日本年金機構が募集開始した『摩訶不思議』なエッセイ。

今日のテーマは、『日本年金機構が募集開始した摩訶不思議なエッセイ』です。

 

 

昨日、一昨日の公式ブログでは、

 

 

時代の変遷とともに消えゆく『チーズ』について、

具体的な事例を挙げながら、皆さんにご紹介させて頂きました。

 

 

『チーズ』

 

 

何か1つ、『これ!』という決まったものではなく、

それこそ、『過去の産物』のようなものは溢れ返っていますよね。

 

 

先日の記事中では、

 

 

『チーズ』の1つの事例として、

『終身雇用の崩壊』という事例を取り上げて、話を展開しました。

 

 

ただし、

 

 

それ以外にも『チーズ』は数多く存在していて、

その1つが、今日テーマにしようとしている『公的年金』についてです。

 

 

この辺り、皆さん『異論』は無いと思います。

 

 

こちらも、何度も取り上げていますが、

 

 

既に到来している『人生100年時代』に解決すべき課題として、先日、

金融庁から『高齢社会における資産形成・管理指針』なるものが発表されました。

 

 

この中で、

 

 

『現役期』『退職前後期』『高齢期』の3世代に分けて、

『具体的な解決策』という名の『努力目標』が示されています。

 

 

前提として、

 

 

『年金支給減少』と『退職金の減少』が有るのですが、

要は、『現役延長』と『極限的節約』で乗り切ろうという事が書かれています。

 

 

そして、

 

 

人生終盤の『高齢期』における解決方法としては、

お役所得意の『よく分からない表現』の羅列で混乱させて、

結局、『うやむや』にするという手法が用いられています。

 

 

『しょうがない』と言えばそれまでですが、

もう、『そういう時代(解決不能な事態)』になっているという事です。

 

 

それで、

 

 

決して、このタイミングを狙っていた訳ではないでしょうが、

日本年金機構から、国民に対して、エッセイを募集する期間に突入しました。

 

 

募集するエッセイテーマは、『私とねんきん』、、、、。

 

 

もしも、担当者が狙っているとしたら、かなり秀逸な『ボケ』ですね(笑)

 

 

恐らく、関西を中心に、相当数の『ツッコミ』が入っていると思われます。

 

 

『いやいや、思い入れなんて、全然ねーよ!!』、と。

 

 

もはや、

 

 

全く見ず知らずの、隣町に住む『田中さん』をテーマとして、

『エッセイ』を募集するレベルと、ほぼ同等のような印象を受けます。

 

 

これについて、

 

 

早速、エッセイ募集を知った方々の中では話題になっており、

ネット上を中心に、さまざまな意見(?)が飛び交っています。

 

 

日本年金機構としては、

 

 

『公的年金の大切さ、社会保障としての公的年金の意義など、

関連するエピソードを盛り込んだ内容であれば良い』としていますが、

そもそも、支給自体が危ぶまれる制度に、親近感も、何も有りません。

 

 

実際、

 

 

『10代から働いて、年金保険料を払ってますが、貰える歳には有りますか??

 

 

『年金支給は、70歳に引き上げるつもりですか?』

 

 

『人生100年時代なら、年金支給も100歳にすれば良いと思いました。』

 

 

『私の年金は??、というテーマでエッセイを書きたいです。』

 

 

等々、日本年金機構のエッセイ募集ツイートには、

これに対してリプライした、なかなか手厳しいコメントが溢れています。

 

 

また、

 

 

『損得勘定ではなく、貰えなくても、喜んで納めさせて頂く。

年金資金は自分で用意します、的なテーマで書けば大賞を取れますか??』等、

絶妙な『皮肉』を込めた、とても秀逸な意見を発信する方も。

 

 

皆さん、『年金』という名の『チーズ』が無くなること、理解されているんですね。

 

 

『何とかなるやろ??』と考えていても、残念ながら、何ともなりません。

 

 

日本には『赤信号、皆で渡れば怖くない』という素晴らしい標語がありますが、

現実世界で、本当にそれをやってしまったら、車に轢かれて死んでしまいます。

 

 

『年金』に関する問題も、それと全く同じことなのです。

 

 

『公的年金』、多くの方々が支給されないか、大幅減額を予想しますが、

では、皆さんは、きちんと『資産形成』して準備をしているでしょうか??

 

 

仮に、

 

 

『現実』を正しく認識していても、

自身が『具体的な行動』を取らなければ、自体は変化しないし、解決もしません。

 

 

恐らく、その事には気付いていると思います。

 

 

公式ブログ読者の皆さんが、『公的年金』の崩壊を予測・悲観するだけでなく、

その課題を解決する為に、『具体的アクション』を起こされる事を願っています。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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