今日のテーマは、『某広告で描かれた世界は、現実にも成立し得るのか??』です。
最近、個人的に強く興味を引かれるテレビCMがあります。
それは、
地球上の人類が、一斉に『仕事』をやめてしまったとき、
そこには『どのような世界が訪れるか??』というもの。
CM中では、
その状態が1ヶ月ほど続いた後の世界まで描かれており、
『ゴーストタウン』化した街が映される場面もあります。
確かに、
新型コロナ・ウイルスの流行当初、準ロックダウン下で、
大都市圏の中心部から『人』が消えた時期もありますね。
それに近い状況が、起こりそうなイメージも分かります。
しかし、
実際に、全人類が一斉に『仕事』をストップしたときは、
それより遥かに状況は悲惨で、種が滅亡する危機に陥る。
何故なら、
その世界では、『ライフライン』は全てが完全に停止し、
『食料供給』という生命線も瞬時に絶たれてしまうから。
個人的なことに触れれば、
私も働くことをストップする為、情報配信は停止するし、
そもそもプラットフォームの運営すらされない状況です。
もちろん、
限られた領域で『自動化』されている仕事もありますが、
広い視点で見て『人』の労働を完全に排除は出来ません。
もしも、
唯一の例外が存在するとすれば、文明社会と隔絶されて、
完全に『自給自足』の生活を送る部族くらいでしょうか。
ただ、
仮に、地球上に、該当する人間が存在していたとしても、
文明社会が完全停止する影響が『ゼロ』ではないですが。
話を戻すと、
地球上の人類、78億人が『仕事』を一斉に停止した時、
『お金』を持つ・持たないは、意味を為さなくなります。
そもそも、
誰もが働かない世界では『提供される価値』が無いため、
私たちも『受けられるサービス』が存在しなくなるから。
それ故、
『お金』が紙屑化してしまった世界で、社会保障制度も、
これまでとはまったく異なるアプローチが求められます。
仮に、
あなたが、退職時点で『1億円』の資産を築けたとして、
『受けられるサービス』が存在しないのは儚いものです。
唯一、
その世界で、リタイア後を生き抜く手段があるとすれば、
自己完結の『自給自足能力』を体得することでしょうか。
究極、ヒトが狩猟民族だった頃保有していた能力ですね。
それでは、
私が、10年近く発進し続けた『お金』に関する情報も、
結局は、『無』に帰してしまうものなのでしょうか??
この辺り、
賢明な読者は理解される通り、当然そのような事はなく、
全人類が一斉に『仕事』を止める可能性はほぼゼロです。
理屈上では、
『労働力』の減少は、『保有資産』でのカバーが出来ず、
その世界では『お金』の持つ効力は相対的に弱まります。
その結果、
世の中の『取引』から、『お金』の介在が排除されれば、
現存する問題の解決方法に、完全転換が起こるでしょう。
それでも、
2022年以降の世界でも『お金』は普遍に価値を持つ。
そして、
『持つ者』と『持たざる者』の間に存在している格差は、
これからの世界でも、益々、拡大すると予想しています。
『某広告』で描かれた世界は、『現実』には起こらない。
その事実も正しく理解して『資産形成』に励みましょう。
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