『buffer:バッファ』、要ります★

『お金』の話に限らず、

あらゆる面で神経質な人はいます。

皆さんの周りでも、

1人、2人は思いつくんちゃうかな??(笑)

良く言うと『きっちりしている人』。

良くない言い方やと『面倒くさい人』(笑)

『きっちり』と『ざっくり』。

どちらが『善い』『悪い』の話ではなくて、

どちらも生かされる場面・仕事はあると思う。

『お金』というテーマにも、やはり、

『きっちり』と『ざっくり』どちらも大切な場面があります(^_^)

例えば、『お金』の支払いを頼んでおいた人が、

『言われた金額のへん、ざっくり支払っときました!』

と言ってきたら、めちゃ困る(笑)

『おいおい!』ってなるし、

『もうコイツに頼まんとこ!』ってなる(笑)

また、『お金』を支払った時とかでも、

『ほな受け取りました!』だけ言われて領収書出ないのも困る。

これらは、『きっちり』せなアカン場面です。

対して、ある程度『ざっくり』考えなアカン場面もある。

例えば、『投資』の運用とか。

日本人が第一に優先すること、わかりますか??

そう、『元本保証』です。

で、金融の知識のあまり無い人は、

『元本保証』な上に、ある程度の『リターン』を求めてくる(笑)

これ、相対することです。

『元本保証』ってなったとき、

その典型的な投資対象は『債権』です。

*もしくは『現金』そのものの場合もあるけど、

それを『投資』と言って良いかは疑問が残ります。

特にイメージしやすいのは『日本国債』。

長期金利は、先週末の時点で『0.380%』。

『日本国債』の場合、

償還される可能性が高い(と思われてる)代わりに、

その対価となる『リターン』は『雀の涙』です。

利率『0.380%』の生起確率が高い代わりに、

利息そのものの値は小さいものになる、とも言える。

これは、『値』が大きくなるほど『ブレ』も出ます。

『標準偏差』

わかりやすい例えを出すと、

『明日』の予定はかなりの確率当てられるけど、

『8年後』の予定は不確定要素が大きい、みたいな。

年率リターン『10%』とか言うてて、

その投資商品が『元本保証』なんてことあり得ません。

もし、『元本保証!年率10%!』みたいな投資商品あったら、

『日本国債』なんて売れなくなるし、確実に『詐欺』です(笑)

ある意味、わかりやすくていい(笑)

同じ『国債』でも、

『PIIGS』みたいに利率の高い国もあるけど、

そうなると逆に『償還』の可能性も低くなる。

つまりここでも、

『リターンが高い=元本保証じゃない』が成り立ちます。

ここまでの説明なら、

『ほな利率の高いものは全部リスク??』ってなるけど、

決してそうじゃない。

あくまで『生起確率にバラつきがあるよ』という話。

『buffer:バッファ』

ある程度の『リターン』を求めるのならば、

ある程度の『あそび』は必要だよ、と。

常に『富』は生み出されているので、

いつの時代でも『投資』は利益を上げられます。

でも、そんな『きっちり』『正確に』は読めない。

そんな時は、ある程度割りきって、

『ざっくり』目安で挑むことも必要です(^_^)★

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