『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
実は、昨日書こうと思っていたのが今日の記事です(>_<)
一昨日の記事と関連性を持たせたかったのですが、
突然の『原油価格回復』に引っ張られて違う記事を書いてしまった(笑)
少しだけ振り返ると、一昨日のblogでは、
『金融・証券マンが高額報酬』な理由として、
彼らはイカサマをしても『売り逃げ』できる環境が整っているからだと述べました。
そして、またそれは繰り返されそうです。
すべての分野に言えることですが、
『金融』の世界でも、本当に『時代は繰り返す』。
僕たちは、自分が考えているより賢くはなさそうです(>_<)
4月上旬、こんな報道が出てきました。
『デリバティブ資本規制、緩和方向に前進』
皆さん、気付かれていましたか(^_^)??
ご存知の方も多いでしょうが、
『デリバティブ:金融派生商品』の取引は、
投資系銀行中心にレバレッジをかけて取引してます。
『レバレッジ』
実際には『保有』していない『お金』を、
『信用創造』により作り出して取引することです。
『FX』なんかやってる人ならイメージつきやすいですが、
『レバレッジ取引』の際は、利益が上がれば大きくなる一方、
下落するときもこれと同じ速度で損失が膨らみます。
本当は『無い』ものを『有る』として取引するので、
市場がどっちに転ぼうとも相応の『リスク』を抱えるのです。
で、その『リスク』が最悪の結果を招いた1つが、
2008年の『サブプライム・ショック』問題。
*『リーマン・ショック』はどう考えても呼称が正しく無いので、個人的には使うのを辞めました。
この時の失敗を教訓に、
業界的に制度も厳格化して『資本規制』を強化してました。
要は、デリバティブ取引の際の、
金融機関の資本比率を一定割合保ちなさいよ、ということ。
でも、これはバンカーからしたら面白く無いよね。
もっと大きなレバレッジをかけられたら、
設ける局面では利益が最大化できて、自身の報酬も跳ね上がります。
だから、これまでも度々『資本規制』の緩和が叫ばれてました。
そして、今回出てきたのがその話です(^_^)
表向きの訴求は、
『顧客が差し出す担保で数十億ドル規模の資本負担がかかっている』ので、
その分の『資本規制』を緩和してくれないか、と。
さらに、従来のレバレッジ規制ではリスク判断を勘案していなかった、
担保を保有する銀行に対する信用度の審査向上も目指す、と。
でも、サブプライムの時もそうでしたが、
『信用度』って結構簡単に書き換えできましたよね(笑)
今後また、『資本規制』は緩和されます。
金融街のバンカーたちが、
また時間をかけて暴れ始める時代が来る。
2015年、すでに新たな『CDO』が開発されたとの話もあります。
時代は『バブル』と『崩壊』を繰り返し成長する。
そのことを頭において、
僕たちもこれからの時代を見抜いていきたいですね(^_^)★
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