今日のテーマは、『資産形成(投資)で成功したいなら、歴史と哲学を学ぶこと』です。
タイトルに採用した言葉を、ご存知の方もいると思います。
世界三大投資家のひとり、ジム・ロジャーズ氏の言葉です。
余談ですが、
残りの2人は、投資の神様:ウォーレン・バフェット氏と、
英・ポンドの空売りが代名詞となったジョージ・ソロス氏。
因みに、
ジム・ロジャーズ氏とジョージ・ソロス氏は若かりしころ、
共同経営のクオンタム・ファンドでも利益を上げています。
この人たちの個人資産は、日本円換算で『兆超え』のため、
どう転んでも、自らの一生涯で使い切るのが不可能な金額。
恐らく、
最終的には、自らの理念に沿った活動をする基金・団体に、
莫大を寄付をして、人生を終えるようセットしているはず。
『お金持ち』の歴史が古いユダヤ民族は、気品に溢れます。
比較すると『お金配りオジサン』の下品さが浮き彫りです。
話題が逸れていったので、『本題』に入りたいと思います。
資産形成で成功するには、『歴史』と『哲学』を学ぶこと。
言葉を私なりに解釈すると、
『歴史』は、人間の行動心理、現代でいう所の行動経済学、
『哲学』は、物事の本質・真理を見抜く視点を意味します。
さらに、
抽象度を上げて思考すると、両者に共通するポイントとは、
『人間をよく知ること』に集約されることが見えて来ます。
これは、当然かも知れません。
人間社会の『経済活動』や、歴史が生み出した『お金』は、
自然現象ではなく、すべては『人間』が介在しているもの。
必然、
それを動かすのも『人間』で、古今東西、その真理は不変、
『人間』を知る者こそ、『経済』を制することが出来ます。
こちらも有名ですが『歴史は繰り返す』の言葉は真理です。
これから起こる事も、『全く新しいこと』などありません。
これは、
元も子もない『投資の真理』を理解して、実践している今、
私自身、体験として、切実に実感することが出来ています。
直近、
気になる報道を目にしましたが、相場感はバブル期を超え、
北海道は札幌都心部の不動産が活況を迎えているようです。
実質価値ではなく、
コスト・プッシュという要因はあるものの、1億円超えの、
いわゆる『億ション』も、売行きはとても好調のようです。
地域要因として、
冬季、屋内での生活時間が長くなる傾向がある北海道では、
住環境の快適さは、他エリア以上にプレミアムが付くそう。
実際、
主要駅に繋がる地下街に直結したつくりのマンションでは、
販売価格が、最低8000万円ほどから、最高3億円超え。
それが、
実質3ヶ月ほどの販売期間、全個数(100超)に対して、
既に、『9割超』の成約に至っているというので驚愕です。
もちろん、
日本レベルとは一線を画した、海外居住の(超)富裕層が、
セカンドハウスとして所有するケースも含まれるでしょう。
それでも、
少なからず、国内居住の『日本人』が購入するものもあり、
バブル期を超える水準には、若干、違和感を感じています。
確かに、
凡ゆるモノの価格は、市場の需給バランスで決定される為、
『買い手』が存在するなら、意義を唱える気はありません。
ただ、
熱狂が起こる局面こそ、客観的視点や、冷静さが必要です。
1980年代、
日本人が、株式市場・不動産市場の『バブル』を経験して、
30年以上、40年近くの時間が経過してしまっています。
当然、当時を体験的に知っている人は、減りつつあります。
原則として、
不動産は『イケイケ・ドンドン』なので、熱狂を感じても、
パーティー会場から『最初に退出できない』のが本音です。
『時代は繰り返す』
今ほど、その言葉が当てはまるときもないと感じています。
オープン形式(どなたでも参加可能)の主催セミナーを、
対面・オンライン開催ともに、5ヶ月ぶりに再開します。
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