今日のテーマは、『経済的自由を目指す人が、基本事項として理解しておくこと』です。
一見、関係がなさそうな話題展開から入ろうと思います。
私が、甲子園のラスト・チャンスに臨んだ2002年夏、
高校野球選手権参加校は全国4000を超えていました。
そのうち、見事、甲子園出場権を手にしたのは49代表。
ざっと計算して、参加校全体の『約1%』だと言えます。
同じ年の冬、
当時存在したセンター試験は受験者数55万人程であり、
東京大学・京都大学の入学者定員は合計6000人程度。
国内最高学府に入学することを『成功』と捉えるならば、
奇しくも、こちらも成功者『約1%』という数字になる。
*国公立大学医学部の全国定員数は約5000人なので、
同水準の学力達成者は、少しだけ多い割合になります。
前述の通り、
両者の共通点として、その分野において成功する為には、
『1%』になる適切な努力をする必要があるということ。
裏を返せば、
その他大勢『99%』に分類される人間と、同じ考え方、
同じ行動をしていても、決して成功しないという事です。
本題に入ります。
具体的統計があるわけではないですが、2022年現在、
『経済的自由』の達成者も、『1%未満』だと考えます。
完全相関はしませんが、
全労働者に対する、『年収1500万円以上』達成者が、
『約1.1%:30万人』という事実も、1つの根拠です。
肌感覚としては『1万人に1人』と言われても納得です。
日本の総人口1億2000万人に対して、1.2万人ほど。
日常的な遭遇率からみて、大きく外してないと考えます。
という事は、
前半部分で展開の通り、経済的自由の実現を目指すなら、
『99%』の人間と同じ行動を取っても無理ということ。
直近では、
つみたてNISA、iDeCo等の制度も拡充されてきたので、
それを具体的に実行すること自体、とても尊い行動です。
実際、
私自身、オープン・セミナーでは取り上げる話題であり、
長期視点での無税運用は、資産形成の真理にも適います。
しかし、
だからと言って、決して間違ってはいけないポイントは、
一般レベルの行動の先に『経済的自由』はないという事。
職業柄、
私の周りには、『経済的自由』の達成者が複数いますが、
公的制度だけで実現した人は、誰一人存在していません。
当然ですが、
つみたてNISA(それに準ずる投資行動)で実現可能なら、
『経済的自由』の達成者は、全国に溢れ返っていますね。
ただし、現実は、そのような現象は全く起きていません。
『蛇の道は蛇』という、有名な格言(諺?)もあります。
私たちは、和を以って尊しとなす美学の大和民族ですが、
時として、『他人とは異なる行動』も必要かも知れない。
少しだけ冷静に考えれば『当たり前』すぎる事実ですが、
意外にも、大多数の方々が見落としているポイントです。
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