今日のテーマは、『私が、現時点、暗号資産:仮想通貨を保有しない1番の理由』です。
昨日の公式ブログでは、
『資産全体の7%であれば、保有して良いかも知れません』と題して、
暗号資産(仮想通貨)を保有したい方々への『基準値』を示しました。
特に、数字としての『7%』に拘りはありません。
ここでは、調査結果がそうだったというだけです。
それでも、
1つの目安としては、正しい水準にあると考えていて、
個人的に保有する時は、資産全体の『5%未満』です。
仮に、
暗号資産(仮想通貨)に対して、思い入れがあるなら、
その場合は、基準値を『10%』まで引き上げて良い。
ただし、
どれだけ、個人的感情があるとしても、上限値として、
この数字(10%)を超えない方が得策とは考えます。
もしも、あなた自身が『ビット・コイン』の生みの親、
『サトシ・ナカモト』である場合は、例外としますが。
上記基準で言えば、
純資産を総合して『1億円』保有している方であれば、
暗号資産を保有して良い金額は、『500万円』ほど。
単純計算、
純資産として『5000万円』を保有している方々は、
時価評価『250万円』ほどが資金投入の上限値です。
恐らく、
そういった対象(仮想通貨)に関心を示す方々からは、
前述した事例の上限値は、少な過ぎるんですよね(笑)
その証拠に、
暗号資産市場に資金投入する方々の大半が、保有資産、
1000万円未満に対して、過半数の資金を投じます。
皆さん、とても粋な『江戸っ子』ですね(笑)
『宵越しの金は持たねえ!』の精神は、天晴れです。
しかし、
刹那的には、人間的な『魅力』に溢れるこの人物も、
中長期的視点で見れば『経済的リスク』を感じます。
昨今、
『人生100年』と叫ばれる時代、必ず来る老後に対して、
経済的観点で『準備』をしないことは、『自殺行為』です。
日本国民全員が、自助努力で『資産形成』した方が良い。
決して、
暗号資産(仮想通貨)を悪役的に扱うつもりはないですが、
現時点、それを組み込むのは『時期尚早』と考えています。
その理由は、いくつか存在しています。
1つは、その名前に『通貨』の文字が入っていながら、
現時点、『決済機能』としての利便性を感じないから。
いくら、
『時価評価』として、莫大な資産を構築できたとしても、
肝心の『利用』が出来ないのであれば、全く無意味です。
また、
国境を跨ぐ『送金』の利便性を訴求する方もいますが、
個人的に、これに対してもメリットを感じていません。
幸いなことに、
現時点、日本は、どこかの社会主義国家と比較した時、
まだ、国境を跨ぐことに対して『寛容さ』があるから。
もしも、
私が、某中国の国民で、人民元資産が大半を占める時、
この機能に対して、利便性を感じるかも知れませんが。
しかし、より大きな『1番の理由』も存在しています。
それは、ボラティリティ(変動率)が大き過ぎること。
性分的に、
『博打:ギャンブル』に対して、全く興味が湧きませんが、
ここまで変動率が大き過ぎると、とても、手が出せません。
昨日もご紹介した通り、
第一波の『仮想通貨バブル』と表現できる、2017年は、
代表通貨ビットコインは、年間1000%上昇を見せます。
その後、
2018年初早々、当時のピーク値から『約8割』下落し、
以降数年間、投資家は辛酸を舐めるような『低迷』が続く。
しかし、
昨年(2020年)第4四半期、突然、潮流変化が訪れて、
一気に『過去最高値』を更新し、取引価格は突き抜けます。
約1年前、
僅か(?)『数千ドル』で取引されていたものが、翌年に、
『6万5000ドル』を突破するのですから、驚異的です。
ただ、
『実体』と伴わない上昇は、外的要因に対してとても脆く、
『情報』の変化に右往左往し、モロに影響を受けてしまう。
前述、
今年4月につけた『6万5000ドル』の最高値から半減、
現在は『3万ドル』を割り込む一歩手前で推移しています。
下落の要因は、様々言われています。
その中でも、
今回、最も『インパクト』が大きかったと言われているのは、
前述した『中国』で、政府が暗号資産規制に乗り出したこと。
現在、
同国内では、原則として『暗号資産』は取引禁止されており、
金融機関も、関連サービスを含めて『提供停止』しています。
また、
同国は、マイニング(採掘)についても規制強化しており、
これまで、企業誘致の手段としていた各省の政策から反転。
一時期、
世界全体の『約75%』のマイニングを担っていた同国から、
採掘業者は、撤退することを余儀なくされていると言います。
表向き、
マイニングに必要とされる『電力消費』が莫大なものになり、
『自然環境』に対して、悪影響を与えることが挙げられます。
ただし、
『本音と建前』は、古今東西、どの世界にも存在しており、
果たして、それが『本当の理由』か、誰にも分かりません。
勿論、
暗号資産(仮想通貨)に限らず、世の中に存在する資産は、
その全てが『情報』に影響を受けることが分かっています。
しかし、
其々の対象ごと、情報に対する『影響度』は異なっており、
それが基準を超えて高いものには、冷静な判断が必要です。
典型的な事例が、暗号資産(仮想通貨)ということです。
ただ、世の中には、他の対象もまだまだ存在しています。
私自身、これからも一貫して『ギャンブル』はしません。
この『信念』は、今後も、決してブレることありません。
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