今日のテーマは、『コロナ禍、気が付けば米国一強市場がスタートしています』です。
時間も遅くなってしまったので、今日は少しだけ。
タイトル通り、米国一強時代がスタートしました。
先週末、
米国株式市場の代表指数であるNYダウ平均株価は、
終値として、史上初めて『3万5000ドル』突破。
直近では、
北米でも、新型ウイルス感染拡大が懸念されますが、
株式市場としては、底堅さを維持しつづけています。
また、
切り口を変えると、米国市場全体の株式時価総額は、
史上初めて『50兆ドル』の途轍もない大台を突破。
日本円換算すると約5500兆円の超巨大史上です。
その結果、
世界全体の株式時価総額に占める米国単体シェアも、
『約44%』と17年ぶりの高値圏に達しています。
繰り返しますが、たった一カ国で『約44%』です。
基軸通貨:米ドルは、世界決済の約半数を占めますが、
株式市場においても、米国の寡占状態は続いています。
約10年前、
サブプライムが飛び火して『欧州危機』が燻ってた頃、
前述の時価総額シェアは、『30%』そこそこでした。
当時、
欧州史上全体のそれは、『約25%』近くもあり肉薄。
しかし、危機の主戦場だった為、その後は低迷します。
反対に、
台頭してきたアジア市場、特に、筆頭国である中国は、
2015年にかけて、シェアを『10%強』まで増大。
成長曲線的に、覇権を奪うとの期待も持たれましたが、
国家体制としての懸念もあり、その後は伸び悩みです。
因みに、
我らが『日本国』は、長年8%前後を推移しましたが、
ここに来て、そのシェアは『5.9%台』にまで急降下。
グラフ化すると、
中長期的に、緩やかに上昇し続けている『米国市場』と、
水平から、なだらかに下降する『日本市場』の差は鮮明。
直近10年間のシェアは、
欧州:▲7.4%、日本:▲1.9%と落としたのに対して、
米国市場は、実に『+13.1%』もの上昇を記録します。
勿論、
アジアの大国・中国も、同時期シェアアップさせますが、
上昇率は『+4%』と、米国として見劣りする結果です。
直近10年間、
米国が強力に市場成長しつづけてきた理由を考えると、
やはり、IT関連産業の発展なしに語ること出来ません。
この辺り、
『GAFA』と表記されることも多い、超巨大企業群は、
国境を越えて、世界中に影響力をもたらして来ました。
2021年現在、
多少の時期的な変動はありながらも、その影響力は、
『完全に失われてはいない』という表現が実情です。
巷には、
市場の『高揚感』に警鐘を鳴らす意見もありますが、
他にプラス要因がない現状、投資家も引下がらない。
更に、
中央銀行が『利上げ』する公算が高まり、前述した、
超巨大企業の『好業績』を反映した決算発表も間近。
このように、
凡ゆる『追い風』が重なる形となり、コロナ禍にも、
『米国一強市場』がしれっとスタートしていました。
私自身、
『米国市場』をポートフォリオから外した事はなく、
中長期的視点でも、そのスタンスは『継続』します。
『国家』として、好印象を持つかどうかは別として、
『資産形成』の観点では、ドライな判断も必要です。
『米国最強史上』は、これからも暫く続いていくし、
未来永劫はなくても、劇的に大逆転することもない。
『フル・ベット』してしまうのは愚かな行いですが、
ポートフォリオに組み入れることはオススメします。
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