今日のテーマは、『投資の神様・バフェットが提唱する、恐怖相場は友という金言』です。
久しぶりに、投資の神様・バフェットの話を紹介します。
説明するまでもなく、現代を代表する投資のレジェンド。
92歳を迎える今尚、
米・投資会社バークシャー・ハサウェイ社CEOに君臨し、
毎年この時期『株主への手紙』を書くことでも知られる。
今年はその中で、
金融市場に動揺が走った2022年、大衆心理に逆行し、
前回金融危機以来の巨額投資を実行したと公表しました。
ここで、
『前回金融危機』として表現しているのは、2008年、
サブプライム・ショックが弾けた時の事を指しています。
奇しくも、
米国市場の株式指標が軒並み20%超の大幅下落した年、
同社は、次々と大型案件の新規出資に成功していました。
そもそも、
一昨年まで続いた上昇相場はバフェット氏の悩みの種で、
手元キャッシュを15兆円ほど積上げていましたからね。
神様と言えど、
『現金』をそのまま保有して、増やすことは出来ない為、
行き場を失った巨額資金は、解消すべき優先課題でした。
それにしても、100歳を目前にしての精力的な活動は、
『投資の神様:バフェット』の健在ぶりを伺わますよね。
元々、
手腕もさる事ながら、株式投資について、洞察に富んだ、
ユニークな『金言』を残すことでも知られるバフェット。
例えば、
『セックスしたいのに無人島にいる気分』という言葉は、
上昇相場で市場全体が熱狂している局面を表しています。
簡単に解説すると、
バフェット氏自身は、新たな投資行動を起こしたいのに、
『上昇相場では、株価が割高なため入れない』という事。
反対に、
昨年のように下落する局面では『恐怖相場は友』として、
嬉々として、次々に巨額案件の新規出資を纏めてしまう。
完全に、一般大衆の感性(行動心理)と逆行しています。
また、
『高値でも安値でも、時折ばかな価格で取引される』は、
投資の神様の『本音』が漏れ聞こえてしまったものです。
2021年11月、
直近、数年間で見るところの相場は『ピーク』を付けて、
2月27日現在、1年を超える『低迷期』を継続中です。
中長期的な将来を見据えて、この状況を喜べるかどうか。
その感性も『資産形成』を成功に導く鍵と言えそうです。
——————————————————————–
2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
——————————————————————–
井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太