今日のテーマは、『大阪桐蔭高校、甲子園&花園同一年度アベック優勝から考える事』です。
おおよそ、『お金』には関係無さそうなタイトルから始まりました(笑)
が、
私自身、一見、関係性が薄そうなところから、
『見えない部分のお金』を考える事は、実は、大好きです。
本日、1月7日。
高校ラグビーの頂点を決める決戦が、東大阪市の花園ラグビー場であり、
大阪代表・大阪桐蔭高校が、神奈川代表・桐蔭学園を接戦で退けて優勝しました。
昨年、
大阪桐蔭高校は、同大会の『準優勝校』であり、
同校史上初の『優勝』を決め、見事1年越しの雪辱を果たすことが出来ました。
更に、
『知る人ぞ知る』結果だと思いますが、
大阪桐蔭は、野球部も昨年(2018年)の選抜大会・選手権大会を連覇しています。
個人的には、
『高校ラグビー』も年始を彩る風物詩と考えているので、
数少ない『メジャー・スポーツ』と言えるものの中で、
1つの高校に複数の全国大会優勝旗がある事は『異次元』。
今年は全国大会優勝とはいきませんでしたが、
大阪桐蔭高校はサッカーでも強豪校として知られており、
正に、現代高校スポーツを席巻する存在になっています。
その昔、
桑田投手・清原選手に代表される野球部が存在していた『PL学園』も、
その当時は、他の部活動も強く、現在の大阪桐蔭と同じような存在でしたよね。
何か、『大阪』という地は、そういったものを追い求める風土があるのでしょうか。
話を元に戻します。
本日、高校ラグビーで頂点を極めた大阪桐蔭高校ラグビー部ですが、
その報道写真を見て頂けたらわかる通り、彼等の『日頃の研鑽』は見事なものです。
到底、
高校生とは思えないほどの『鋼の肉体』に鍛え上げられており、
太ももの太さ等から推測するに、そのトレーニング量は同年代のレベルを超越しています。
実際に、
ここまでのトレーニングを経験した事がないので分かりませんが、
『花園優勝』という一瞬の輝きを得る為に、彼等が流した、文字通り『血』と『涙』は尋常ではないはず。
そういった『裏』の部分は、なかなか『面』に出てきませんが、
『1つの事』に集中し、『決断』して進んだ者だけが、掴む事が出来る結果だと考えます。
確かに、
『高校野球』『高校ラグビー』と世間の注目度に差はあれど、
競技する『選手』同士を比べたら、決して『優劣』が付けられるものではありません。
どちらも立派であり、どちらも凄い人物です。
ただし、、、、
その後の『進路』にまで目を移すと、同じ『高み』まで上った両者の間には、
その『同等の功績』とはかけ離れた、『大きな差』が存在する事が分かります。
例えば、
前述した、2018年高校野球選手権大会で優勝した野球部では、
ドラフト1位指名された『根尾昂選手』『藤原恭大選手』両名は、
『契約金1億円プラス出来高』『年収1500万円』で契約締結されました。
恐らく、
ラグビー部の中にも、そのまま直接『プロ』の世界に進む人もいれば、
『大学』『社会人』で経験・実績を積んで、その扉を叩く人もいるでしょう。
しかし、
『その分野を極めた』という事象は同じであれど、
『ラグビー選手』として、日本でそこまで破格契約を勝ち取る選手は皆無です。
それは、
そのスポーツ毎のその選手の『アビリティ』の問題では無く、
そもそも、そのスポーツが生み出す『経済効果』の違いが直結しているのです。
20代の会社員時代、
私に仕事のイロハを教えてくれた大先輩が居たのですが、
その『偏った考え方』の先輩がおっしゃるには(笑)、
『思考回路が合理的な愛知県は、運動能力の高い者は皆野球をする』、と。
要は、
最終的に『プロ・スポーツ選手』となった時、
同じ『物事の達成度』において『最大リターン』を得る手段を選択するという事です。
『愛知県民は本当にそうなのか??』という疑問もありますが(笑)、
少し『極端過ぎる』ながらも、『一理あるな』と思える話でした。
また、
元・ボクシング世界王者の亀田興毅選手はメディアのインタビューで、
『子供がボクシングすると言ったら、どうしますか?』という質問に、
即答で『させない』という回答をしています。
何故かというと、
『身体的に、危ないから』という理由では決してなく、
『日本では、ボクシングの生み出す経済効果が小さ過ぎて、話にならない』、と。
昨年末、
那須川天心選手との対戦で注目集まったメイウェザー選手ですが、
彼に対して1試合『数百億円』のファイトマネーが払われるのは、
『実力』も勿論の事、米国での『経済効果』の桁が破格だから。
亀田選手曰く、
競技として全て合計して『年間数十億円』しか生み出さない、
『日本のボクシング業界』では、端から達成不可能な数字だという事が分かります。
勿論、
私も学生時代に『スポーツ』に明け暮れた身ですので、
『お金』を最初から念頭に置いて、競技種目を選ぶものではない事は理解しています。
『理由』は、自分でも全く分からなくても、
男には、『これだけは負けたくない!』と思う分野が、必ずある。
しかし、
少し冷静になって、『ビジネス』的な思考回路を導入した時、
自身が勝負しようとする業界・分野全体の『パイ』を正確に見積もる事は重要です。
自身がどれだけ努力を積み重ねようとも、
そもそも、そこに『勝機』がなければ、絶対に勝つ事は出来ない。
学生時代、
前述のことは全く考えずに、偶然『野球』をやっていた私ですが、
こと『ビジネス』という分野に関しては、冷静に思考回路を働かせるようにしています。
昨年から新たにスタートした新規事業も、
日本国内で年間『40兆円』から『50兆円』とも言われる、
巨大マーケットを形成している『保険業界』に切込んでいる。
想像以上に順調に進んでいますが、
それは、自身が懸ける『労力』に対して、
『最大リターンが得られる市場』を、最初に選択して参入した結果です。
『資産形成』『ビジネス』共に必要な考え方なので、
是非、皆さんも『大阪桐蔭高校』の事例から、学んでみてください。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太