今日のテーマは、『あなたは、自らの思考回路を有効活用していますか??』です。
改めて書く必要ないほど、インターネット全盛の時代です。
四半世紀前
『Windows95』の出現から始まったと感じていますが、
それ以降、一気にネットが身近になり、市民権を得ました。
学生時代、実家にも上記OS搭載のパソコンがありました。
当時を知る方は分かる通り、
現代と比べて、破天荒に大きなブラウン管ディスプレイと、
これまた重厚なボリュームを持った外付けハード(?)と。
スイッチを入れてから、完全に起動するまで時間がかかる為、
一旦電源を入れてから、用事を済ませて戻って来ていた時代。
そこまでして電源を入れたにも関わらず、私と弟にとっては、
PCは将棋とソリティアをする機械でしかありませんでした。
その時と比べて環境は格段に進化し、生活は一変しました。
逆に、
現代は、日々、膨大な数の『情報』が生み出されて氾濫し、
付き合い方を間違うと、私たちは完全に翻弄されてしまう。
特に、
若い世代を中心に『SNS依存』が強い時代と言われますが、
扱い方如何により、大袈裟でなく、人生全体に影響します。
何故なら、
自らは、『情報を取る』能動的な行動を起こすつもりでも、
情報に暴露されて、『誘導される』ケースも存在するから。
いや、
もし、あなたが『無意識』に付き合っているのだとしたら、
100%に近い確率で、『後者』だと考えて良いでしょう。
最も典型的事例は、
新時代を開拓した代表的SNSである『フェイスブック』で、
最盛期、日本人口の4分の1が利用していると言われた程。
現在でも、
世界全体『29億人』ものアクティブ利用者を抱えており、
人類全体(約78億人)で見ても、4割程に達しています。
ただ、
タイム・ラインに流れる『情報』のアルゴリズムは迷宮で、
趣味嗜好により『誘導されている感』が満載のコンテンツ。
私自身、
主に、公式ブログの情報共有手段として活用していますが、
間違っても、自ら『情報を得る手段』として利用しません。
一個人の見解なので、善・悪を判断する訳ではないですが。
繰り返しますが、
『情報』の受け手も、自ら『思考回路』を働かせなければ、
簡単に、その(情報)の波に飲み込まれること理解下さい。
分かり易い事例は、『新型ウイルス』をめぐる論争ですね。
私自身、
参加するつもりはない為、真偽判断は他の方に委ねますが、
社会を二分する『両極端な考え方』が同時に誕生しました。
1つだけ言えるのは、何であれ『偏り過ぎる事』はリスク。
古今東西、『100%善』も『100%悪』も存在しない。
相対する意見が啀み合った時点、建設的ではなくなります。
ここで、
『情報』の適切な取り方を紹介すると、該当事象について、
ポジティブ・ネガティブ両意見を取ることをお勧めします。
前述の通り、
世の中には『100%善』『100%悪』などは存在せず、
凡ゆる対象について、賛成と反対、肯定と否定があります。
そして、
『ポジティブ』『ネガティブ』両方の意見を取り入れたら、
自ら『思考回路』を回転させて、ゲシュタルトを構成する。
その上で、
最終的に、自ら『責任』を引き受ける覚悟力を持った上で、
『判断』して『決断』を下すことが重要だと考えています。
普段から、
多種多様な人と接していますが、『会社員』の方々はよく、
『普通』とか『常識』という言葉を使われる事があります。
会社と家を往復する生活を続けていたら、無意識のうちに、
『生きている世界』が、極限に狭くなってしまうのですね。
コロナ禍『リモート』により加速しているかも知れません。
確かに、
一般的に、人間関係を円滑化させる為のそれは必要ですが、
本来、『普通』や『常識』という概念は明確に存在しない。
むしろ、
世界的投資家ジム・ロジャーズ氏が唱える有名な警句では、
『常識を疑え!』という象徴的なフレーズがあるほどです。
この言葉が示す通り、
自ら『思考回路』を働かせて、決断を下すことが最重要で、
『思考すること』を放棄した瞬間、『主導権』を失います。
あなたは、日々『思考回路』を有効活用していますか??
人類史上・最高の天才と言われるアインシュタインでさえ、
脳全体の『15%』しか活用していなかったと言われます。
凡人レベルでは、意識してなければ『1%未満』ですよね。
日々、自ら『思考』し、決断することを習慣化して下さい。
一見無関係に見えますが、投資に密接に繋がるテーマです。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
——————————————————————–
*個人面談ご希望の方は、直接お問合せ頂けたら幸いです。
*井上耕太事務所:michiamokota0421@gmail.com
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太