『TPP』に関する真相★

『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★

2016年2月ニュージーランド、
『TPP』参加12ヶ国による署名式典が開催されました。

その後、参加12ヶ国では、
早期批准に向けて国内手続きが進められています。

今、この瞬間、日本でも『衆院TPP特別委員会』が開催されてます。
それを見ていて、とても疑問に感じることがあったので書きます。

『TPP』に関しては、
これまでもblogを通して何度か意見してきました。

ヘビーな読者の方々にはくどいかもですが(笑)、
今日もまた改めて書きます(^_^)

要は、政治家の方々に論点が間違っている、ということ。

まず、根本的な話として『TPP』は秘密協定。
つまり、条文に何が書いてあるかわからないのに契約しようとしている。

実際、先日公開された資料は、
『ほぼ100%』黒塗りで示されていましたよね(笑)

あれ、何なんですか??
『第二次世界大戦敗戦後の、GHQの検閲の資料か??』と思いました。

何が書いてあるかわからない文書に契約する。
『金融商品』でこれをやれば、とんでもない『詐欺』です。

『関税』に関する『フェアトレード』ばかり強調されますが、
『TPP』が最もリスクをはらむポイントは『ISD条項』です。

『関税』以外の『フェアトレード阻害要因』を撤廃する。

どういうことは、わかりますか??

要は、『関税』以外の、
背景にある『フェアトレード阻害要因』を全て排除する。

・農業分野の日本農家の補助金
・軽自動車の軽減税率
・食品の『産地』『遺伝子組み換えでない』記載
・国民皆保険制度の維持

これら、全てTPP発動後は『違法』です。

加盟12か国間での、『フェアトレード』に違反する、と。

この契約を批准することで、
海外から安く『得体の知れない』農産物も入ってきます。

米国の遺伝子組み換え穀物企業『モンサント』の種子は、
本国米国民すら敬遠するような代物です。

それが、日本の学校給食で出る日が来るかもしれない。

そして、それを防ぐために、
『国内食材を!』『地産地消を!』などの声を上げて実施すると、
確実に外国籍の関係企業から訴えられて負けます。

『ISD条項』は協定違反により、該当国の法律を書き換えられる条項です。

実際、『米韓FTA協定』では、韓国の法律は『130本』以上書き換えられた。
隣に住んでるはずなのに、知らないのは日本人だけです。

それにも関わらず、今日の国会答弁でも首相自ら、
『食の安全・国民皆保険制度は維持される』と言ってるんですね。

『何を根拠に??』

 

『TPP』導入により若干の期待もあります(^_^)

今、国内企業を優遇する規制で雁字搦めの『金融業界』です。

正直、日本国内で現在売られている『金融商品』は、
海外のそれとは比べものにならないほど『粗悪品』です。

これが、どう改善されていくのかなと。

『フェアトレード』の精神で海外企業が入ってきたら、
日本の銀行・保険・証券は軒並み潰れます。

でも、これは消費者側の一般市民には良いことですが。

現在大揺れの『TPP』

何が起こっているのか、今後どうなるのかもしっかり把握し、
これからの流れも引き続き注視していきましょう(^_^)★

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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