は、確実に『蓄財優等生』ですよね(^_^)
そういった方々に出会うと、私は心から、
『君は、凄いな。』『本当に、立派だな。』と声を掛けます。
とても強い興味があるので、
彼らの話をいつも聞かせてもらうのですが、
・高校卒業して、就職の道を選んだこと。
・20代の前半は、両親が実家暮らしをさせてくれたこと。
・車などを買わず、堅実に生活してきたこと。
・将来も収入が確保できるよう、手に職をつけていること。
などが、共通して話題に出てきます。
彼らは、
『奨学金で大学に行く』という選択肢を捨てる代わりに、
『プラスマイナス0から社会人をスタートする』という権利を手に入れました。
そして、周りの支援もあり、
20代、30代そこそこでしっかりと資産を築いて来たのです。
どうですか??
これ聞いたら、どちらが正解かわからなくなるでしょ(^_^)??
誰でも彼でも『大学に行くこと』、
本当に皆さん共通の画一的な『正解』なのでしょうか??
日本一の実業家:斎藤一人さんは、
『稼ぎたかったから、進学するのをやめた』と仰られています。
有名人なので知っている方もいるでしょうが、
斎藤一人さんは最終学歴が『中学卒』です。
日本で一番稼いでいる人が、それなんです(笑)
もう、既に『答え』は出ているかも知れませんね(^_^)
『教育費』にも、しっかり『費用対効果』を。
これからは、更にこの感覚が大切な時代になって来ます。
お子さんをお持ちの方々は、
この観点でも、ぜひしっかりと考えてみてください。
こんな私が開催する、『資産形成』の個人相談があります。
ご興味持って頂けた方は、
ぜひ勇気を持って一歩踏み出し、『お金のセッション』を受講してみてください。
実際に、具体的な『スタート』を切る事で、
人生は希望に溢れて展開していきます(^_^)★
『お金のセッション』受講に関しては、公式サイトのご紹介ご覧頂けると幸いです。
また、
『いきなり、個人セッションは勇気がない』という方もいるでしょう。
その方の場合は、『お金』について真剣に考える、
スタートアップに最適なセミナーがあります。
2月24日(金)19:30-21:00の日程で開催する、
『やってはいけない!金融資産運用セミナーin大阪』です(^_^)
『具体的に行動したい!』と、
ご興味持って頂ける方は、ぜひご参加ください。
あなたにとって、最適な『きっかけ』になると思います(^_^)★