今日のテーマは、『なぜ、富裕層・事業家は相手の言葉を判断指標にしていないのか』です。
週末、久々に人前で話させていただく機会がありました。
講演と言ってしまうのは大袈裟ですが、将来を見据えて、
真剣に資産形成を考える方々に、自らの経験を語る時間。
4月以降、
完全休養に入っている中で、約2ヶ月ぶりの3時間講演、
当日は乗り切りましたが、翌日以降は喉が潰れています。
先々月、
40歳を迎えた身であることを自らもきちんと認識して、
早期回復のため、静養優先で日々過ごしたいと思います。
さて、
前述の講演時にも、改めて実感する機会がありましたが、
富裕層・事業家は『相手の言葉』を簡単には信じません。
これは、
『常に相手を疑ってかかれ』ということでは決してなく、
正確には人の『言葉』が判断基準にならないということ。
何故なら、
それ(言葉)は簡単に取り繕うことが出来てしまうため、
行動と直結しなかったり、反故にされることも多いから。
このあたり、
政治家の先生方を思い浮かべればよく分かるでしょうが、
彼ら・彼女らの言葉は守らないことを前提に発されます。
一般人でも、
耳に心地よい言葉を多用する人たちは散見されますが、
遵守されるかと言えば、そうではないことの方が多い。
例を挙げれば、
頑張ります、反省しています、意識します、改善します、
結果を出します、次こそ成功します・失敗しません等々。
恐らく、
皆さんも勘付かれるとおり、これらの言葉を使う人物は、
成果を挙げることはなく、同じ過ちを繰り返すでしょう。
もう一つ例を示せば、
『あなたは経済的自由を実現したいですか』の質問には、
ほぼ100%の方々が『YES』と回答すると推測します。
しかし、
具体的な行動を起こす割合は、余裕で10%未満となり、
前述の回答(相手の言葉)とは、大きく乖離してしまう。
繰り返しますが私たちは『言葉』を判断基準にしません。
何故なら人の本音は『行動』にのみ表れると考えるから。
例を挙げてきた通り、『言葉』ではなんとでも言えます。
問題はそれ(言葉)と『行動』が一致しているかどうか。
私が顧客から指名される理由も、そこにあると考えます。
世の中は『行動』と『自らの経験』こそが評価対象です。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太