今日のテーマは、『金の卵を生む鶏は、日本から滅んでしまうのか??』です。
通常の『ゴールデンウィーク感』のないまま、
2020年のそれが、過ぎ去ろうとしてます。
1つの目処とされた『緊急事態宣言』という名の区切りも、
期間延長されたことで、『間延び感』が出て来ていますね。
元々、
『引き篭もり』の癖があった方々は、苦でないかも知れませんが、
私も含めて、『その他大勢』にとっては、辛抱の期間が続きます。
世間では『◉◉チャレンジ』なる企画が横行しているようですが、
それが更に、『コロナ疲れ』を誘発しているとの意見も有ります。
要は、
多くの方々が、『ストレス』を溜め込んでいるということでしょう。
大半の方々にとって、
今年の『大型連休』は、週末(5月10日)まで続くようですが、
5月11日以降に関しても、経済活動の先行きは『不透明』です。
それどころか、
感染症としての『新型コロナ・ウイルス』の終息はかなり先ですから、
『緊急事態宣言』の動向如何に関わらず、暫く解決はしないでしょう。
そうなると、
『アフター・コロナ』で表現される世界は、今と一変することになり、
『ビフォー・コロナ』の世界が戻ることは期待しない方が良いですね。
実際、
ここまで、連日、『潮流』の変化する時代に生きるも珍しく、
『大型連休』にも関わらず、世界はバンバン変化しています。
昨日の公式ブログでは、
『日本社会に残る、10000倍ルールを知っていますか??』と題して、
現代日本にも、未だ根深く残る『カースト制度』についてご紹介しました。
簡単に言えば、
近代日本を作るきっかけとなった『明治維新』前後、要職を務めた、
既存幕府、武家の人間が、『貴族階級』として君臨し続けています。
最も象徴的なのが、
『国会議員』という職業になれる人間の割合で、『民間人』と比較して、
『世襲議員』は、『10000倍』も選挙に当選しやすくなっています。
今回の騒動を通して、
与党・野党含めて、『日本政府』全体の対応の不味さが叫ばれますが、
元々『貴族階級』である彼ら・彼女らに、『民間人』の気持ちは分かりません。
『リスク』が顕在化した2月以降、
『収入減少』し、『廃業』『自殺』に追い込まれる方々が沢山いる状況で、
議員報酬(約5000万円)確約の彼ら・彼女らに、理解しろという方が、酷です。
いや、本当は『酷』でも何でも無いのですが、
『過度な期待』を抱いても、仕方有りません。
ここまで、
具体的な『経済支援』の実績が、まったく無い『日本国』ですが、
このスピード感では、本当に『大倒産時代』の到来は免れません。
事実、
連日、ビッグネームの『コロナ倒産』速報が流れている現状、
『名もない企業』は、その何十倍から何百倍も消えています。
『個人事業主』『フリーランス』という立場の方々まで広げると、
日本全体で、報道と乖離した『莫大な数』の方々が、失職している事でしょう。
にも関わらず、
依然、『国会議員』という職業の方々の中には、
『これを機に、零細企業を淘汰しよう』という考え方すらあると言います。
本当に、理解されていないんですね。
彼ら・彼女らが、『確約されている』と考える議員報酬ですが、
当然の事ながら、財源は、国民から徴収している『税金』です。
元々、
『コロナ危機』が顕在化する以前から、昨年の『消費増税』を受けて、
『日本経済』の循環スピードの落ち込みは、叫ばれ続けてきました。
原則として、
『税金』というものは、『お金の移動』に課せられる性質がある為、
国家全体の『循環スピード』が減速すれば、減少する事になります。
2020年は、
仮に、『通常営業』していても落ち込むことが予測される『消費』を、
『東京五輪』という劇薬を投入する事で、何とか乗り切る算段でした。
が、
ご存知の通り、その『飛び道具(東京五輪)』も封印される事となり、
併せて、『新型ウイルス』により、全経済活動がストップしています。
つまり、
このままいけば、2020年の『国家税収』は激的レベルに減少し、
国家運営にかかる『財政』は、壊滅的な結果になると予想されます。
恐らく、酷過ぎて、公表できないかも知れませんね。
そこに加えて、
今、『金の卵を生む鶏(企業・事業主)』を殺すということは、
『アフター・コロナ』時代においても、『終焉』を意味します。
一般的に、
『お金』は、経済全体としての『血液』に例えられる事がありますが、
企業・事業主は、その血液を循環させる為の『ポンプ(心臓)』です。
それを減少させてしまったら、『お金(血液)』は回らない。
古今東西、
『経済』『国家財政』が悪化した際には、『日本国』に限らず、
多くの国々で『金の卵を生む鶏』が、目の敵にされてきました。
『真理』として、
本来『執るべき政策』とは、ベクトルが完全に『逆』なのですが、
『大衆心理』を操作しやすい為か『同じ過ち』が繰り返されます。
大型連休中の『外出自粛キャンペーン』が奏功してか、
ここ数日、感染者増加数は、一時停滞しているとの報道が流れます。
しかし、
この『ポジティブ』な報道とは裏腹に、日本政府の拙い対応が続けば、
もう一段、二段、若しくはそれ以上の『経済減速』が必ず到来します。
そのことをしっかりと意識して、
今以上に『備え』を拡充されることを、お勧めします。
尚、
定期開催する『資産形成セミナー』は、今月(5月)以降も暫くの期間、
大阪・神戸ともに、『完全個別:Zoom受講』へと切り替えて行います。
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『1人(講師:井上耕太)対複数人(参加者の皆さん)』での開催ですが、
原則として、ZOOM対応は『1対1』の個別受講でご対応させて頂きます。
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受講希望される方は、この機会を、是非有効活用して頂けたら幸いです。
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*受講希望日程・時間帯を、3候補挙げて頂けたら幸いです。
(平日、土日祝日に関わらず、挙げて頂いて結構です。)
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最後になりますが、
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う、事態の早期収束・終息と、
ご覧頂いている皆様のご健康を、心より、お祈り申し上げます。
井上耕太事務所
代表 井上耕太