金融の世界では、有名著者でも平然と『嘘』をつく。

今日のテーマは、『金融の世界では、有名著者でも平然と嘘をつく』です。

 

 

近しい間柄の方々はご存知の方もいらっしゃいますが、

今週初め、2日間ほど『声』が出なくなるという事態を経験しました。

 

 

もともと、

 

 

『喉』はあまり強くない方でしたので、痛める事はありましたが、

いよいよ『声が出ない』というのは、『人生初』の経験でした。

 

 

喉の免疫機能が働かないせいか、

 

 

消化器官のフローラ(細菌叢)もやられてしまったらしく、

消化力が落ちてしまっているので、『食べられる量』も激減。

 

 

クライアントの皆さんのご協力も頂きながら、

 

 

延期させて頂けるアポイントは翌週以降に移動し、

仕事量もいつもよりセーブして、休息取りながら進めて来ました。

 

 

ようやく、

 

 

今日から体調も『全快』にも近付き、『食欲』も戻り、

普段通りの生活を送ることが出来るようになりました。

 

 

ご協力頂いた皆さんに、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

 

さて、さっそく本題に入ります。

 

 

『金融の世界では、有名著者でも平然と嘘をつく』

 

 

タイトルではこのような言葉選びをしましたが、

これは、『金融』に限らず、あらゆる分野に当てはまるかもですね。

 

 

西野亮廣さんは、著書の中で次のようなことを言われています。

 

 

『テレビタレントは、信用が無い。』

 

 

常々、著書の中で『信用』の重要性を説く同氏ですが、

その計測方法の1つとして、『クラウド・ファウンディング』を挙げています。

 

 

自身が描いた『夢』『プロジェクト』に対して、

多くの方々から『協賛金』を募る、資金調達の新たな仕組みですね。

 

 

*様々『解釈』は別れると思いますが、本質ではない為、

 上記『定義』の説明に対する批判は受け付けません(笑)

 

 

それで、

 

 

『インターネット』という手段を通じて、不特定多数からの調達を考えると、

普通に考えると、『テレビタレント』は有利なように思えますよね??

 

 

しかし、

 

 

実際の『クラウド・ファウンディング』業界では、

『テレビタレント』の大負けが続いているらしく、

私たちの予想とは全く違った結果を生んでいると言います。

 

 

その理由は明確で、

 

 

SNS等、自ら情報発信するツールが発達し、情報が瞬時に伝わる昨今、

『テレビタレント』が番組内でつく『嘘』は、リアルタイムでバレているのだと。

 

 

『じゃあ、嘘をつかなければ??』と思う人もいるかもですが、

 

 

その人は『メルヘンの世界』の住人が如く純粋な心を持っていて、

『テレビ』というメディアが『スポンサー広告』で成立している事を忘れています。

 

 

つまり、

 

 

『テレビ』というメディアは、その運営構造上、

常に、ある程度の『嘘』をつき続けなければならないのです。

 

 

その理屈でいくと、

 

 

『テレビタレント』の方々は、そのメディア露出が増えれば増えるほど、

『嘘』を上塗り、積み重ね続けなければならず、『信用』は減少します。

 

 

西野さんの表現する所では、

 

 

彼ら・彼女らは『認知タレント』であり、『人気タレント』ではなく、

その証拠に、『信用』を見える化した際、見るも無残な結果を生むのだと。

 

 

とても、わかりやすい『ロジック』ですね。

 

 

しかし、

 

 

それでも大衆の中には『認知=正しい』という思い込みを持ったまま、

テレビに限らず、メディアで報じられる情報に翻弄されてしまう方も居ます。

 

 

先日も、思わず『二度見』してしまうような記事を読みました。

(*実際は、この記事を書く為、『5度見』しています。)

 

 

経済の分野でいくつも書籍を出版する有名著者が、

ある雑誌の読者との対談を書き起こされたものです。

 

 

官公庁が出しているデータか、独自調査か出典不明でしたが、

40代日本人世帯の全国平均として、世帯預貯金額は『約1000万円』なのだとか。

 

 

この数字に対して、

 

 

読者の方が、著者に『本当にここまで高いんですか??』と質問します。

(*この数字に対する私の解釈は、上記の方の意見と『真逆』です。)

 

 

自分自身も『節約』を頑張ってはいるそうなのですが、

なかなか『預貯金1000万円』には届かないのだ、と。

 

 

*繰り返しますが、40代で『預貯金1000万円』未達であれば、

 その後の人生で『破綻』する確率は100%に近いと考えます。

 

 

私が『驚愕』したのはここからで、

その質問を受けた有名著者からは、衝撃の言葉が発されたのです。

 

 

『確かに、1000万円は高いですよね』、と。

(*諄いですが、全く『高く』ありません。)

 

 

ただし、

 

 

『40代の方々は、同時に住宅ローン等の負債もあるので、

 その平均値も1000万円程度で、ネット・キャッシュ0で構わないんですよ。』

 

 

、、、、、、、、はい??

 

 

『私が解釈違いをしている』という希望的観測持って読み進めたのですが、

その後には、『貯金がゼロでもかまわないんです』という直球が投げ込まれ絶望。

 

 

要は、

 

 

あなたが『家』を買っていたら『預貯金ゼロ』でしょうがないし、

『家』を買ってなかったら、その分(頭金?)の『1000万円』あるよねという論。

 

 

『いや、んな訳ねーだろ!!』と、日本全国民が突っ込めますよね(笑)

 

 

『40代過ぎて、預貯金ゼロでも良いんです』という発言は、

『混沌』とした空気が立ち込める、『現代日本』においては、

相当な神経の図太さを持った『楽天家』しか信じられません。

 

 

最終的に、

 

 

『結局、数字のトリックなんです』という摩訶不思議な言葉で記事は結ばれ、

『フェルマーの最終定理』宜しく、『21世紀最大の謎』の地位を確立しました。

 

 

私が懸念するのは、

 

 

この記事を読んで『有名著者が言うから間違いない!』と、

『預貯金ゼロ』に安心感を得てしまう方々が出てくること。

 

 

『真実』は、決して違います。

 

 

ダメ、『預貯金ゼロ』。

 

 

ダメ、『フルローン住宅購入』。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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