『殖えない』、というリスク★

1コ前のblogで、次のようなことを書きました★

『日本人は、投資という言葉に過剰反応してる。』

『日本に生まれて、投資経験無しはあり得ない。』

皆さんは、どうですか(^_^)??

今夜のblogは、その続編です★

日本人の多くは、『お金』の洗脳にかかってます。

『1万円』は、ずっと『1万円』だと思ってる。

どういうことか??

『1万円札』を、もっとちゃんと見てください。

あれは、ただの『紙切れ』です。

世界の共同幻想で成り立ち、『価値』も常に変化してます。

『でも、コンビニやお店で同じ価値で使えるで。』

とか言われそうです。

確かに、実際に毎秒毎秒変わってたら使いにくいので、

実社会では『緩やかに』価値を変化させてます。

でも、ほんまは毎秒ごとに変わってるんやで。

このblogの読者の方は理解してくれますが、

約3年前の『1US$=80円』の時代と比べて、

『日本円』の価値は約40%も吹っ飛びました。

わかりやすく言うと、

3年前に『1000万円』の価値があった紙切れは、

現在では当時の『600万円』分の買い物しか出来ません。

でも、日本人の多くは、

銀行の預金通帳に『1000万円』の数字記載があったら、

未だにそこに『1000万円』があると勘違いしてます。

『為替レート』は即座に反映しませんが、

それでも後追いで『物価』も上昇してきます。

『インフレ』という感覚が、まるで無い。

『数字』を、『絶対値』と勘違いしてる。

単純に、物価が『30%』上がった社会では、

投資リターンも『+30%』でトントン。

この単純な理屈に、早く気付く必要があります。

そこで、本題です。

『お金持ちが嫌うのは、お金が殖えないリスク』

この言葉を、聞いたことがありますか??

世間一般の方々は、

極度に『お金を失う』ことを恐れています。

その結果、動かない。そこに留まる。

『リスク』を恐れるあまり、

身動きが取れずに固まってしまっています。

若しくは、時代遅れのテキストに従ってるか、、、、。

自分の『お金』を、市場に流さない。

固く固く仕舞っておくことで、

最悪でも、その『価値』を保とうとしています。

でも、少し考えてみてください。

『そのまま置いてたら、インフレに喰われる』って話、

今さっき、しましたよね??

あなたが大事に仕舞ってる『お金』、

どんどん『価値』が目減りしていってます。

じゃあ、『お金持ち』はどうするか??

もちろん、彼らも『ディフェンス』から入ります。

彼らは、既に『お金』持ってるんです。

だから、『丁半博打』みたいなことは絶対にしない。

『1年で資産を2倍にするぜっ!』とか、

ギャンブルする必要まったく無いわけです(笑)

『ディフェンス』から入った上で、

『インフレ』に負けないように、

適度な『リスク』を取って、堅実な『リターン』を得ます。

ここで言う『リスク』、

なにも『怪しい投資話』に乗っかるとかでは全然ないです(笑)

僕の場合、投資における『リスク』の意味は、

『ある一定期間、お金を不自由にする』というもの。

『投資する』ということは、

一度、自分の手から『お金』が離れるわけです。

そして、『運用』させる。

一定期間、お金を『自由』に使えない状態にすること。

その代わり、それ相応の『対価』を要求します。

もちろん、投資対象が健全であることは大前提です。

完全独立して、自分と向き合う時間も増えて、

この『殖えないリスク』を痛切に感じるようになりました。

以前、『72の法則』というblogも書きました。

皆さんされてる銀行の『普通預金』、

通常金利の複利『0.05%』で運用したら、

元本2倍になるまでに1400年以上かかります。

二十代くらいに渡って、資産継承せなあかん。

どんだけ壮大な計画やねん(笑)

僕は、これからもどんどん『リスク』を取ります。

『殖えないことが、最大のリスク』

僕は、『お金持ち』のルールでいきます★

皆さんは、どうされますか(^_^)??

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