今日のテーマは、『果たして、日本国は健全な国家と言えるだろうか??』です。
この後の予定が迫る為、本日もさらっと書きます。
来年度の国家予算『概算要求』が出揃いましたね。
現時点、総額すると『110兆円』を突破します。
つい数年前、
一般会計予算が『100兆円』を突破したことが、
メディア報道を通じて、大きな反響を呼びました。
しかし、
その後『100兆円超』は常態化し、僅か5年程、
年間予算は『10%』もアップした事になります。
一般家庭(一個人)であれ、企業等の組織であれ、
このペースで支出が増大し続けたら、大問題です。
コロナ禍、
日本全体の『経済循環』が鈍化する状況において、
国家歳入(税収)の飛躍的な伸びは期待出来ない。
その中で、
前述の通り、『歳出』は加速的に増加しますから、
錬金術でも知らない限り、国家運営はピンチです。
しかし、
組織として『超巨大』であり、なまじ体力ある分、
日本国は『借金体質』の中、延命出来ていますが。
話を戻すと、
2022年度予算で、最も概算要求額が多いのは、
社会保障(年金・医療・介護)を司る厚生労働省。
こちらも、
数年前、『30兆円』突破が話題になりましたが、
順当に増加し続け、来年度は『34兆円』に肉薄。
勿論、
日本国の『少子高齢化』はここから本番ですから、
近い将来の『40兆円』突破も、確実視されます。
そして、
さらに、『悲観的な展望』を述べるとするならば、
その数字も、決して『ピーク・アウト』ではない。
以前、
日本国内の『人口ピラミッド』の適正化について、
長期的には、21世紀全体の課題だと述べました。
少なくとも、
前半(2050年まで)に解決するものではなく、
まだまだ、『光』は見えて来ないことが実情です。
それ以外にも、
既に発行した国債償還や、利払いに使う国債費も、
全体の3割ほどを占める『30兆円』にまで膨張。
仮に、
一個人が収入の『3割』を債務返済に充てる場合、
そのファイナンスが継続する筈もなく即破綻です。
更に、
日本国は、『歳入』の足らずを国債発行で賄う為、
借金して、借金を支払う、摩訶不思議な状態です。
ここまで述べて来て、
日本国の『非・デフォルト論』信者の方々からは、
様々な切り口から『反論』が来ると予想出来ます。
その1つが、
日本国は『一般会計』のみで運営はされておらず、
それよりも巨額な『特別会計予算』が存在すると。
また、
その財源は『ブラック・ボックス』化されており、
現代における『埋蔵金』ポジションにあるのだと。
確かに、
日本国運営は『一般会計』だけで行われておらず、
私自身、『埋蔵金』が存在することも理解します。
しかし、
政治家の先生は、その存在に焦点を当てたがらず、
むしろ、存在すら無視しようとしているのが現実。
つまり、
大多数の国民には、自らの財布の懐事情について、
『真相』を知られたくはないと考えているのです。
そもそも、
国家運営は『歳入・歳出』のバランスを保ちつつ、
債務超過にならないよう進めることが『大前提』。
このシンプルな理屈こそが、『真理』と言えます。
現時点、日本国の国家運営は、間違いなくおかしい。
何も、小難しい理論で導かれるものではありません。
ただ、冷静に考えて『自然の摂理』を逸脱している。
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