今日のテーマは、『迫り来るターニングポイント、市場はどちらに転ぶのか??』です。
タイトルの言葉を聞いて、何のことを示しているか察しが付きますか??
何故か、
日本では、国民的アイドルの活動休止報道の方が過熱していますが、
世界経済全体を考えた時、それより大切な『リミット』が来月に迫っています。
勘良い方は、もう察しがつきましたよね。
そう。
『英国』が『EU(欧州連合)』から離脱する期限が、
来月(3月)現地時間29日23時、日本時間30日7時に迫っているのです。
世界の予想を覆し、
国民投票の結果『EU離脱』が決まったのが、2016年6月23日。
あの時は、『まだ少し先の話』という感覚でいましたが、
一瞬のうちに、その『ターニングポイント』となる日を迎えつつあります。
当初、
『それでも、離脱は無いだろう』『妥協案も示されるはず』と、
誰しも考えていましたが、建設的な議論の進展が無いまま、
いたずらに、『時間』だけが経過している感は否めません。
それは、
『離脱期限』まで2ヶ月を切った現在でも同様で、
英国、欧州連合の間の溝は埋まることなく、『3月29日』を迎えつつあります。
今、
英国下院とEU(欧州連合)の間で『離脱協定』がまとめられていますが、
双方に『落とし所』を探り合いながらも、『妥協点』が見出せずにいます。
このまま行けば、
俗に言われている『合意無きブレグジット』の可能性が高まりますが、
そうなると、英国のみならず、世界経済にも波及するショックも予想されています。
その前後で予期されているのは、次のことです。
『英国企業全体の約3割が、ブレグジットを機に海外移転を検討する。』
『それに伴い、主に、生産性の高い労働者が英国外に流出していく。』
『食料の安定供給も滞る可能性があり、小売店から食品が消える日も。』
『英仏海峡を渡る、フェリー、トラック等の税関検査手続きはどうするのか??』
『英国領北アイルランドとEU加盟アイルランドの、国境厳格管理が復活か??』
などなど。
どのような『結末』を迎えようとも、『岐路』とも言えるこの時期は、
多少の『市場変動』を受け入れることなく乗り切ることは不可能です。
繰り返しになりますが、
日本では、それほど大きく報道されていない感が否めませんが、
社会の教科書に出てくるレベル、1つの『ターニングポイント』が差し迫っています。
元々、
『EU(欧州連合)』に加盟していながらも、
統一通過『ユーロ』を採用する事なく、自国通貨『ポンド』を貫き通していた同国。
個人的には、
その『独立性』は以前からある程度保たれていたと考えており、
今回の『EU離脱』というイベントも、実質インパクトは低い可能性があると見ています。
関西にご縁のある方は理解できるでしょうが、
『地続き』ながら、どこか腹の中のわからない『京都』という街が、
『関西離脱』(京都人は既に別格と認識している節もありますが)するようなものです(笑)
『3月29日』という日を挟んで、
実務上の手続き等、多少『アジャスト』する時間はかかるでしょうが、
経済に与える『歪み』は、市場機能で自然と調整されていくことが予想されます。
ただし、歴史的転換点であることに変わりはありません。
私の予想に反して、経済に一大インパクトを与えるイベントになる可能性もある。
国民的アイドルの活動休止問題も、もちろん大切だと思いますが、
世界基準での『重要事』に、日本国民も目を向けて頂きたいと考えます。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太