今日のテーマは『日本版401k』です★
企業年金の変遷、『確定拠出型年金』の話です(^_^)
最近は、日本でも多くの企業が導入してきました。
そもそも、皆さん『確定給付型』と『確定拠出型』、
それぞれの違いを理解されているでしょうか?
どちらも、給与天引きという形で、
毎月企業が掛け金を拠出してくれるところは同じです。
これを、企業によって基準は違えど、
だいたい3~4%複利の計算で運用していきますが、
・『確定給付型』
→運用額と目標額の差を企業が補填。
・『確定拠出型』
→運用額が年金原資。運用に関しては自己責任
といった違いがあります。
ちょっと考えるとわかることですが、
人が労働する約30年間、3~4%複利で回すのはまあまあな計算です。
実際、従来の『確定給付型』では、
企業の『積立不足?:補填金額』がかなり大きくなって経営圧迫してました。
このため、運用に対して企業が責任を負わず、
補填もいらない『確定拠出型』に移っていってます。
で、結論を言うと、
『401kは、米国ではとっくに崩壊した制度』です。
理由は大きく2つ。
①運用で負ける。
→少し冷静に考えればすぐわかりますが、
素人がいきなり入ってきて勝てるほど、市場は甘くないです。
②証券会社が儲かる製品ラインナップ
→僕も、某N証券の商品を見ましたが、
見事に向こうが主導権を握る商品でした。
*つまり、売買手数料を儲けるチャンスが、
向こうに無限にある、ということです。
また、制度導入後2、3年ほどですが、
『運用益が上がった』と喜んでいる人がいます。
これは、単純に『上昇相場にお金を突っ込んでいる』ということ。
20~30年スパンの投資計画の冒頭に、
上昇相場にお金を入れることは得策には思えません。
つまり、割高株を掴まされている可能性がある。
まぁ挙げ出すと突っ込みどころ満載なのですが、
僕が言いたいのは、
『自分の人生の責任は、自分で取ろう』ということ★
『国が、会社がどうにかしてくれる』
こういう時代は、もう終わりました。
そのかわり、『自分で責任を取る』人にとっては、
今まで以上に『自由』になれる時代に入ってます☆
人生の主導権を人に渡すか、自分で握るか、
選択するのはあなた次第です(^o^)!