『アベノミクス6年間の実績』は、果たして『真実』か??

今日のテーマは、『アベノミクス6年間の実績は、果たして真実か??』です。

 

 

いよいよ、本日は参院選投票当日ですね。

 

 

数日前の公式ブログにも書きましたが、本日朝より海外渡航の為、

私は、先日19日の金曜日に『期日前投票』を済ませて来ました。

 

 

選挙に対して、ここまで興味関心が高まるとは、

我ながら、良い年齢になって来たなと感じます(笑)

 

 

対して、

 

 

前回(2016年)参院選のデータを少しだけ振り返ると、

投票当日時点での有権者数『1億人超』に対して、投票率は『54.70%』程度。

 

 

確かに、

 

 

その前回時点より『2.4ポイント』の上昇は見られたようですが、

それでも、『5000万人近く』が投票権を放棄したという事実に驚愕します。

 

 

恐らく、

 

 

投票にすら行かず、人間的な『質』の良くない下位5000万人ほど、

『被害者意識』満載で、『社会が』『政治が』と世の中をディスって生きています。

 

 

にも関わらず、

 

 

根底では『それでも政府がどうにかしてくれる』と願っているでしょうから、

そこまで『他力本願』を極めることが出来たら、逆に『見事』と言えますね。

 

 

私自身、

 

 

ここまでの人生35年間、『他人』に責任転嫁して生きたことは無いですが、

だからこそ、自分自身も『悔い無し』という人生を生きられていると思います。

 

 

皆さん、

 

 

『被害者意識』『他力本願思考』を捨て去って、

自分自身の人生に『主導権』を取り戻して生きていきましょう。

 

 

その為にも、取り敢えず、先ずは『選挙に行こう!』という話です(笑)

 

 

それで、

 

 

今回の参院選では、各党ともまさに総力戦といえる死闘を繰り広げており、

時の与党(自民党)の宣伝広告も、各メディア媒体で何度も目にしました。

 

 

きっと、皆さんも、どこかで見られましたよね。

 

 

その中で『アベノミクス6年間の実績』として、

『第二次安倍政権』期間中の、経済指標の改善データが列挙されていました。

 

 

『若者の就職内定率:大卒97.6%、高卒98.2%(共に過去最高水準)』

 

 

『中小企業の倒産件数、28年ぶりの低水準に!』

 

 

『正社員有効求人倍率、史上初の1倍超え!』

 

 

『有効求人倍率、史上初47全都道府県で1倍超え!』

 

 

『家計の可処分所得、4年連続増加の302兆円超え!』

 

 

『生産農業所得、3年連続増加で19年ぶり高水準!』

 

 

『訪日外国人、旅行消費額、史上最高額の年間4.5兆円!』

 

 

『国民総所得、過去最高の573.4兆円(金融危機後の▲54兆円をカバー)』

 

 

最後に、

 

 

『(この6年間で)雇用は拡大しました』とし、

『国民の更なる所得向上を目指します』と結ばれています。

 

 

確かに、

 

 

ここで挙げられている『数字』は真実なのだと思いますし、

そのデータの列挙を眺めていたら、それ相応の効果はあったように感じてしまいます。

 

 

でも、

 

 

もしも、時の政府が言うように『雇用拡大・所得増大』しているのであれば、

今、日本全体を覆っているように感じる『閉塞感』は何なのでしょうか??

 

 

数ヶ月前話題になりましたが、

 

 

経団連・中西宏明会長がオフィシャルな会見の場で、

『終身雇用制度の維持・存続は、今後厳しい』という見方を発言しました。

 

 

また、

 

 

それに続いて、『日本』を代表する世界企業『トヨタ自動車』・豊田章男社長も、

『終身雇用は、企業サイドにとってインセンティブが無い。』と発言しています。

 

 

分かりやすく言えば、

 

 

『コスト』が安価で、『エネルギー』が溢れる若年層は雇用したいが、

『コスト』ばかり嵩み、『労働力』として機能しない中年以降は雇用したくないという事です。

 

 

世の中的には、

 

 

『それは酷い!』と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、

私たち経営者サイドからすれば、それは『偽らざる本音』と言えるものです。

 

 

少し余談になりますが、

 

 

その社員が『価値創出』してくれるなら、喜んで『給与』を支払いますが、

ただ単に『作業』として仕事をこなすのであれば、その価値を見出せない。

 

 

本来『収入(給与)』とは、

 

 

自身が社会に対して『価値提供』した分の『対価』として受け取るものですが、

『組織』が肥大化し、システムに組み込まれて『ネジ』として働いている方は、

その感覚が決定的に欠落しています。

 

 

こちらも昨今取り沙汰される、

 

 

AI(人工知能)技術の発展とともに、オートメーション化は進むでしょうが、

『価値創出』を伴わない労働に従事している方々は、今後、雇用を失うでしょう。

 

 

話を元に戻します。

 

 

時の政府が掲げる、改善された『数字』ももちろん捏造ではないでしょうが、

それはそれとして、社会の『一部』を抜粋した数字に過ぎないということ。

 

 

それよりも、

 

 

体感として感じる『肌感覚』の方が、より実体を示している場合があり、

『今後の人生、日本はより良くなっていく!』と感じる方は『少数派』と思います。

 

 

それは、

 

 

前述の『終身雇用の崩壊』という側面もそうですし、

こちらも先日話題になった『老後資金2000万円問題』も然りですよね。

 

 

ご存知の方もいらっしゃる通り、

 

 

現行の『年金システム』は『賦課方式』を採用しており、この性質上、

『(超)少子高齢化』が進展する日本では、そのシステム破綻は『必然』です。

 

 

それに対して、

 

 

『人生100年時代』と、国民の平均寿命は伸びる傾向にあるようですから、

一生涯で必要になってくる『お金』は、史上最高レベルに増大していきます。

 

 

確かに、

 

 

『アベノミクス6年間の実績』で掲げられる数字は『真実』なのでしょうが、

それは『一部』しか表しておらず、『全体像』とは乖離した印象を受けます。

 

 

より正しく表現するなら、

『真実』というよりは、『嘘は言っていない』という所でしょうか。

 

 

今回の参院選、私自身は『与党』に対して投票はしませんでした。

 

 

それよりも、

 

 

旧態依然のシステム・概念を壊して、

『改革』を推し進めてくれそうな、期待の持てる候補者に投票したのです。

 

 

ただ、これも決して『ベスト』な方法だとは思いません。

 

 

野球界のレジェンド・イチロー選手が、現役時代インタビューで答えていましたが、

『常に変化しなければならない。ただ、残酷なのは、ゴールが無いこと』と話していました。

 

 

これは、全ての物事に通じます。

 

 

『日本』という国家の政策についても、常に『変化』を求め続けますが、

『もう、これで善し!』というゴールは、未来永劫やってくる事はありません。

 

 

私たちに出来ることは、

 

 

『時代』の変遷を敏感にキャッチし、自ら『変化』を起こすため行動し、

常に、『より良くなろう!』と努力・向上し続けることだと考えます。

 

 

他人に『依存』する事なく、自ら『主導権』を持って生きていきましょう。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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