『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
先日、IMFが『世界成長見通し』を下方修正したという記事を書きました。
現在、世界経済全体を覆う閉塞感の原因は様々ですが、
『中国経済の減速』が大きな一因である事は間違いありません。
好評の数字で人口『12億人』、
戸籍の存在しない『非公式』な国民まで含めると『13億人』超。
世界でも断トツの『市場』を形成する国です。
そんな国で、少しでも『消費』が落ち込めば、
世界的な『お金』の回転速度が落ちるのも必然。
少し前まで『爆買い』の聖地だった大阪・道頓堀の街も、
今は幾分、落ち着いてきたように感じられます。
以前、中国は『社会主義』の独裁体制で、
国民の『健全な欲求』というのも抑え込まれていた。
『人口』、『土地』、『産業』、『資源』。
経済発展に必要な全ての要素を持っていたのにも関わらず、
長く『眠れる獅子』の期間を過ごしたのはそのためです。
『資本主義』体制を導入することで、
それまで『ポテンシャル』を秘めた国は、当然の如く経済発展しました。
『眠れる獅子』が目覚める前、
世界の経済を牽引していたのは米国経済です。
まあ、いつの時代も、ベースにはこの国があります。
世界の多くの方々が知っている通り、
この国の国民も、放っておけば際限なく消費を繰り返す国民性。
クレジットカードローンでの物の購入には抵抗ないし、
もちろんローンで手に入れたマイホームを担保に、
新たな借金を借り直してまで消費を繰り返す国民です。
日本では到底考えられませんが、
ほぼ無収入、返せる見込みなど全くない階層の人でも、
融資を出してマイホームを購入させてしまう。
後世まで語り継がれるっであろう、
『サブプライム・ローン』問題が起こった当該国です。
眠れる獅子後の『中国』も、いつの時代の『米国』も。
両者に共通するのは、
キャパ相応か、もしくはそれ以上の無駄な消費に裏付けされた、
『消費主導』での経済成長です。
『人口』『土地』『産業』『資源』
この要素だけ見たら、
『第二の中国』の候補地は世界にも多く存在します。
しかし、市場の整備や政治的な要因などもあり、
まだまだスムーズにいっていないのも現状。
その辺りが整備されると、
『中国』張りの『大量消費』国が産声あげる日も今後必ず出てきます。
でも、そんな繰り返しで良いのかな?とも最近感じる。
現在の経済は、単純に『物』を大量に買って、
それで世の中の『お金』の循環スピードを上げようとする経済です。
でも、これじゃいつかきっと限界がくるな、と。
日本が一足早くそうなっていますが、
僕たちの世代は『物余り』の時代に生まれてそれしか知りません。
はっきり言って、『物』に対する欲求はそれほど無い。
絶対に生活に必要不可欠な『必需品』を除いて、
『ステータス』『希少性』が無い商品は、我先に慌てて手に入れようと思わないよね。
必要になったら、いつでも周りにあるから、
必要無い時期から急いで手に入れる必然性は全く無い。
今、世界はまだまだ『物』を持ってない国・地域があるけど、
それらの国々も、一通り行き渡ったらその境地に入ってきます。
単純に『物』を買わせる戦略を変える必要がある。
今、日本でも経済が低迷し続けているのは、
単純に『物』を作って売ろうとしているからです。
人口減少、国民の高齢化が今後も暫く続く国で、
この戦略では経済が縮小するのは必然です。
では、このまま衰退していくしかないのか??
新たな『価値』を生むには、もう1つ方法があります。
『形無いもの』に『高付加価値』をつける方法です。
『ヴァーチャル・バリュー』とも言えるけど、
この言葉はもしかしたら印象はそこまで良く無いかもですね。
これからの時代は、
『嬉しい』『楽しい』『オモロい』『凄い』がキーワードです。
日本はずっと『物余り』の国で、
『必需品』なんてものは日常そんなに多くはありません。
今後、世界経済が持続的に発展していくには、
『無駄な消費』を喚起するのではなく、一人一人が『付加価値』を生み出していくこと。
『大量生産・大量消費』国家の形成では無く、
正しいアプローチは『高付加価値経済』の到来です。
ところで、皆さんは『付加価値』が生めますか(^_^)??
その社会が世界一早く来た国『日本』で、
しっかり考え方をシフトして、今後の時代を生きていきましょう(^_^)★
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