今日のテーマは、『果たして、円買いの原資は無限に存在しているのか??』です。
一昨日の取引終了間際、ちょっとした動きがありました。
『151円台半ば』で推移していたドル円の為替相場が、
突如『150円』を割り込み、円高方向へと急進します。
恐らく、
政府は、オフィシャルにコメントしてないと思いますが、
このタイミングで、『介入』が入ったことは間違いない。
今回の場合、
一時的に『144円台』まで回復したことを考慮すると、
前回(9月22日)と比較して規模の大きなものでした。
その後、
『147円台』まで押し戻されて取引終了していますが、
一定レベルの成果は果たしていると評価されるでしょう。
その前日、
10月20日には、神田財務官はメディア取材に対して、
『円買い介入の原資は、無限にある』旨を述べています。
私見では、
今回の介入は、この神田真人財務官の言葉も受ける形で、
それを証明する意味合いも含まれていたように感じます。
果たして、これはフェイクか?? それとも真実か??
以前から述べる通り、
日本政府が、市場で『円買い』を実行するための原資は、
『表』に明らかになっているお金として限られています。
そもそも、
私たち国民に知らされていない『裏のお金:埋蔵金』が、
本当に存在しているのかどうかも、非常に疑わしいもの。
メディア取材で、
鈴木財務相は、投機筋による『円売り』を牽制しますが、
この発言については、少し的外れな印象を受けますよね。
何故なら、
直近進行の円安は、日米間の政策金利差が拡大した事と、
企業が、事業上の決済必要性からドル調達しているもの。
要は、
以前『ミセスワタナベ』が市場を席巻した状況と異なり、
市場全体の流れとして、構造的に発生しているものです。
恐らく、
週明け、明日から取引が開始されたら、再びじりじりと、
『円安方向』へと押し戻され始めることが予想されます。
その対応如何により、発言の真偽も、明らかになります。
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