今日のテーマは、『本を書きたいです!は正しい目標設定か??』です(^_^)★
*この記事は2016年10月に起業塾生限定配信したものを、
2017年9月に加筆・修正、一般公開したものです。
毎日の情報発信を心掛けているものの、
ブログを書くことも少しでも空いてしまうと、少し勘が鈍ってしまいますね(笑)
踊りの『バレエ』は、
普通の練習を『1日』休んでしまったら、
取り返すのに『猛練習3日』かかるそうです。
小学生の時見たテレビ番組で、神田うのさんがそう話していました(笑)
私が経験あることで言えば、
野球でも、少し練習を離れてしまったら、ボールを投げる時の指先の感覚が鈍る。
情報発信においてもこれらと同じことだと思うので、
これからは、できる限り連続して、継続して発信していこうと思います。
ここから、本題に入ります。
2016年4月に出版させて頂いたこともあり、
様々な場面で『私も出版したいです!』と声を掛けて頂くことがあります。
おそらく、
ほとんどはご自身でビジネスしている方々か
もしくは、今からビジネスをしていこうという方ですよね(^_^)
でも、
私は、この言葉に対して、残念ながら、
そこまで前向きに『頑張ってください!』とは言えません。
なぜなら、
一度自分で経験してみて、『出版』というのは、
『費用対効果』という面では、個人差がとても大きいと感じたからです。
私の場合、実際に出版社からお話頂いたのは昨年の今頃。
それまでコンスタントに情報発信していたこともあり、
『文章を書く』ということに関しては、書くスピードも含めて、ある程度自信はありました。
それで、当初は張り切って、
『3ヶ月、年内(2015年)には書き上げます!』なんて威勢の良いこと言ったのですが、、、、
実際に書き始めてみると、書けない、書けない(笑)
有り難いことに、本業としての『お金のセッション』の予約が、
パンパンに埋まっていたことも大きな要因です。
それに加えて、
今まで書いていた『ブログ調』の文章と、
『書籍』の原稿として書く文章では、正直、全く違って勝手が違いました。
多忙な日々の中、
時間を見つけて図書館やカフェに入り、少しずつ、少しずつ書き進めていく。
自分が想像していた以上に、厳しい日々でした。
それで、
自身で宣言した2015年内という期限を、
結局は『半月オーバー』して2016年1月中旬にまず最初の原稿提出。
もちろん、
それで終わりである訳がなく、
校正やレイアウトについての模索、表紙についての話し合い等、
なんだかんだで『半年間』という期間がかかりました。
それで、
皆さん、現在が出版不況ということはご存知ですか??
これは、巷で言われているので知っているでしょう。
じゃあ、実際に『ビジネス書』というものが、
どれくらい売れたら『売れた!』『ヒット!』と言えるか知ってますか??
『ヒット!』の基準は、『5000部』程の時代なんですよ(笑)
そんな中、
私の著書が、2016年8月、9月の2ヶ月間、
全国6000店舗のコンビニ展開が決まり、
1万2000冊増刷されたことは本当に『ラッキー』な事だったんです。
例えば、
あなたの書籍が『1000円』で出版されて、
『印税10%』の契約で、無事『5000冊』売れたと仮定します。
これで、『印税』として入って来る収入は??
1000円 × 10% × 5000冊 =『50万円』
この数字、どうですか??
半年間かけて『50万円』というお金を稼ぐ。
1ヶ月当たりに換算したら、『約8万円』となる計算です。
皆さん、この費用対効果は、『ビジネス』という観点で言えば成功ですか??
更に、『5000冊』という数字は、ヒットしたレベルの話です。
世に生み出される殆どの本は、全くその数字に届かずに終わる。
あなたが『サラリーマン』で僅かな固定収入を得ていたり、
隠居生活を謳歌して、時間を持て余している老人という立場なら、それでもいいです。
でも、
もしもまだ現役バリバリで、
自身の『ビジネス』に集中しないといけない段階なら、
『出版』に拘り過ぎるのはいかがなものでしょう??
幸いなことに、
私は多くの方々の支援もあって、
発行部数もある程度確保され、印税もある程度頂きました。
*結局、その印税も国連WFPを通して『学校給食支援』をしているので、
私自身の『対価』としては、ここではゼロですが(笑)
前述もしましたが、
大手コンビニの注力書籍にも選んで頂き、そのことでの反響も実際に大きかった。
しかし、最も良かったと感じた点は、
『書籍』で終わるのでは決してなく、
その後に『お金のセッション』という、明確なビジネスの『エンドポイント』があったことです。
もちろん、
『お金のセッション』を受講してくださった方々は、
私がご提供した情報で、大きな『メリット』を受け取って頂くことが大前提です。
それがあってこそ、双方にとって『Win-Win』の関係が成立します。
『書籍を出したい!』
もし、これがあなたの『人生を懸けた夢』なら、
それを追い求めるのも良いかも知れません。
もし本当にそうであれば、
『費用対効果』なんて考えず、たった一度の人生なので『やりたい事』をやるべきです。
でも、人生を懸けた『本当の目標』が、もしもそれじゃないとしたら??
実際、私は現時点で『出版すること』にそれほど興味はなく(笑)、
むしろ、『お金のセッション』受講を通して、
多くの方々を『経済的自由』に導く事に使命を感じています(^_^)★
出版したことは、その導入のための『入り口』を1つ確保しただけ。
それ以上でも、以下でも無いです。
実際に、『お金のセッション』を受講してくれる方々が増えた事や、
メールで嬉しい感想を頂くことを思い返すと、私にとっては有効な手段でした。
でも、これは万人には当てはまりません。
まず、『出版!』と意気込む前に、
現実をしっかりと見定めて、自身の日々の活動を優先してみてください。
あなたには、『お金』を頂いて価値提供するだけの、
明確な『エンドポイント』となり得る商品がありますか??
もしも持っていないとしたら、
そちらを先に練り上げる方が、優先順位は高いですよね(^_^)
『商品』も何も持っていなくて、
『お店』だけ開いてしまっても、当たり前の話ですが、何も売上げは上がりません。
ビル・ゲイツのように、
『商品』を持ち合わせていないのに、『セールス』に成功する天才もいますが(笑)
多くの人が、『スポットライト』が当たるところばかりに集中して、
物事の『本質』が、なかなか見抜けなくなっています。
私自身は、まず『事業家』でありたい。
この『信念』だけは、これからも変わりません。
『スポットライト』が当たる所にばかり目が行きがちな人は、
しっかり地に足をつけて、自分の頭で考え、判断・行動してみてください。
『ライフワーク』を生き、理想の人生を引き寄せたい方は、
『井上耕太:起業塾』にご入塾ください(^_^)★
■井上耕太起業塾:ご案内ページ■
http://michiamokota0421.com/cram-school/
下記まで事前面談希望メールをお送り頂けたら幸いです。
井上耕太:michiamokota0421@gmail.com