今日のテーマは、『なぜ、経済的自由を実現する人は1%未満しか存在しないのか??』です。
約10年間、
独立系ファイナンシャル・プランナーの活動を続ける中、
上記タイトルに挙げる事実を経験則として知っています。
裏を返せば、
世間一般、ほぼ『100%』と表現しても良い人たちが、
生涯を通じて『お金』に翻弄された人生を送っています。
古今東西、
『お金』に関する問題を解決して、自由に生きることは、
全人類に共通する、永遠のテーマなのかも知れませんね。
2023年、
テクノロジーが発達して、それに関する情報が溢れる今、
私たちは大きな『アドバンテージ』をもつ時代にいます。
事実、
かつては一部の人間しか知り得なかった情報も、今では、
一般公開されて誰でもアクセス可能なことも少なくない。
にも関わらず、
『お金』の問題から解放されて、自由に生きる人たちが、
劇的に増えているかと言えば、まったくそう感じません。
実際に、
少し冷静に考えてみれば、とても不思議な事なのですが、
未だ、生活費を賄うことを主目的に労働を続けています。
それは、何故か??
『お金の問題を解決して、人生を自由に生きたい!』と、
本気で考える人が1%未満であることが理由と感じます。
そう話すと、
多くの方々から『いや、お金を解決したいです!』とか、
『自由な人生を考えています!』と反論を受けそうです。
確かに、
『お金を解決して、自由に生きたいか?』と質問すれば、
世の中のほぼ100%が『YES!』と回答しそうですね。
しかし、
私から言わせれば、それだけでは『本気』と言えません。
何故なら、
目標達成に相応わしいレベルの『行動』が伴わないから。
厳しい話、『夢物語』を語るだけなら誰にでも可能です。
例えば、
高校野球を例に挙げたとき、夏の選手権大会を考えると、
全国3700校中、甲子園の地を踏むのは47代表だけ。
もし仮に、
その狭き門を突破することを目標として定めるのならば、
文字通り血の滲む努力と、運も味方につける必要がある。
『考えている』だけでは、目標到達は絶対に不可能です。
翻って、
『お金』というテーマになると、何故か分かりませんが、
正当な努力なく、ひたすら幸運を願う人々が続出します。
いや、願望を持つすべての人々が、怠惰とは言いません。
昨今、
日本政府が制度を拡充したことにより、NISAを活用して、
長期投資・無税運用を実行に移す方々もいると思います。
ただ、
繰り返しますが『相応しい水準の努力』かと問われれば、
残念ながら『その域に達していない』の回答が真実です。
もちろん、何も行動しないよりは、実行したほうが良い。
でも、
来年始動する新設NISAも含めて、実行したからと言って、
悲しき哉、その延長線上に『経済的自由』はありません。
これからの時代も、
『本気』の水準で行動を起こす人が1%未満である限り、
『経済的自由』の達成者の割合は変わらないと考えます。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太