今日のテーマは、『現在の収入レベルは、あなたのコミュニケーション能力に比例する』です。
以前も、同様の記事を書いたことを記憶しています。
ただ、強く感じていることなので、改めて書きます。
日々、
ファイナンシャル・プランナーとして活動する中で、
多くの人と接して、如実に感じることでもあります。
本題に入りますが、
あなたは、タイトルの真意が理解できるでしょうか。
『収入』は『コミュニケーション能力』に比例する。
一見『正しいこと』のように思えないこともないし、
かと言って、その『正しさ』を明確に説明出来ない。
普段から意識していないと、よく分からない話です。
次のような事例を示せば、分かってくるでしょうか。
私が事務所を置いている大阪・西天満という場所は、
美食のメッカであり、閾値を超えた名店が犇めく街。
かつて、
MR(医薬情報担当者)として会社員をしていた際、
グルメを極めた先生(医師)ほど好んでいた街です。
その中で、
献立は日替わりながら、どの料理も本当に美味しい、
1000円ランチを提供する和食屋さんがあります。
11時半に開店し、12時前には店内全席満員御礼。
私自身、
ランチは、早くて13時以降になってしまいますが、
この和食屋さんに行く時だけは、12時前にします。
先日久々に訪問しましたが、今回も外れなしでした。
しかし、
昼より予約が落ち着いている、夜の時間帯について、
中々、『訪問しよう!』という気持ちになりません。
間違っても『お金』自体が惜しい訳ではありません。
実際、
近隣には、2倍、3倍の単価を誇るお店も沢山あり、
そちらは『普段使い』として通わせて頂いています。
両者間に存在する『差』は、何なのでしょうか??
それは紛れもなく『コミュニケーション能力』です。
世間的に、
『コミュニケーション力』という言葉を耳にすると、
『流暢に話すこと』を、想像されてしまいがちです。
しかし、
ここで話題にする『コミュニケーション能力』とは、
『表面的な能力』を指すものでは決してありません。
それは、
相手に対して、適切な興味・関心を持ち、配慮して、
『気持ちを良くしてくれる』能力のことを指します。
その意味で、
前述の『和食屋さん』は、本当に美味しいのですが、
『1000円ランチ』を食べに行かせていただく店。
残念ながら、夜1万円を支払うお店ではありません。
このことは、全ての業種にも通じていると考えます。
特に、
『無形』の商品・サービスを提供するFPは典型例で、
コンサルタント業界なども、その意味で同類ですね。
仮に、
『労働単価の高い人』と『低い人』が存在したとき、
両者の差は、単純に『実力』だけで表現出来ません。
ここでも『コミュニケーション能力』がものを言う。
シンプルな話、
『1万円』の商品・サービスを提供する同じ感覚で、
『50万円』のものが提供できる訳ではないですね。
もしも、
『労働単価の低い人』が自身の報酬を上げたいなら、
それに相応しい『コミュ力』を身に付けることです。
これまでよりも高単価な商品・サービスを開発して、
リリースすることでは、決して、解決などしません。
そもそも、『購入してくれる人』の存在がなければ、
価格というのは、無意味なマスターベーションです。
中には、
世間一般の上位数%の『特殊能力』を習得する事で、
収入を上げられると考える方々も、いると思います。
しかし、
それも、会社員であれば『年収1000万円』迄で、
想像するより早い段階で、頭打ちを迎えるでしょう。
繰り返しますが、
『収入』を上げたいなら『コミュ力』をあげること。
それは、
相手に対し誠実な興味・関心を持ち、想像する事で、
気持ちよく買ってもらうための『配慮』と言えます。
物余りの時代、
適切に提供された商品・サービスは購入されますが、
『要らないもの』は、どこまで行っても要りません。
『固定観念』を排除して、『相手目線』で行動する。
もしも、あなたが『収入レベル』を上げたいならば、
ぜひ『コミュニケーション力』を意識してください。
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