期待外れの『夜会』、不発に終わった『火曜日から夜更かし』。

今日のテーマは、『期待外れの夜会、不発に終わった火曜日から夜更かし』です。

 

 

『実体経済』への影響が、いよいよ本格化して来ましたね。

 

 

ここまで、

 

 

『コロナ騒動』を完全無視した活動を継続して来ましたが、

遂に、来週末からの『東京出張予定』が消滅してしまいました。

 

 

昨夜、

 

 

神戸・三ノ宮では、定期開催する主催交流会を予定通り実行しましたが、

『人気店』を会場に選んだにも関わらず、お客さんは私達を含めて2組。

 

 

更に、

 

 

私たち以外のもう1組も、早々に帰途につかれたので、

20時過ぎからは、私たちの『完全貸切営業』に転換しました。

 

 

活動拠点とする、

 

 

『大阪』では、そこまで実感していなかったですが、

昨夜の神戸・三ノ宮は、文字通り、本当に『人』の動き・流れも閑散。

 

 

『新型ウイルス』云々以前、

 

 

1つの情報の取り扱われ方により、

ここまで『人の行動』に影響が与えられる事に、衝撃を感じていました。

 

 

今月中頃には、

 

 

マスメディアも『新しい話題』に転換しなければ、視聴者も飽きてしまいますが、

実際にそれが起こり、視聴者がこの話題を忘れるまで、もう少し継続しそうです。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『日本経済は、世界からおいてけぼりにされるのか??』と題して、

日本時間『火曜日』に開催された、魅惑的な『夜会』についてご紹介しました。

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

結果をご存知の方もいるので、さらっと進めていきますが、

結論から言うと、全くの『期待外れ』のうちに終わってしまっています。

 

 

魅惑の夜会、

 

 

『G7:緊急電話会議』の事ですが、大目玉の決定事項としては、

米・政策金利である『FF金利』を、緊急にて『0.5%』引き下げる事。

 

 

この結果、

 

 

『FF(フェデラル・ファンド)金利』の誘導目標レンジは、

『1.00%-1.25%』にまで引き下げられる事になりました、

 

 

しかし、

 

 

『経済刺激策』としては『プラス』に働くはずのこの決定にも、

『世界市場』におけるレスポンスは、極めて『冷淡』に終わります。

 

 

実際、

 

 

前述の『利下げ』発表直後、一瞬だけ買われる傾向にあった『米国市場』も、

その後は、取引時間帯全体を通してジリジリ『下落』し続けて、取引を終了。

 

 

一昨日、

 

 

1営業日上がり幅が『過去最高値』を更新した『NYダウ工業株30種平均』も、

昨日(3月3日)は、『前日比:▲785.91ドル安』という大幅下落を記録。

 

 

最近、

 

 

変動幅が大きくて、この辺りの『感覚』も麻痺していますが、

皮肉なことに、一昨日の『上昇幅』を、ほぼ吐き出してしまいました。

 

 

何故、

 

 

このような『市場動向』になってしまったのかと言うと、

一昨日の『上昇』が、既に『利下げ』を考慮に入れたものとなっており、

昨夜開催された『夜会』に、それ以上の『目新しさ』が欠如してたから。

 

 

例えるなら、

 

 

『幹事』の女の子が『可愛い!』と聞いていた合コンで、会場に行ってみると、

その『幹事』が最も可愛く、友人たちは『並』レベルだった、などでしょうか。

 

 

『令和2年』を迎える現代社会では、

何かしらの『ハラスメント』として、

バッシングを受けそうな『例え』です(笑)

 

 

話を戻すと、

 

 

昨日の『夜会』には、既に、市場に織り込まれた『情報』しか無く、

良い意味で、市場参加者の『期待』を裏切る『新情報』は盛り込まれませんでした。

 

 

『株式市場』の他にも、

 

 

『10年もの米国債』については、史上初、

その利回りが『年率1%』を切るエポック・ポイントを迎え、

市場参加者の『落胆ぶり』を、明確に表していると言えます。

 

 

また、

 

 

米国・某投資運用会社のCIO(最高投資責任者)を務める人物は、

この状況は『通過点に過ぎない』と、『悲観的見解』を強めます。

 

 

この人物は、

 

 

『米国株式市場』は、現在の株価から更に『15%』程度下落が見込まれ、

『1%』の基準値を割り込む『米国債(10年もの)』については、

今後、『0.25%』まで下落する可能性を秘めている、とも話しています。

 

 

更に、

 

 

『米国債(30年もの)』については、勿論、こちらも史上初、

その利回りが『年率1%』に到達することは『避けられない』、とも。

 

 

個人的に、

 

 

久しぶりに再注目して観戦していた『魅惑の夜会』ですが、

昨日ばかりは、完全に『肩透かし』のうちに終わってしまいました。

 

 

受動的発言をするなら、

 

 

各国首脳が、私達『一般市民』の予想を超えるオファーを出さない限り、

株式、債券市場に対する『群衆心理』は、変わらないと想像しています。

 

 

何れにせよ、

 

 

この『ネガティブ』な状況から回復するためには、

ある程度、『時間』というものの存在が必要かも知れません。

 

 

不発に終わった『夜会』に落胆し過ぎることなく、

事態収束まで、淡々と、うやるべき事をして過ごしていきましょう。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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【クライアント】
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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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