今日のテーマは、『ブルーオーシャンは、本当にあるのか??』です(^_^)★
*この記事は2015年11月に掲載したものを、
2017年5月に加筆・修正、再掲載したものです。
『ブルー・オーシャン戦略』
もう、10年以上も前に出てきた概念です。
未だに、書店にも、この手の本が数多く並んでいます。
競合犇めく状況が『レッドオーシャン』なら、
まだ未開の海を探し求めて『ブルーオーシャン』で勝負する。
そうすれば、あなたのビジネスも上手くいく、と。
どうでしょうか??
皆さん、この考えに共感されますか??
私自身、この概念を初めて知ったとき、
『ブルーオーシャン戦略、凄いな』と思いました。
でも、
これは、実際に自分で『ビジネス』をしてみたら、
『机上の空論』だということがわかります。
『ブルーオーシャンは、あるのか??』
この質問をされたら、私は、『あると思います。』と答えます。
でも、
『すぐ、レッドオーシャンに変わりますが。』と、続けます。
少し考えてみたらわかりますが、
世の中を見渡してみたら、そんな事例で溢れかえってますよね。
その最たる例は、『コンビニ業界』です。
皆さんもご存知の通り、数年前に、
あるコンビニで『ロールケーキ』が爆発的にヒットしました。
『コンビニ・スイーツ』は、それまでもありました。
でも、
『所詮はコンビニレベル』という位置付けでしかなかった。
もしもまだ時間が早くて、
コンビニ横に『街のケーキ屋さん』があったらそちらに行くし、
コンビニは、『街のケーキ屋さん』が閉まってしまった後の、
あくまで『代替の選択肢』でしかなかったと思います。
この『ロールケーキ』の開発・発売は、
その概念を、根本から覆しました。
まさに、『ブルーオーシャン』を開拓したのです。
しかし、
その後は競合他社のコンビニも、
『類似品』のロールケーキを開発して模倣したのは、皆さんもご存知の通り。
本当に、直ぐに『レッドオーシャン』に変わりました。
また、別のコンビニが開発した、
店頭での『煎れたてコーヒーサービス』もそうです。
直後に同じ業界全体に拡がりを見せ、
サイドメニューの『ドーナツ』も含めて、直ぐにスタンダードになりました。
それらの物・サービスが出た瞬間は、
確かに、そこは『ブルーオーシャン』でした。
でも、
『変化』のスピードが早い現代、
すぐに模倣されて『レッドオーシャン』になります。
つまり、
『ブルーオーシャン』を見つけ出し、
そこでずっと勝負したら勝てるという戦略は、今はもう通じないということです。
いや、今までもこの戦略は普遍ではなかった。
でも、
これまで以上に、『一人勝ちの期間』が短くなっています。
じゃあ、これからは何が大切か??
私は、次の2つやと考えてます。
①常に、『ブルーオーシャン』を見抜く能力。
それでも頑なに『ブルーオーシャン戦略』を貫くなら、
それを見つけ出すスピードを極限まで上げる必要があります。
1つ1つの『一人勝ちの期間』は恐ろしく短い。
今は、『半年』は確実に無い世界です。
それならば、常に生み続けていくしかない。
もし、あなたが『ブルーオーシャン戦略』を敷くなら、
それを見出だす能力が天才的である必要があります。
②『レッドオーシャン』の中で、『ブルーオーシャン』な存在になる。
私自身は、これです。
『お金』『ビジネス』の話をする人間は、世間にはゴマンといます。
そして、それらは一概に『良い』『悪い』はありません。
ただ、『お客さんがどこから情報を得たいか?』という話です。
私自身は、自分の提供するサービスに自信を持ってやってますが、
選んでもらうのは『お客さんの好み』の問題です。
だからこそ、徹底的に『差別化』する必要がある。
世間一般に言われてることや、
教科書通りのこと言っていても全く意味が無い。
やってることは『真逆』です。
自分の中の独自の考えを磨き上げて、
『個性』をどんどん出していく必要がある。
他の事例で言えば、
日本に無数にある『テーマパーク』から、
『USJに行きたい!』『TDLに行きたい!』と思ってもらうことです。
これらは、『レッドオーシャン』で戦いながら、
『ブルーオーシャン』な存在になってます。
無数にある選択肢の中で、『代替不可能』な存在になる★
こうすることで、
『現代版ブルーオーシャン戦略』がとれます(^_^)
『ブルーオーシャンで戦ったら、勝てる。』
この考え方は、早く捨てることをおすすめします。
そんなに、甘くない。
最後に、実はもう1つ闘い方があります。
『レッドオーシャン』で戦いながら、
競合も全てねじ伏せるほど圧倒的な実力差で、勝つ(笑)
これも、立派なもう1つの戦略です。
この戦略が取れる人は素直に凄いと思いますし、
もし可能であるならこの選択肢も『アリ』かも知れません(^_^)
恐ろしく『エネルギー』が要りそうなので、
私はやめておきますが(笑)
今日の話も、あなたの『ビジネス』の参考にして頂けたら幸いです。
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