あなたの『リスク管理』、大丈夫ですか??

今日のテーマは、『あなたのリスク管理、大丈夫ですか??』です(^_^)★

 

 

ここ最近、日本の経済全体に対する、

先行きがあまり明るくない、という話をしてきました。

 

 

自分たちの『親世代』を見て、

『私たちの世代』も、同じライフプランを描いてはいけない。

 

 

これまで機能していたセーフティーネットは形骸化し、

『既存の常識』は、もはや通じなくなってしまっている。

 

 

これからは、『資産形成』においても『自己責任』の時代。

 

 

自ら決断・行動して『主導権』を持った人生を送る人間と、

それ以外の人間で、今後の『格差』は計り知れないものになる。

 

 

などなど。

 

 

このシンプルな4つの文章だけでも、

私の『軸』となる考え方は、ほぼ表現出来ていると思います(^_^)

 

 

今日は、少しだけニュアンスが変わり、

もっと、皆さんに『近い』経済のお話をしようと思います。

 

 

毎年9月頃、金融機関関係者が待ちわびるレポートがあります。

 

 

皆さん、その存在をご存知ですか??

 

 

『金融レポート』

 

 

名前は読んで字の如くですが、

監督官庁である金融庁が、行政における1年間の進捗や実績をまとめるレポートです。

 

 

なぜ金融機関関係者の方々が注目するかと言うと、

それは、監督機関・金融庁の『問題意識』がそこに集約されているから。

 

 

学生時代の例で言えば、

 

 

試験を作成する担当の先生が、

『次のテストでこれ出すで〜』と要点を公表してしまうレポートなのです。

 

 

このレポートを読み解くことで、

当局・金融庁が何に『問題意識』を抱えていて、自機関が改善すべき課題も見えてきます。

 

 

その為、

 

 

この時期、関係者は注意の目を光らせ、

今後の自行の身の振り方を、絶えず考え続けているのです。

 

 

それで、

 

 

近年の『金融レポート』で特に注目されているポイントが、

全国に玉石混交している『地方銀行』に対する記述です。

 

 

『地方銀行』

 

 

東京・大阪などの大都市圏を除けば、

それ以外の全ての地方都市で、その地域住民お抱えの『地銀』がありますよね。

 

 

『三菱東京UFJ』『三井住友』『みずほ』等々。

 

 

これらのメガ・バンクをメイン活用しているのは、

ほとんど東京・大阪の都心部に住む方々だけではないでしょうか??

 

 

関西で考えても、

 

 

京都は『京都銀行』、滋賀は『滋賀銀行』、和歌山は『紀陽銀行』と、

その土地、その土地で、『地銀』は地元住民に絶大なる信頼を得ています。

 

 

私の地元・岡山県では、

バンク・オブ・チャイナとは全く関係の無い、『中国銀行』がそれにあたりますね。

 

 

おそらく、

 

 

肌感覚的には住民の8〜9割がメインバンクとして活用していますし、

岡山県民は、『中国銀行』を全国的なメインバンクだと本気で考えています(笑)

 

 

岡山県における『中国銀行』の事例だけでなく、

それほど、各地方における『地銀』のポジショニングは高いものがある。

 

 

なぜ、

 

 

地方の方々がその土地の『地方銀行』をメインバンクにするかと言うと、

もちろん、自身では『そうする事が、1番安全』だと考えているからです。

 

 

誰しも、

 

 

大切なお金の『保管場所』を、一時的なものであれ、

自身が『危ない!』『怪しい!』と思っている金融機関に預金はしないですよね(^_^)

 

 

しかし、

 

 

それら絶大なる信用を誇る『地方銀行』に対して、

金融庁は、既に半数5割以上の期間が、実質赤字に陥っていると見ています。

 

 

なかなか、衝撃的な数字ですよね(笑)

 

 

昨今の超低金利時代では債券運用も利益は出ず、

融資をしようにも、有望な投資先などそうそう出てこないのが現状です。

 

 

前者に関しては、

 

 

少しでも運用リターンを上げようと海外債券を持ち始めると、

こちらもリスク管理の観点から、金融庁より『牽制』が入ってしまいました。

 

 

今、メガバンクよりも基礎体力のない、

『地方銀行』の存続問題が全国的に問題になってきています。

 

 

また、地銀大編成時代が近い将来やってくるでしょう。

 

 

地方銀行も決算を乗り切るのに必死で、

全国的に流行している、アパマンローン融資に走って利益確保しています。

 

 

しかし、

 

 

人口減少時代に突入している日本では、

全ての金融機関が『勝者』となるように、この融資が成功する見込みはありません。

 

 

それでも立ち行かなくなってる金融機関は、

 

 

いわゆる融資先からの『貸し剝がし』により、

与信費用を低下させ、『貸倒引当金の戻り入れ益』として利益を計上している有様です。

 

 

中には、

 

 

この『戻り入れ益』の総額が、

全体の『純利益』を超えてしまっているような、異常な地銀さえ存在します。

 

 

金融庁の見立てでは、

2025年度には、地銀全体の約6割で中核ビジネスが赤字になると予想されています。

 

 

この状況で、皆さんの『リスク管理』は大丈夫でしょうか??

 

 

何も考えず、地元の『地方銀行』に全資産を預けていませんか??

 

 

都会に住んでいる人(貨幣への生活依存度が高い人)はもちろん、

地方においても、これからは『リスク管理』を考える時代に突入したのです。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

本当に人生は好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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