『出口戦略』
『投資』の世界では最重要事項です★
①いつ、市場に入って、
②自分の中でどういう計算が成り立ち、
③どの基準値で売り抜けるのか。
④ゲームオーバーの基準も明確に。
これを考えることなく、
単に『上がったらいいな~』で市場に入るのは、
ただの『丁半博打』以外の何物でもない。
『パチンコ』『競輪』『競馬』と同じです。
上の項目の中で、特に大切なのは『③』です。
手にしてしまったものを、いかに手放すか。
『手に入れる』のは簡単。感情のままに動けばいいから。
でも、『手放す』ことは本当に難しい!
僕は、こういう理由で、
『物:モノ』を手に入れる時に細心の注意を払います。
『物:モノ』
『金融資産』と比べて流動性が低く、
手放す際の『出口戦略』がとても大切です。
いくつか用事が重なって、
この土日、弾丸で実家に帰ってました。
実家には、僕の18歳までの軌跡が残されてますが、
ボストンバッグとプラスチックケース1個ずつ。
これで、井上耕太の18年間は完了(笑)
高校の野球部の時の道具と、
子供の頃から特別思い入れのある品々だけ。
この2つは、僕が将来亡くなったときに、
棺に入れて一緒に燃やしてほしい『物』です。
それ以外は、要らない。
田舎の人ほど、多くの『物』を持ってます。
それは、『家』が一般的に大きいから。
あと、昔のままの『所有』という概念が、
未だに田舎では根強く残ってるからです。
実家から数百メートル行くと、
とても住み良いエリアが広がります。
コンビニもイオンもファストフード店も、
ホームセンターも本屋も携帯ショップも生活圏内にある。
もしかしたら、今の大阪の家より便利かも。
で、僕が子供の20年ほど前は、田んぼしかなかったのに、
今はそのエリアはバンバン住宅で埋められてます。
『月4~5万、賃貸の費用で家が買える!』
看板には、魅惑的な文字が踊ります。
このキャッチフレーズ、
『みんな、アホほど簡単に買うんやろなぁ』と(笑)
案の定、近付いてみると『完売御礼』です(笑)
『月4~5万、俺らでも家買えるやん!』
これで買ったとしても、
10年も経てば子供たちは出ていきます。
残されるのは、
『夫婦2人で暮らすには広すぎる空間』と、
『夢に懸けた住宅ローン残高』です。
『子供に住ませるわ!』と言っても、
今の日本の住宅は、2代に渡って住めるようにはなってません。
1代目終わる頃には、相当ガタきてる。
『出口戦略、どうするやろなぁ??』
と思って見てます。
『物:モノ』
その時の感情の赴くままに手に入れると、
あとで大変なことになってしまいます。
皆さん、『手に入れる』時は気を付けて!
実は、この話は続きがあります★
それは、明日書くことにします(^_^)