今日のテーマは、『あなたは、リスク(不確実性)と上手に付き合えますか??』です。
昨日、一昨日の公式ブログでは、
『日本人が、元本保証という幻想から解き放たれる時《前後編》』と題して、
日本人の過度な『元本保証信仰』がもたらす『弊害』についてご紹介しました。
繰り返しになりますが、
2020年を迎えた、これからの『日本社会』においては、
『健康的な人間らしい生活』を一生涯まっとうする為には、
『資産形成(投資)』から逃れて、それを実現する事は有りません。
そして、
『資産形成(投資)』に取り組む上で、
『リスク(不確実性)』を受け入れる事なくしては、
『リターン』も享受出来ないということは常識です。
この『初歩中の初歩』となる考え方を、
日本人は、理解していないケースも多々あります。
一般的に、
『資産形成(投資)』という世界で、『リスク』という言葉を聞くと、
大半の方々が、『危険(=出資金を丸々失うこと)』を想像されます。
しかし、
もしも、そのような『事例』に実際遭遇したのであれば、
それは『詐欺(*)』であり、そもそも『投資』とは言いません。
*意図的では無いものも、有るとは思いますが。
真っ当な『資産形成(投資)』の世界で、
『リスク』とは、度々、表記している通り『不確実性』の事であり、
その『対価』として、出資者(投資家)は『リターン』を得ることが出来るのです。
この辺り、
そもそもの『株式』という仕組みが出来た起点となる、
『東インド会社』設立の経緯等を紐解けば、とても分かり易いですよね。
ここでは、詳細な説明の展開は避けますが、
興味のある方は、是非、調べてみて下さい。
話を戻すと、
『リスク(不確実性)』の対価として受け取るのが『リターン』であり、
前者の『ボラティリティ(変動率)』により、後者の大小が決定します。
例えば、
償還期限を『1年後』に控えた『高格付け債券』に投資する場合、
良くも悪くも、その『償還金額』の変動可能性は極限に低いので、
『投資リターン』も、最低限に抑えられた水準に留まります。
反対に、
『1年後に、出資元本の2倍リターン(*)』を謳う対象があるとすれば、
その話は『頓挫』の可能性も相当に含む為、その利回り提示となっているのです。
*個人的には、後者のようなオファーの『投資対象』については、
ギャンブル性が高過ぎる為、応じる気には、到底なれませんが。
『資産形成(投資)』というものに取り組むにあたり、
『リスク』『リターン』の関係性は避けては通れないので、
これについては、しっかり『理解』して頂けたら幸いです。
それでも、
『資産形成(投資)』という分野に不慣れな日本人にとっては、
『リスク(不確実性)』という言葉には、億劫になりますよね。
もしもあなたが、それ(リスク)を極限に回避したいのであれば、
『つみたてNISA』という選択肢も、『無し』では無いです(*)。
*何故、このような『微妙な表現』になるかと言うと、
私自身は、他により良い『選択肢』を知っている為、
『つみたてNISA』を実行していないからです。
*その辺りのお話に興味を持たれた方は、
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(つみたてNISAの)メリットは幾つかありますが、
『20年間』という長期間の『非課税運用』に加えて、
金融庁が、『組入ファンド基準』を設けていることが挙げられます。
その1つとして、
『株式を含み、広いマーケットに分散投資している』旨の基準がありますが、
この制度を活用する『長期安定性』の一因に、間違いなくそれが挙げられます。
しかし、
それでも、『リスク(不確実性)』が全く無いとの認識は、
完全なる『誤解』であり、その前提でスタートすると、『失望』を味わいます。
何故なら、
歴史的な『経済サイクル』を振り返ってみても、『資本主義経済』自身は、
常に『下落』と『上昇』を繰り返しながら成長し続けて来ているからです。
約10年前、
『100年に1度の規模』と表現された、未曾有の経済危機が有りましたが、
流石に、その言葉通りでは無いにせよ、10年〜20年に一度ペースで起こります。
分かりやすく言うと、
『株式市場』の時価総額が『半減(50%ダウン)』するレベルの危機は、
今後の社会でも、そのスパンで起こる可能性は『十分有る』という事です。
また、
記憶も薄れつつありますが、それよりも少し小さな規模(20%下落程度)、
『欧州危機』に端を発するソブリン危機、数年前のチャイナ・ショック等は、
『10年間』という期間の中では、2回〜3回ほど含まれるのが『常』です。
一見、
矛盾のように聞こえるかもしれませんが、
私たちのような『(真の意味での)長期投資家』は、
実は『下落局面』も望みながら市場参加しています。
理由は、大きく2つあります。
①『下落局面』では、『暴落価格』で資産を購入することが出来ること。
②経済の粘性による『返り(反発)』でこそ、
『保有資産』が膨らみ、最大パフォーマンスを発揮すること。
上記2点を、歴史的事実から、きちんと理解しているからです。
ただ、
前述の『金融危機(2008年:サブプライム)』後の世界を見ると、
『日本市場』は、政権交代等で、一時期『上昇』を見せているものの、
世界市場レベルでの『大幅下落』は、未だに経験していません。
確かに、
『高揚感』に浮かれて、お祭りムードの漂う現状も嫌いでは無いですが、
私たちは、虎視淡々と、『その時(下落)』を待っているのも事実です。
あなたは、それを『平常心』で受け入れることが出来ますか??
あなたは、『リスク(不確実性)』と上手に付き合えますか??
その能力無しには、『資産形成(投資)』での成功も、無いと考えています。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太