今日のテーマは、『ようやく、テレビCM=怪しいと見抜かれる時代が到来しつつある』です。
タイトルについて、どのように感じられるでしょうか。
あなたは、頻繁にテレビCMを流して宣伝する企業を、
『何か怪しい』と見抜くことが出来るでしょうか??
少し前の日本では、このあたりの感覚は『正反対』で、
頻繁に宣伝し、国民認知が高いものが『善』とされた。
しかし、
昨今、SNS等、独立した発信媒体が増えたこともあり、
進行され続けてきた洗脳が、遂に解かれつつあります。
ようやく、【世界標準】の思考回路が獲得されました。
特に、
金融業界において、海外諸国ではその考え方が顕著で、
『本物』ほど、大規模な宣伝広告などはしていません。
何故なら、
仮に、企業が巨額な『宣伝広告費』を計上するとして、
このコストの負担者は、一般消費者に他ならないから。
金融商品(投資信託・保険等)などは直接的に影響し、
コスト増加は、そのまま投資家利益の損失を意味する。
この辺り、
一般消費者も『常識』として見抜く為、海外諸国では、
『本物=CMを乱発しない』の公式が成り立つのです。
先日、
某法律事務所が破産手続きをスタートしたことに対し、
顧客17名が損害賠償裁判を起こす報道がありました。
より正確には、
訴えられたのは、『弁護士事務所』の本体ではなくて、
実質的に運営していたとみられる広告会社だそうです。
報道では、
某弁護士事務所は、債務整理や過払請求を主戦場とし、
顧客に返済されるべき回収金を不正流用したとのこと。
そもそも、
黒幕として、裏で金融機関関係者が運営を牛耳っており、
表向きの回収資金は、還流していたというから驚きです。
一旦、カタギの世界で支払われた『回収されたお金』は、
裏では、そのまま出処となる企業に戻っていたのですね。
なかなか、極悪非道なビジネスモデルを考えるものです。
ただ、
前述した某弁護士事務所に限らず、債務整理、過払請求、
果てにはB型肝炎訴訟まで、怪しげなCMが横行しますね。
そもそも、
東京発、全国ネットのCM放映枠を購入しようとしたら、
時間帯にもよりますが、1本数十万円が相場のようです。
当然、複数局で放映するとなれば、倍々でコストは嵩む。
更に、
これらの事務所は、なぜか大都市・都心に位置しており、
フリーダイヤルの相談窓口も常設しているのが標準です。
更に更に、
その後のビジネスに、繋がる・繋がらないに関わらず、
事務所に来訪する相談者には、交通費支給する高待遇。
果たして、そのコストはどこから回収されるのか??
明らかに、正常な感覚を完全喪失したビジネスです。
『弁護士』と言えば、言わずと知れた士業界の最高峰、
にも関わらず、この没落ぶりは目を覆いたくなります。
あなたは、『知っている=善』でないと見抜けますか。
目の前に映るものを、『表面的』に捉えるのではなく、
奥にあるもの、背景を見抜く能力が求められています。
『認知率の高さ』に、ダマされないようにしましょう。
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現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太