今日のテーマは、『先ずは常識人たれ』です。
冒頭に、改めて確認させて頂きます。
私、ファイナンシャル・プランナーです。
*より正確に言えば、金融機関(銀行、保険、証券)に所属しない、
独立系ファイナンシャルプランナーとして活動しています。
それにも関わらず、
公式サイトであるこのページで発信するブログは、
本当に『メンタル』的なことが中心になっています(笑)
『お金』『資産形成』に話もするときはしますが、
少し放っておいたら、直ぐに『精神性』『考え方』の話になります。
ここ数日は、特にその傾向がひどいですね(笑)
今日から『お金』の話をしようとしていましたが、
記事の冒頭、『取っ掛かり』となる報道を見つけてしまい、もう1記事だけ書くことにしました。
その『冒頭』『取っ掛かり』になったのは、次のような報道です。
羽生結弦選手、4月から早大6年生になるも、周囲には『退学したくない』
というもの。
いや、羽生選手、早稲田大学の現役大学生だったんですね!
きっと、私だけではないと思うのですが、全く、知りませんでした。
東北高校時代、当時、絶対的王者だった高橋大輔選手を破り、
日本選手権初優勝した際、彼を初めて認識しました。
今と比べてもまだまだ身体も華奢で、
『フリープログラム』の場合、終盤ではヘトヘトになっていた頃ですね。
まだまだ『完成形』ではないものの、勝ち切ってしまう『強さ』に、
見ていた人全員、『可能性』を感じられたことと思います。
なので、
てっきり、小塚選手の『トヨタ自動車入社』のように、
高校卒業後は、大手スポンサーが付いて、該当企業に在籍していると考えていました。
それが、
しっかりと4年生大学に在籍し、学業に励んでいたんですね。
しかも、早稲田大学(驚愕)。しかも、一般入試枠(驚愕②)。
カナダに拠点を置く羽生選手が在籍するのは通信課程で、
練習の空き時間を活用して、授業を受講、課題提出、試験受験をするシステムのようです。
ただ、
『通信課程』といっても早稲田大学のそれはかなり厳しいようで、
過去にも、芸能人等が所属するものの、『卒業』できずに『退学』という道を選択してきました。
彼らは、一般人の『多忙さ』とは次元が違うと思いますので、
それはそれで、個人的には、『しょうがない』と考えてしまいます。
もちろん、
羽生選手も、例に漏れず『多忙』を極める人間ですので、
今春からは『6年生(関西では6回生)』に該当するようです。
2大会連続、冬季五輪金メダルを獲得するほどの人物です。
正直、彼の人生において、『学歴』なんてどうでも良いことです(笑)
そんなものを保有しなくても、日本国民どころか、世界中がリスペクトする人物。
生まれる国が違えば、政府が一生生活を保障してくれるほどの『偉業』です。
しかし、
その立場になっても揺らがないのが彼の凄いところで、
『退学はしたくない』『絶対卒業する!』と周囲には言っているらしいのです。
14年前、折角、浪人生活まで経由して入学した大学を、
わずか『半年』で辞めかけた私とは、人間としての『質』が違います(笑)
彼(羽生結弦選手)のこの思考には、
中学校の校長先生をされていた実のお父さんの影響も大きいようで、
『一流のスケーターである前に、まず、一流の人であれ』と言われてきました。
う〜〜〜ん、ここまで、非の打ち所がないご家族ですね。
なかなか、耳と頭が同時に痛くなってきます(笑)
素直に、本当に『立派』な考え方だと思います。
『先ずは常識人たれ』
これは俳優の故・児玉清さんが残した言葉で、私の心にも響いている言葉です。
30代以降の『私たちの世代』では、
『アタック25』の司会としてのイメージが強いですよね。
人それぞれ、専門や、社会的地位・立場は違えど、
先ず、『人』として、『常識人』でなければいけない。
このこと、学生時代はわかりませんでしたが、今は、痛いほど感じています。
私は『スタジオジブリ・マニア』ではないのですが、
好きな映画として、『耳を澄ませば』という青春全開の作品があります。
ルパン三世の名作『カリオストロの城』宜しく、
毎年1回は『金曜ロードショー』で上映されるので、知っている方も多いと思います。
もし知らない方がいらっしゃれば、
『TSUTAYA』か『Amazonプライム』で一度見てみてください。
ストーリーとしては、
『バイオリン職人』を目指し海外修行に行く青年・天沢聖司と、
『作家』を漠然と目指す、平凡な中学生・月島雫の物語。
あらすじはここでご紹介しませんが、
雫が処女作となる『小説』を書き、聖司のお祖父さんに見せたい際、
次のような旨の言葉を語るシーンがあります。
『私、今回、書いてわかりました!』
『勉強しなきゃダメなんだって! 書きたい(気持ち)だけじゃダメなんだって!』
私がリアルタイムで見ていた中学生時代には、
この言葉、正直、全く理解ができなかったんですよね。
でも、
実際にあれから『20年』という月日が流れ、社会人になり、
事業化として活動する今では、『本当にそうだ』と実感します。
私は、普段、『資産形成』のアドバイスを、
面談希望いただいたクライアントの方々にしています。
来月でまだ34歳になる若輩者ですが、
同年代の方々だけでなく、一回りも、二回りも年齢の上の方々からも依頼を頂きます。
そんな時、
ただ単純に『お金・資産形成の知識・経験がある』だけでは、
とてもじゃありませんが、顧客ニーズを満たすことは到底出来ません。
『自身の専門分野の知識がある』というのは当たり前のことで、
その上に、『常識力』『人間力』がなければ、絶対に成立し得ない。
その『人間力』を向上させる要因こそが、
今日の公式ブログでテーマにしている『学業』『教養』というものです。
*私は普段、安易に『学歴』を追い求める行動は否定しています。
しかし、自ら『教養を身につけよう!』としての行動と、前述のそれは別次元の話です。
『人を知ること』も、含まれるかも知れません。
複雑怪奇な『人間社会』では、
物事は、決して『理屈通り』には成立し得ないからです。
一昔前では、アスリートなどの一流選手であれば、
『学業の方は、からっきし』でも良しとされている時代がありました。
しかし、
今は、アスリートに限らず、『教養』『常識』を身に付け、
『先ずは常識人たれ』を全ての方々が実践する時代だと考えます。
特に、
超一流アスリートではない私たちは、尚のことですよね。
『常識人』には、昨日のブログでもご紹介した、
『人との繋がりを大切にする力』も含まれてきます。
以前のブログでも、
『お金持ちとは、お金持ちのコミュニティーに所属すること』と書いたことがあります。
その為には、
『教養』『人としての常識力』というものが、必要不可欠になってくるのです。
一見、『資産形成』には関係のないテーマに見えますが、
実は、最重要テーマなので、心に留めておいて頂けたら幸いです。
『常識力を身に付け、資産形成をスタートしたい!』という方に最適なセミナーを、
3月21日(水・祝)13:30スタートにて大阪・梅田で開催します。
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『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
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井上耕太事務所
代表 井上耕太