今日のテーマは、『政策金利の予測から見る、2020年宴の継続』です。
新年がスタートして、早くも『3日』が過ぎ去りましたね。
特に、
この時期は、テレビ等では『正月特番企画』などが組まれている為、
相当、強い意志を持って過ごしていないと、簡単に捕まってしまいます。
実際、
公式ブログ読者の皆さんの中にも、正月三が日に関しては、
『何もしていないのに、一瞬で過ぎ去ってしまった』と、
後悔と共に感じている方もいるのではないでしょうか??
このタイミングでは、
毎年、同様のことを書いている気もしますが、
『たかが3日間』と言えど、それを100回繰り返せば、今年一年が終わります。
昔の人が、
『一年の計は元旦にあり』とはよく言ったもので、元旦に限らず、
始動『3日間』を如何に計画的に過ごすことが出来るかどうかで、
『2020年』の充実度・達成度は、ほぼ決まっていると考えます。
冒頭から、頭を抱えさせてしまうような事を書いてしまいました(笑)
それでも、
『過ぎてしまった時間』は悔やんでも何にもなりませんので、
『今、この瞬間から、何が出来るか??』という建設的な思考で進みましょう。
昨日の公式ブログでは、
『2020年の幕開け、その市場動向を占ってみよう』と題して、
スタートしたばかりの『2020年』、世界の『市場動向』について話を展開しました。
1フレーズで要約すれば、
昨年(2019年)から、市場は『虚像』の上に成立しているが、
今年(2020年)についても、その『狂乱』は継続すると見ます。
昨日、『2000字超』で展開した話を、
僅か『1フレーズ』で要約するのも、悲しいものがありますが(笑)
繰り返しになりますが、
経済市場で『イカサマ』が行われ、理屈上の『破綻』を迎えても、
現実に、『実体経済』にそれが顕在化するまでには『タイム・ラグ』が有ります。
前回の『金融危機』では、
米国・不動産市場の『イカサマ』に対して、
その異常事態に、最初に気付いた人物が出てきたのが『2004年』。
その中の一人、
ヘッジファンド・マネージャー、ジョン・ポールソン氏曰く、
『その時点で、住宅市場は理論上破綻していた』にも関わらず、
同市場は逆行して、『過去最高値』を更新して上昇し続けます。
そして、
それから3年経過した『2007年』にようやく、
『ピーク』を打ったかと思うと、そこから急降下して『金融危機』を引き起こす。
正確には、
『サブプライム・ショック』を引き起こした主因は『デリバティブ』ですが、
起点となった『米国・不動産市場』は、早くから崩壊していた事になります。
自身で書いていても感じていますが、
現在の『世界市場』で起こっている事と、不気味な程『リンク』しますね。
話を戻します。
上記の流れから、
今年、2020年についても、昨年末からの『宴』は継続すると考えます。
それは、
先ほどご紹介したように、『経済の粘性』から来る要因の他に、
各国中央銀行が見込む、『政策金利』の短期予測からも読み取れます。
皆さん、主要国のそれを、きちんと把握していますか??
現在、
FF金利の誘導目標上限を『1.75%』に設定している米国ですが、
『利上げ・利下げ』含めて、2020年の変更は予定されておらず、
『1.75%』という上限値は、しばらく継続です。
また、
政策金利が『マイナス』に突入している日本・ユーロ圏の両市場についても、
想定を超える経済状況悪化がない限り、それぞれ『ー0.1%』『ー0.5%』を維持。
懸念があるのは、
現時点、政策金利を『0.75%』で設定している英国(イングランド銀行)で、
EU離脱に伴う『FTA(自由貿易協定)』を無事に締結できない場合については、
国内経済の基盤を支える為、更なる『金利深掘り』も検討されています。
将来の覇権国『中国』について、
現在、1年ものの貸出基準金利が『4.35%』で設定されていますが、
こちらも、大きなショック(経済危機)がない場合は、今年についても維持。
要は、
主要各国の中央銀行は、年内いっぱい『様子見』の形なのです。
通常、
現在のように、市場が『熱狂』に湧いている局面においては、
中央銀行は『政策金利』を引き上げて、その過熱感を調整します。
反対に、
市場が冷え込む局面については、『利下げ』により流動性を上げて、
『お金』の循環スピードを上げて、経済を下支えしようと試みます。
それで、
前述した『政策金利・維持』のスタンスから見て取れるのは、
『熱狂は、実体経済から乖離しているという認識』に加えて、
『かと言って、追加利下げもし兼ねる』という状況なのです。
つまり、他に策無しの、ネガティブ思考での『ステイ(金利維持)』。
当然、
各国中央銀行はじめ、金融の中枢にいる人間からすれば、
現在の『熱狂』が『虚像』であることは明らかですが、
それを人為的に終焉させる訳にはいかず、放置します。
そういった思惑も、しっかり理解しておいた方が良いですね。
2020年、この『熱狂』の流れに乗って、あなたは踊り続けますか??
私自身は、現在、非常に悩ましい日々を過ごしている事は確かです(笑)
一時の『上下動』に一喜一憂することなく、
『大局観』を持って、『資産形成』に取り組んで頂けたら幸いです。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
今月は、神戸・三ノ宮1月28日(火)、大阪・梅田1月29日(水)の日程で開催します。
——————————————————————–
■2020年1月28日(火)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin神戸・三ノ宮■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
■2020年1月29日(水)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin大阪・梅田■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
——————————————————————–
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、具体的に資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
——————————————————————–
****プライベートセッションご案内はこちらをクリック****
****『お金のセッション』ご予約はこちらをクリック****
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太